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TLC分析での極性によるRf値の変化
TLCでの分析では、官能基の極性によってスポットの移動距離が変わるみたいですが、どの官能基の極性が強いとかがよくわかりません。 フェノール、安息香酸、アセトフェノン、ベンジルアルコールをRf値の大きい順に並べると、どのようになるのでしょうか? また、極性の強さの考え方もよかったらおねがいします。
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> フェノール、安息香酸、アセトフェノン、ベンジル > アルコールをRf値の大きい順に並べると、 推測です。 安息香酸(Ph-COOH)> フェノール(Ph-OH)> ベンジルアルコール(Ph-CH2-OH)> アセトフェノン(Ph-CO-CH3) 考え方としては,カルボン酸(-COOH)にはイオン化した状態(-COO(-) + H(+))との平衡がありますので,極性は高いです。同じ理由から,酸性のフェノールが続きます。次は難しいところですが,水素結合の供与体・受容体のどちらにもなれるベンジルアルコールの方が極性が高いと考えられます。 > また、極性の強さの考え方もよかったらおねがいします。 これは以前に回答した事がありますので,トップページで「極性」等で検索してみて下さい。
お礼
回答ありがとうございました。 平衡などを考えていけばいいんですね。 あとで他の質問の回答も見ようと思います。
補足
もう一度考えてみたのですが、安息香酸がこの中で1番極性が強いのであれば、Rf値は小さくなると思うのですが。 逆の順番と考えていいでしょうか??