古いNEC PC98のCRTの質問

質問

古い　NEC　PC9801RAがあります。モニターは１４インチのCRTですが映像画面の上下が広く空いています。これは調節できないのでしょうか。
現在のようにモニターに画面調節のボタン等はありませんし。
何分古い話で恐縮です。ご存じの識者が居られましたらよろしくお願いします。

回答No.1

sinobu_wednesday · ベストアンサー

昔のディスプレイの場合、前面ブラウン管の下にあるカバーの中に調整用のつまみがあるか、背面部に調整用のつまみがあるかどちらかの場合が多いです。つまみは画面の縦・横を調整するつまみ、およびコントラスト・輝度を調整するつまみの合計4つが多かったですが、詳細はディスプレイのモデルによって異なりますので、とりあえず探してみてください。

なお、PC-9801は今の主流の解像度（640×480、800×600、1024×768など）の横：縦＝4:3の比率ではなく、640×400という16:10という比率でした。よって、一画素を正方形とする（ほとんどのアプリケーションではそれを前提に画面が作られている筈です）の場合、今のPCの画面よりも横長になるように調整するのが正しいです。
よって、あまりに上下が空いている（画面が上下に潰れている）場合は調整するのが良いですが、調整しすぎて画素が縦長になりすぎてしまうと却って画面がおかしく見えると思いますので、注意してください。

お礼

有り難うございました。

回答No.3

miitankoko

回答にはなりませんがすいません。
RAということは当然DOSでお使いだと思います。当時のCRTはPC-98専用に作られていて画面も640*400固定です。
よって調整の必要がほとんどなく輝度調整くらいのものしかついていないものがあったと思います。
　広く空くの程度はわかりませんが、ある程度なら仕方ない、あまりにも広いのならCRTの故障（内部調整が必要なもの）ということになってしまうと思います。

お礼

３人の識者の方に教えていただき良く分かりました。
この場を借りて厚くお礼申し上げます。

お礼の点数ですが回答受信順にさせていただきますのでご了承よろしくお願いします。

回答No.2

noname#39234

PC-9801等の画面は、基本的には
640x400の解像度を持っています。

それに対して、ほとんどのPC用CRTは
640x480や1024x768等の4:3の縦横比です。

そのため、640x400の画面を表示するには
必然的に上下に余りが出ます。

もし、これを上下に引きのばせば
ドット１つひとつの形が正方形ではなく
縦長になり、画像等は見苦しくなります。

80年代には、そういう画面調整をやった愚者が、重ねて
「PC-9801のはドットが1:1じゃないからダメだ」
という妄言を吐く例もありました(苦笑)

で、ここでふと思い出したのが
30行計画と呼ばれた一連のハッキングブームです。

PC-9801(Vm以降対応だったと思う)に追加機器無しに
テキストVRAMの余りを使い、あるいは
ニ画面あるグラフィックVRAMの裏面を連結して
PC-9801の画面で限定的に640x480の表示を行なう仕組みです。

これを使うと、VzEditorやFDなどのソフトで
80文字30行程度の表示が利用できました。
とうぜん、それは640x480相当の情報量であり
CRTの全面を利用することになりました。

ただし、CRTによっては対応可能な範囲が違い
そもそもCPUのオーバークロック動作同様
規格外の動作を強いるため
CRTの寿命を縮めるとされています。

ゆえに、具体的な紹介はしませんが
Vector等で30行計画や30行バイオスで検索すれば
関連するソフトが今も入手できると思います。

Vectorの創始者もたびたび訪れていた
ZOB Station BBSは、当時のLOGを
現在でもWebで公開しています。

お礼

有り難うございました。