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子育て(or育てられた)の成功体験
結婚一年目まだ子供はいませんが、最近悲しい事件をニュースで観るたびに、子育ての大切さを痛感している者です。 私は子育ての経験はありませんが、自分の母親が自然と行っていたことで今の自分に良い影響を及ぼしていたのでは・・・と思うことが多くあります。 うれしいことがあると力いっぱい抱きしめてくれたこと、学校から帰ると必ず大きな声で「お帰りなさい!」と言ってくれたこと、お下がりの洋服にかわいい刺繍をして着せてくれたこと、など母親にとっては当たり前のことでも子供にとってはとても励みになったことがあると思います。私は社会人になってからも自分の両親に受けた影響でとても感謝することが多くあります。 小さな子をお持ちの方には、そんな余裕はないと言われるかもしれませんが、子供が小さいからゆえに感じることがあると思います。 皆さんの『子育ての中で、これは子供にとって良かったなと思うこと』or『自分が親から受けたことで良かったなと思うこと』をお聞かせください。 (できれば成功体験だけでお願いします。失敗体験はあげてもキリがないですし、誰にでも失敗はありますので。)
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入園前の子供と、小学生の、子供二人の育児、真っ最中の者です。 お子さんがいらっしゃらなくても、育児の大切さを考えていらっしゃるのは、本当にすばらしいですね。 私も「いつか自分に子供ができたら」と、ずっと考えていました。妊娠をあきらめ、夫婦だけで過ごす人生を楽しもうと思っていた時にやっと子供に恵まれました。 育児の話をすると長くなりますので、ここでは「しつけ、礼儀、常識、心の面」は絶対に大事で、すでに言うまでもないことと考えて、それ以外の面について触れますね。 私自身は3人兄弟で、私たち兄弟は、とても恵まれた教育環境を与えてもらったことを、本当に感謝しています。 父は仕事が趣味、と断言する仕事人間で育児にはノータッチ。母は戦争で学校も満足に行けなかった(疎開などで)、勉強は苦手と自分で言っていたような人でした。それなのに、私が育った地域で私たち兄弟はいつも「優秀」というレッテルを貼られていたように思います。それは母が「私は勉強のことはなにもわからない」と本当に頼りにならないタイプで、私達に一度たりとも「勉強しなさい」と言わなかったからじゃないかな、と常々思っていました(それでも私達は人一倍、勉強しました)。母は家電製品を買っても、説明書もろくに読めない人だったので、子供たちで助けていましたし、お稽古事は「やりたいことは、なんでもやらせてあげる」といいつつ、「私はわからないから」と放任でした。長く我が家に通ってくれたピアノの先生は「普通のお母さんはうるさいが、あなたのお母さんはこの20年間、一度も口を出さなかった、それが数少ない成功につながった」と言っていました。 両親はもちろん大学も出ていませんが、子供は皆、有名校に入り、楽譜も読めない、なんの楽器も弾けない両親でしたが、兄弟の一人はその道の第一人者になりました。兄弟皆、ピアノ以外にも演奏を楽しめる腕前でもあります。 私自身は放任が良いとは思っていません。むしろ、子供には、私が持てるすべてのことを教えたいと思っているくらいです。私がいつ死んでも、後悔しないようにと、育児に対しては、自分なりに全力投球の毎日です。子供に残してあげられることは、「自分で努力して、どんな難しいことでも、真に努力すれば、ものにできる」という「喜び」とでも言うのでしょうか。私は、親からなんでも任せてもらえたのが、幼心に実はとてもうれしくて、「自分でやれば(努力すれば)何でもできる」と教えられたように思っています。息子達は幼いながら、すでにその喜びを十分に知り、親の私が尊敬の念を覚えるほどの努力家になっています。 親ばかでしょうか・・・。
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- akihi-aki
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性格面ではないのですがうつ伏せ寝…ですね。 けれどこれは窒息の可能性がかなりあるらしいので 転卵のように頭を同じ位置におかないのがいいと思います。 梅宮アンナさんが「これのおかげで私の頭はショートにしても気にならないほど形が良い」と著書の中で語っていましたが私もそうです。 後は祖父母が同居していたこと。 常に厳しい母親と甘甘の祖父。バランスが良かったんだと思います。 かなり厳しい家庭でしたがそれ位がいいと思います。 親戚にこれでもかと言うほど溺愛されている子がいますが…です。過保護は虐待だと思っているので。
お礼
ショートにできるほどの頭の形・・・って憧れますね。 それはお母様に感謝ですね! 祖父母の同居・・・私も賛成です。我が家は両親が割と家にいる方でしたが、子供にとってたくさんの大人を見て育つのは良い影響だと思います。 『過保護は虐待』・・・まさにそうですね。 参考になるお話ありがとうございました。
- Rion4443
- ベストアンサー率16% (87/532)
こんにちは。はじめまして。 私はまだ独身なので、親から受けてよかったことを書きます。 一つは遠足の時には必ずお弁当に手紙をつけてくれたことです。 遠足って初めて体験することが多いので、ちょっと緊張が混じったりするんですけど、 手紙の母の文字はその緊張をほぐしてくれました。 もう一つは漢字力テストや計算力テストがある日の朝、 100点がとれるように、 手のひらと頭に指で100と書いてくれたことです。 おかげさまで、テストはほとんど100点取れました^^ ささいなことですが、期待に応えたいとか頑張ろうって思えます。 あとは食卓は必ず全員で囲んでたことや、 手作りのおやつも印象に残っています。 自分に子どもができたら絶対やってあげたいです!! このご質問はすごく良い質問ですね。 回答がたくさん集まればいいなぁと思います^^
お礼
お弁当にお手紙って素敵ですね! 私の母は手紙はつけてくれませんでしたが、同じように母のお弁当で励まされたことよく憶えています。 私もRion4443さんみたいに、自分が体験したことを子供ができたらやってあげたいな・・・と思ったので、それなら思い切ってこのカテゴリーでたくさんの方の『元気になれるお話』を分けてもらおうと思った次第です。 心温まるお話ありがとうございました。
- evergreen3
- ベストアンサー率47% (38/80)
なんだか同じ女としてドキッとする質問ですね。 皆さんのように心温まるというような話ではないのですが…。 私の母は一切仕事に妥協をしない人で、私にも勉強をしないのは、どんな理由があろうと許さない人でした。 小学4年くらいの頃38度の熱を出して、母の職場に帰ってきてほしいと電話をしたことがあったのですが、仕事があるからと帰ってきてくれませんでした。 中高とほとんど一人で夕食を食べましたし、中学の卒業式と大学の入学式以外は来てもらったことがありません。 小学生の頃から勉強も、嫌だ嫌だと泣いても絶対許してはくれず、大学受験時は胃潰瘍になって胃カメラをのんだりもしましたが、とにかく勉教はしなさいと言われました。 でも私のクラスメートの名前は何度話しても一人も覚えてくれませんでした。これじゃ子供がグレそうでしょう~?(笑) でも今までグレずに育ってくれたのは、母も自分に厳しく信念を曲げない人だったからだと思います。 一度でも「その日は仕事を休んで授業参観に行ってあげる」と言われたら今の私はなかったように思います。 私の父は会社の代表みたいなことをしていますが、父に経済的に頼らず正しく生きている姿勢にはすごく影響も受けています。(私の学費や生活費もすべて母に出してもらっています) 母は大学の教員をしていますが、女が大学教授とかなるのってほんっっと大変なんですよ。 それだけの努力をしてきた姿を目の前でずっと見て育つと、あまり曲がれないのかもしれません。そばにいてもらったり、あたたかい言葉をかけてもらったことはありませんでしたが、今、私が「どんなに不利な条件でも、やれば認められるんだ」という実感が持てるのは母のおかげですね。
お礼
貴重な経験談ありがとうございます。 読ませていただき驚きました。evergreen3さんが女性でなかったら、ウチの旦那様かと思いました。でも、女性でそれだけ厳しい環境でお育ちですと、evergreen3さんの将来も楽しみですね! どんなことも一貫していることって、とても難しいことですよね。立派なお母様だと思います。尊敬します!
- akari20
- ベストアンサー率23% (94/397)
母に感謝していることは、子育ての最中、父や祖父母(父方)の悪口を一切子供に言わなかったことですね。 父は浮気をしていましたし、祖父母に対しても同居していたこともありいろんな思いがあったようです。 が、私たちには何も話してくれなかったおかげで洗脳されることなく、祖父母を大好きでいられました。 私が結婚した後、母が更年期を迎え身体的にも精神的にもつらくなってからはよく愚痴をこぼすようになりましたが・・。 その頃はすでに、自分の中での祖父母に対する思いが確立されていたので母の言葉に惑うことはありませんでした。 このことに関して、特別なことだと思っていませんでしたが、周りの人で祖父母や両親を毛嫌いしている人に聞くと、ほとんどが両親から愚痴を聞かされていたりするんです。 それだけ子供にとって親の影響が大きいということですよね。
お礼
そういうことってありますね・・・。夫婦間では何でないと思われる言葉でも子供には影響を及ぼすんですよね。 子供の頃、私が父親のことを批判したりすると、よく叱られましたよ。どんな思いで父が仕事をしているのか苦労をしているのかと。 私の母も年老いてきて愚痴がでるようになってきました^^; これからは聞き役になってあげたいです。 ありがとうございました。
- nemutaiazarasi
- ベストアンサー率25% (777/3052)
40代半ばの女です 娘(21)が一人います 私は昔から子供・小さい子が苦手で自分が子供を産み育てるなど全く思いも・考えもしなかったのですが・・・ なんとか無事成人し、就職してくれましたので、それだけでもメデタシメデタシなんですよね 『子育ての中で、これは子供にとって良かったなと思うこと』>> 一人っ子なのに甘やかさなかったですね。 そのせいか物の見方などシビアな面があり、早くから精神的に自立してました。 ですから今は「同志」みたいな感覚での親子関係です(笑) しっかりしてるとよく言われますね。 なんせ親が死んだら一人になってしまうので、しっかりして無いとね・・・(親の身勝手な思考ですが・・・) それと 「働かざるもの食うべからず」という方針でしょうか? おねだりしたら買ってもらえる・・は絶対にない家庭でしたから。 こずかいか手伝いしてお駄賃貯めるか・・でしたから自分で収入を得られるようになってもかなり堅実な使い方してるみたいです(私よりもずっと買い物が上手い) それと中学の頃から「自分の好きなもの・ことは何?」「やりたいこと・やって見たいことは何?」とかそういう話をよくしてました。 私自身何の取りえも無いし手に職も無いので、娘には自分がやりたいこと・好きなことを将来の仕事にしていってくれるようになったらいいなと思っていたので。 それでかどうかは存じませんが、希望してた服飾の専門職で就職できました。 どんなくだらない話でもなんでも聞いてやり、また私からも話していた(娘が中学生の頃から家の経済状態のことや離婚しようと思っていることなども)ので今では誰よりも「お互い話しができる人」になってますね。 でも「女の敵は女」と言う言葉がありますが、なかなか鋭い事を指摘され、へこむこともありますよ~~ 子供にとってよかったのかどうかはわかりません(迷惑って思ってるかも・・・笑) でも、ひとつ言えるのは「子供を育てる」=「自分も親として育っていく」ことなんだなと思いますね。 勉強でも何でももしたくないならしなくてもいい、そのかわり困るのは自分だよ・・というのが私が親から受けたことですが、知らぬ間に私も子供にそう言ってたような気がします。 だらだらと長い文の書き込み、ごめんなさい。
お礼
>だらだらと長い文の書き込み、ごめんなさい。 いえいえそんなことないです。とても心温まるお話ありがとうございます。 子供に対して自分のことを語りかけることって意外と大切なんですね。『子供と対等に向かい合う』というのも結構難しいことなのかもしれませんね。 >勉強でも何でももしたくないならしなくてもいい、そのかわり困るのは自分だよ・・ 私もこの言葉、母親からよく言われていました。 素敵な母と娘の関係を築かれているnemutaiazarasiさんを尊敬します。ありがとうございました。
- hiromi224
- ベストアンサー率26% (4/15)
どんなときでも、愛情を注いでくれたことです。母に大事にされた経験があるから、私も自分を大事にしなきゃ、と思えるんですよね。 例えば・・・。私が幼稚園時代、連絡帳に先生から「もっと何でも早くできるように」と書かれたことがありました。それに対して母は「幼稚園時代は一生のうちで一番、何でも自分のペースでできる時期。だからあまり何でも急かしてやらせたくない」と書いていました。そのコメントを見つけた時、社会の風潮や幼稚園の方針より、何よりも子どもを大事にしてくれたんだなぁ、と母の愛情を感じました。 また、母が子育てで成功したな、と思うのは(娘の私が言うのも変ですが)、絵本や本をたくさん買ってくれたことです。毎晩、寝る前に読んでくれた時期もありました。そのおかげで読書がまったく苦ではなく(むしろ趣味)、国語や作文は得意分野になりました。感受性も人一倍強いようです。 他にも、家では小さい頃からニュースを見せられており、またなぜかユニセフのビデオなども見せられたため、私たちは世界情勢に興味のある子どもになりました(笑)考えてみれば、新潟の水害や震災のときに姉妹揃って現地入りしたのも、そんな子育ての影響かもしれません。
お礼
心の広いお母様ですね!確かにそうですよね。幼稚園時代って自分のペースを作り始める大切な時期ですね。そう言えば私にも似たような体験があります。 貴重な体験を教えてくださりありがとうございました。
私は両親には無駄にきびしく育てられたという感じで、親として全然尊敬できないのですが...。唯一、素晴らしいなあと心に残っていることがあります。 私が生まれる前に、勤務先の社内報で「新婚さんにインタビュー」みたいな感じで載っていて、「男の子と女の子、どちらが欲しいですか」と聞かれた両親は「どちらでもいいです」と断言していました。 「男がいいです」と言われても、「女がいいです」と言われても、何か嫌だったと思います。男とか女とかのレベルを超えて、私を待ち望んでくれているんだって感じて、物心ついてこれを読んだときすごく嬉しくって。 だいぶ経って自分が妊娠したとき、周りから何度も「男と女どちらがいい?」と聞かれましたが、必ず「どちらでも!!」と答えていました(妊婦友達は結構男とか女とか答えていましたけど)。
お礼
奥の深いお話ですね。 両親の結婚当初のことって意外に子供には不思議なことですよね。でも、「自分が生まれる前から両親が自分のことを思っている」・・・当たり前ですが幸せな気持ちになりますね。
- pandaco
- ベストアンサー率18% (141/752)
2児の母ですがまだまだ未熟者なので、 >『自分が親から受けたことで良かったなと思うこと』 ずーっと言われてきた事なんですが 「自分が言われて(されて)嫌な事は人には言わない(しない)」 「口から出た言葉は消せないよ」 この二点を教えられました。今でもとても大切な事だと思っています。 なので、私の子供にも同じ事を教えています。 後は、食事の仕方です。テーブルマナーじゃ無く(ある意味テーブルマナーなのかな?)、クチャクチャ音をたてて食べないとか、箸でお皿を寄せないとか、肘をついて食べないとか。人と食べるのに相手に嫌な思いをさせない食べ方は自然と教えられてましたね。 だからか、人がしていると不愉快ですね・・・。 私の母もbon mercoさん同様、家に帰って「ただいま」と言うと、絶対「お帰り」と言ってくれたり、「いただきます」と言うと「はーい」と絶対返事をしてくれたり。当たり前の事を、当たり前にしてくれてました。そのおかげか、会話の絶えない、何でも話せる関係は出来上がってました。私も見習って頑張ってます。 自分が同じ事をしているって事は、私の母親の成功体験なのかな?
お礼
「口から出た言葉は消せないよ」・・・ってドキッとしました。その通りですね。言ってはいけない言葉って、知らないうちに言ってしまっているもので、知らないうちに誰かを傷つけているんですよね。 クチャクチャ食べる人、私も苦手です。親しか教えられないことですよね。 >自分が同じ事をしているって事は、私の母親の成功体験なのかな? 私も同じこと感じる時があります♪ 良いことはどんどん次の世代に伝えて行きたいですね。 子育て経験者の貴重なご意見ありがとうございました。
- mukkunn
- ベストアンサー率7% (1/14)
私の母親が結婚式の寄せ書きに「人の心を思いやる心のゆとりと健康!が第一」と書いてくれました。 私が23歳の時母は亡くなりましたが「人の心を思いやる心のゆとり」という言葉をいつも忘れないようにしています。 それと私の子供達はおばあちゃんが大好きでした。 主人の母ですが同居していました。 長女を溺愛していましたが(次女、長男もとっても可愛がってくれました)その長女は今でもとっても思いやりのある娘に育ってくれています。(31歳です) 私達にもすごく優しいですよ。 思うことは、おばあちゃんと私が仲良しだったのが良かったのかな、と思います。 家の中が楽しいってことが一番だと思っています。 平凡な答えになってしまいましたね。
お礼
「人の心を思いやる心のゆとりと健康」!本当にその通りですね。結婚して主婦になり、今痛切に感じていることです。夫婦って他人ですし、思いやる気持ちが大切ですし、『ゆとり』って結構簡単なようで難しいんですよね。mukkunnさんの家庭素敵ですね。読んでいて涙が少し溢れてしまいました; 「平凡な答え」なんて・・・、だって質問が平凡なんですもの・・・^^; 素敵なお話ありがとうございました。
お礼
tgraceさん!とてもあったかいお話ありがとうございます! 子供の教育って不思議ですよね・・・。私も似た環境で育っています。私の両親は戦争で親を失い、学校に行きたくてもいかれない環境で育ったせいか、私達には、やりたいことがあるなら、借金をしてでもやらせてくれました。お陰で私達兄弟は、勉強だけでなくさまざまな経験を子供時代にさせていただきました。 その中で私の母が唯一厳しかったことは『自分でやりたいと言い出したお稽古事は、辛くなっても辞めさせてくれなかった』ことです。私も親も自分ができないことばかりなので、一切口は出しませんでしたね。 その代わり。何でも自分で考え、自分で解決する自立心が養われたと思います。 今の親は、子供をじっと見守る忍耐力が足りないこと多いですよね。子育てって子供を信頼して見守ることなんですね。tgraceさんのメッセージでいろんなこと改めて考えさせられました。 本当にありがとうございました。