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皮膚からの物質吸収について

皮膚には栄養物を吸収する機能があるようですが、 他、どのようなものを吸収するのでしょうか? 例えば入浴剤などはその成分が風呂には行っているときに体に吸収されることで、 効能が得られると考えていいですか? ちなみに、入浴剤に含まれる香料なども体に吸収されるのですか? 詳しい方お願いします。

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  • kawakawa
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回答No.2

皮膚は角質層が外界からのバリアとして存在しますネ。その角質層の細胞と細胞とをくっつけているのは脂質ですから、脂溶性の高い物質(簡単にいえば水よりも有機溶媒に溶けやすい物質)はそこに溶け込んでいくことが可能となります。 分子量の小さな、つまり、非常に小さな物質は細胞膜にあいている非常に小さな穴を通って細胞内部に入り込み、時間をかけて通過していくこともあります。 汗腺をはじめとする附属器官からの吸収は効率のよいものなのですが、体表面積の1%にも満たない小さなものですから、全体的に見ればほとんど影響がないといってもよいでしょう。 皮膚そのものに作用するような、或いは、その部分の鎮痛などを目的とした局所的な作用の場合は経皮吸収は有効ですネ。けれども、全身作用を目的とした場合、経皮吸収というのは相応しい方法とは言えません。 もし、皮膚からどんどんとものが吸収されてしまうとすれば、大変ですよネ。肌を露出して外を歩くことも、泳ぐこともできなくなってしまいます。皮膚からは、基本的にはあまり吸収されないようになっているのです。 ただ、青酸カリをポケットに入れていた方が、経皮吸収によって死亡したという事例もありますので、皮膚から血管に物質が吸収されることはないとは言えませんが‥。 以上kawakawaでした

noname#2813
質問者

お礼

ありがとうございます。 ということは温泉気分の入浴在島のは気休め的なものと考えたほうがいいのでしょうか? 私は正直いうと、入浴剤の着色料が体に悪そうかなと思って質問したのですが、ご意見を参考にしまして、あまり気にしないようにしたいです。

その他の回答 (1)

noname#2787
noname#2787
回答No.1

皮膚にはタイトジャンクションによる皮膚バリア、皮脂による保護などで外界から隔てられています。 角質異常疾患(アトピーなど)がなければ、通常これらのバリアーをすり抜けられるのは、分子量の小さなイオン類だけです。皮膚軟化剤や親和剤の存在下で、やっと大きな分子量の薬剤が浸透できる程度です(抗真菌剤の開発は皮膚軟化剤の開発になりつつある…)。ですから、温泉のイオン成分は皮膚からの吸収もあります(炭酸イオンで血行増進なんてこれでしょう)が、入浴剤の香料は分子が大きすぎて吸収されることは考えられません。 色々な成分のなかでも、皮膚表層に届けばいいものであれば吸収率が低くとも実用になる場合があります(例えば皮膚角質に与えるビタミンCやコラーゲンです)これは皮膚深層には届きませんが、表層には食事や内服よりも有効です。温泉成分の浸透(イオン類も)もほとんどが皮膚表層に留まり、血液成分まで変化させるほどには染み込まないものと考えてください。

noname#2813
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 皮膚の仕組みが大変良く理解できました。

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