• ベストアンサー

TLCについて

TLCをPaulyで分析したのですが、 化合物をラクタム化したら、色がラクタム化する前と微妙に変わりました。 色の違いは何種類とか決まっているのでしょうか? また、標品も同時にスポットしたのですが これから何が分かるのでしょうか? ヒスチジンとαケトグルタル酸をスポットしたのですが、オパイン化合物と何か同じRf値の結果がでるのでしょうか? どうかよろしくお願いしますm(__)m

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#62864
noname#62864
回答No.2

追加の回答をいたします。 小生が普段扱っておりますものと、あまりにも違いますので、流儀の違いがあるかもしれないということをあらかじめご了承下さい。それと、Pauly試薬、その他、そちらで取り扱っておられる物質に関しては、当方は素人同然で、かえって混乱させてしまってもいけませんので、TLCによる同定についてのみ、追加致します。 我々の分野では、TLCのRf値は目安程度にしか考えません。つまり、RF値を計算するよりも、1枚のTLCプレート状に、並べてスポットして比較します。すなわち、試料と標品を同一プレート上で展開します。 それでも判別が付かない場合には、重ね打ちをします。すなわち、(試料)、(試料+標品)、(標品)の3個のスポットを付けて展開するわけです。中央のスポットが単一になるかどうかを見るわけです。単一になれば、同一である可能性があることになります。単一にならなければ、別の物質ということになります。したがって、Rf値の誤差を議論することはありません。 Pauly試薬に関してですが、Pauly reagentで検索すると、いくつか英語の文献がヒットしますので一例を挙げておきます。 どうやら、反応としては、ジアゾカップリングを行っているようですので、比較的反応性の高い芳香族化合物(フェノールなど)が検出されることになると思います。 少しでも、参考になれば幸いです。

参考URL:
http://aem.asm.org/cgi/content/full/66/11/4877
nini22
質問者

お礼

ありがとうございました。おかげで参考になり大変感謝しております!

その他の回答 (1)

noname#62864
noname#62864
回答No.1

質問の意味がわからないところが多々あるのですが、わかる所だけ回答します。 >化合物をラクタム化したら、色がラクタム化する前と微妙に変わりました。 *一般に化学反応が進んだときに色が変わることは良くあります。その原因が何であるかわからないことも良くあります。本件も、何かわからない、微量の副生成物によるのだと思います。いい加減なようですが、通常はそれを無視しても何の支障もありません。 >また、標品も同時にスポットしたのですが・・ *比較同定のためです。展開後、スポットが標品と同じ所に移動していれば、同じ化合物である可能性があります。 >同じRf値の結果が・・・ *Rf値が異なっていれば別の化合物であり、Rf値が同じであれば同一の化合物である「可能性」があります。ただし、同一である「証拠」としては不十分です。なお、展開の際の条件の違いによってRf値は異なってきますので、その精度にも注意が必要です。 TLC分析の目的、意味、限界を理解して下さい。そうすれば、ご質問の答えも明らかになってくるはずです。

nini22
質問者

補足

回答ありがとうございます。 質問が分かりにくくて申し訳ありませんでした。 標品は、比較同定以外にも流したりするのでしょうか。ただ、実験操作がうまくいってるかとかの理由で。今回流したオパインと、ヒスチジンとかとを比較しようがない気がしたので。 また、Rf値についてですが、 どれくらいの誤差までだと、同一である化合物の可能性になるのでしょうか? Pauly試薬にて、発色させる場合、 どういう化合物が茶色や黄色になるとか分かるのでしょうか?Pauly試薬については中々探しても見つかりません・・・

関連するQ&A

  • TLCで。

    先日TLCの実験を行いました。サリチル酸とアスピリンの標品をTLC(アルミシートシリカゲル、展開溶媒ベンゼン:酢酸=95:5)で展開したところ、アスピリンの方がサリチル酸よりもRf値が大きくなりました。 前に似た質問があったのですが、 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=884011 ↑では、サリチル酸のほうがアスピリンよりもRf値が大きくなったと書いてありました。同じ条件だと思うのですが、違うのはなぜでしょうか? 教えてください。

  • TLC分析の展開結果について

    化学実験でTLC分析を行ったのですが、その展開結果について疑問点があったので質問します。 (1)再結晶前のアセチルサリチル酸 (2)再結晶後のアセチルサリチル酸 (3)標品のアセチルサリチル酸 (4)3つを重ね合わせたもの の4つをスポットしてヘキサン:酢酸エチル=1:1の混合溶媒を用いて展開し、(1)(2)(4)ではスポットが2か所得られたのですが、どうしてスポットが2か所出てきたのでしょうか?

  • キノンのTLCについて質問

    キノンのTLCについて質問(というより確認)させてください。 細菌のキノンを同定する実験でTLCを行っています。実験自体はうまく行っているの良いのですが気になることがあります。 実験では、TLCで展開後にUVをTLCプレートに当てて、『標品とのRfの一致』と『暗紫色に見える性質』でキノンのスポットを見つけるわけですが、この『暗紫色に見える性質』は要するにキノン(のC=C二重結合)がUVを吸収するからそう見えるのであって、暗紫色に発光しているわけではないですよね?  多分合っていると思うのですが一抹の不安がよぎりますのでご教示ください。

  • TLCのスポットの結果について

    生薬の鑑定で未知検体の確認試験をしました。 外様の形態、色、匂い、味、はあきらかにショウキョウ(生姜)だったのですが、日局のTLCで確認した所、スポットが現われませんでした。(うっすらとは出たのですが、ほとんど消えてしまい確認できません。。) TLC挙げた後に噴射する試薬を最初間違えたため、TLCの段階で失敗していることはわかっているのですが、もし上手くTLCのスポットが現われたのならば、どのような色調でRf値がどのくらいになるのか知りたいです。 ショウキョウに限らず生薬のTLCのスポットを公開している本、あるいはHPをご存知の方、教えてください。 お願いします。

  • TLCとカラムクロマトの矛盾

    TLCとカラムクロマトの矛盾 カフェイン抽出の実験で、困ったことが起きました・・・ シリカゲルのカラムクロマトで10画分に分けたのですが、TLCでそれぞれ標品カフェインと比較したところ、カフェインが7番目画分、ある不純物が9番目画分に出てきました。 私は、「シリカゲルは極性が高いので、遅く出てきた9番目の不純物の方がカフェインよりも極性が高い」と考えました。しかし、TLCでは9番目の方がRf値が大きかったのです。つまりカフェインよりも極性が低いという結果が出たのです。 この矛盾について、何か別の要因があるとしたら何が考えられるでしょうか? 分子の大きさ?何かの相互作用?よく分かりません・・・ もし分かる方がいたら知恵を貸してください!お願いします><

  • TLC分析での極性によるRf値の変化

    TLCでの分析では、官能基の極性によってスポットの移動距離が変わるみたいですが、どの官能基の極性が強いとかがよくわかりません。 フェノール、安息香酸、アセトフェノン、ベンジルアルコールをRf値の大きい順に並べると、どのようになるのでしょうか? また、極性の強さの考え方もよかったらおねがいします。

  • tlcによる薬剤含有成分の推定

    TLCでルルの含有成分を分析しました。標品にアセトアミノフェンを用いて行い、Rf値もほぼ等しい値が出たので「ルルはアセトアミノフェンを含んでいる」と推測できたのですがルルにはアセトアミノフェンのほかにも多くの成分を含有していますよね?なぜ他の成分はスポットが現れなかったのでしょうか。 展開溶媒(塩化メチレン:酢酸=20:1、酢酸エチル:ジクロロエタン=15:2、酢酸エチル:メタノール=10:1の三種)で行い、スポットの確認には波長254nmの紫外線を用いています。 下記URLにルルの含有成分があります。 http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_lulu/product/lulu-a-gold-s.html

  • TLCの確認方法の問題

    以下の問題を教えてください. アミノ安息香酸エチル,dl-カンフル,メントールおよびサリチル酸の4種類の化合物をTLCで確認するとき,アミノ安息香酸エチルとサリチル酸のみのスポットをTLCで確認したい.確認方法は何がいいか.

  • (2)市販薬中の鎮痛剤成分の分析

    (2)市販薬中の鎮痛剤成分の分析 [目的]市販の鎮痛剤の有効成分として一般的なものに、アスピリン(アセチルサリチル酸)・アセトアミノフェノン(4-アセトアミドフェノール)・イブプロフェン(2-(4-イソブチルフェニル)プロピオン酸)がある。また鎮痛剤の鎮静効果を消すためにカフェインが添加されていることもある。ここでは3種類の市販薬のTLCで分析する。 [方法と結果](A,B,Cはバファリン,タイレノール,イブAのうちのどれかであった)  3種類の市販薬(A,B,C)の錠剤をそれぞれ別の乳鉢の中に入れ、乳棒で細かくすりつぶし粉状にした。次にA,B,Cを別々のサンプル瓶に、それぞれスパチュラ3杯ずつとり、エタノールを2滴加えた。(4人で1セットのサンプル瓶を共用した。)最後に、アスピリン,アセトアミノフェン,イブプロフェン,カフェインの標品のTLCとA,B,CのTLCを比べるために展開溶媒である酢酸エチル:酢酸=95:5をそれぞれ50mlのサンプル瓶に5mm入れ蓋をした。次にTLCプレートに下から1cm鉛筆で印をつけた。アスピリン,アセトアミノフェン,イブプロフェン,カフェインの標品とA,B,CをキャピラリーでTLCプレートにスポットした。ピンセットでTLCプレートをサンプル瓶に入れ、すぐに蓋をした。上から5mmくらいまで展開されたら取り出して溶媒フロントに印をつけた。UVランプ(254nm)でTLCを検出した。 〈試薬A〉アスピリン:Rf値検出されず      試薬A:Rf値0.7714      アセトアミノフェン:Rf値0.6286       イブプロフェン:Rf値検出されず      カフェイン:Rf値0.5143  <試薬B>アスピリン:Rf値0.8857      試薬B:Rf値0.6286      アセトアミノフェン:Rf値0.7143      イブプロフェン:Rf値検出されず      カフェイン:Rf値0.1429  <試薬C>アスピリン:Rf値0.8571      試薬C:Rf値0.2      アセトアミノフェン:Rf値0.0857      イブプロフェン:Rf値検出されず      カフェイン0.2286 なぜ全てのTLCにイブプロフェンは検出されなかったのでしょうか? また試薬Aでのアスピリンは検出されなかったのですが、これは濃度がひくかったからですか?それとも極性に理由があるのですか?教えてください(@_@;)

  • 薄層クロマトグラフィー(TLC)

    TLCを用いて、色素化合物(azobenzene,methyl yellow(dimethylaminoazobenzene),indophenol,sudanI(α-phenylazo-β-naphthol),sudanII(1-(2,4-xylidylazo)-2-naphthol))の分離とアミノ酸(Ala,Lys,Trp,Ser,Val)の分離を行いました。 また、5種のアミノ酸のうちから任意に2種を混合して未知試料としました。 (1)TLCの実験の際、展開するために溶媒を入れた容器を、あらかじめ揮発した溶媒の蒸気(?)で満たしておくようにと言われたのですが、これはなぜですか?? (2)色素化合物について、それぞれに色が付いていますが、この色の違いは構造式の違いともなにか関係するところがあるのでしょうか?? (3)色素化合物の方の展開をした時に、スポットした点が上がる時尾を引いてあがるものと、点がそのまま上がっていくものとがあったのですが、尾を引いてあがったものはただ単にスポットする物質が多かったせいなのでしょうか?? (4)アミノ酸の検出の際、ニンヒドリンを噴霧して加熱したのですが、"加熱"でなければいけない理由はなんですか?? また、そのまま放置したらニンヒドリンの発色が消えてしまったんですが、これはなぜですか?? (5)未知試料を同定する際に5点打ちをしたのですが、スポットの順序を「Ala,Lys,Ala/?,Lys/?,?」ではなくて「Ala,Ala/?,Lys,Lys/?,?」の順に打つように言われました。この理由って、ただ見やすくするためだけなのですか??他にもあったら、教えてください。 (6)未知試料の同定の際、「Ala,Lys,Ala/?,Lys/?,?」の5点打ちと「Trp,Val,Trp/?,Val/?,?」の5点打ちをそれぞれ違う溶媒で展開して同定してしまいました。おそらく同じ溶媒で展開した方がよかったのですが、その理由は同一条件下で行った方が良いからだけなのでしょうか??なにか他にも理由がありますか?? 一度にたくさんの質問を書いてしまってすみません。 分かる範囲で良いので、お答え頂けると嬉しいです。