- ベストアンサー
熱について
温度とは分子の運動の激しさですが、例えば やかんを手で叩いたとします。すると叩いた部分の分子は振動すると思います。 だとしたら多少温度は上がるはずです。 間違ってますか?それとも上昇する温度が微小なので体感できないだけですか? お願いします。
- sotobayasi
- お礼率59% (32/54)
- 物理学
- 回答数5
- ありがとう数5
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
sesame さんの言われるように 「上昇する温度が微小なので体感できないだけ」 でしょう. ちょっと概算してみましょう. やかんに水が1リットル(1000 cm^3)入っているとします. 10℃温度が上がれば体感できるとして, 必要な熱量は 1000×10 = 10^4 [cal] = 4.2×10^4 [J]. 人間のパワーを 0.1 馬力(HP)として 0.1 [HP] ≒ 70 [W] = 70 [J/s] としましょう. 瞬間的にはもっと出るでしょうけれど,すぐ疲れちゃうから... そうすると, (4.2×10^4 [J])÷(70 [J/s]) = 600 [s] = 10 [分] で,10 分間やかんをたたかないといけませんね. たたくとボコボコ音がするとか,やかんが変形するとか, そういうことにもパワーを取られます. 熱が逃げて行っちゃうの(かなりシビアと思います)もあるし... というわけで,やかんをたたいて水温が上がるのは大変そうです. あ,それとも,やかんに水は入っていないのかな? いずれにしろ,やかんは金属でかなり熱伝導が大きい. しかも空気に触れている面積が大きいですから, せっかくたたいて温度を上げたつもりでも 熱が空気中に逃げていきそうです. そういうわけで,sesame さんと urotaike さんが書かれているように 小さいものがおすすめです. 質量が小さいと温度が上がりやすい,表面積も小さくて熱が逃げにくい, 両面で温度上昇がみやすいですね. なお,水をかき回して温度が上がることを詳細に調べたジュールの実験は 非常に有名です.
その他の回答 (4)
- sesame
- ベストアンサー率49% (1127/2292)
>>真空ポンプで管内の空気を抜いたときにその管内の温度は絶対零度とはいかないまでもマイナス200度以下ぐらいはいきますか? 人工的に真空を作っても、高真空にはならないのでかならず気体分子は残ります。 そのさい、断熱膨張したぶん温度はやや下がりますが、-200℃などになることはありません。 完全に近い真空になったとしても容器を通じて伝導や輻射熱は入りますしね。
お礼
何度もお答えいただきありがとうございました。 私は少し勘違いをしていたみたいです。 馬鹿げた質問かもしれませんが誤解が解けました。
- sesame
- ベストアンサー率49% (1127/2292)
>>粒子の全くない真空中では絶対零度になる気がするんですがなってませんよね。何故なんですか? 真空中(宇宙空間)の温度は、気体や液体の振動ではなく、電磁波輻射によって測ります。 それによれば、宇宙は太陽などの恒星の熱輻射を除いても、絶対温度で3Kの背景輻射があることがわかっています。 これは、宇宙ができたときの「余熱」だろうと言われていますね。
お礼
何度もありがとうございました。 確かに電磁波というのも温度の要素でした。ということは 真空ポンプで管内の空気を抜いたときにその管内の温度は絶対零度とはいかないまでもマイナス200度以下ぐらいはいきますか?
- urotaike
- ベストアンサー率27% (15/55)
分子の運動=熱なのはお分かりですよね。 (実際は放射熱とかもありますが・・・) やかんよりも体感できる実験として簡単なのは、 針金とかクリップをのばしたものを、金属疲労を起こして折れてしまうまで 何回も折り曲げては延ばし、っていうのを繰り返して見ましょう。 ほんと、すぐ熱くなりますよ。火傷に注意してくださいね。(^^;
お礼
どうもありがとうございます。(返信遅くなってすいません。) 身の周りにも実験材料はいろいろあるんですね。やってみたいと思います。
- sesame
- ベストアンサー率49% (1127/2292)
「上昇する温度が微小なので体感できないだけ」で、たしかに温度は上がります。 体感できるほど温度を上げようと思ったら、それこそやかんがベコベコになるまで殴らなくてはいけないので(^_^;) 実験してみるにはちょっと素材を代えましょう。 クギを金づちで何回も何回も叩いてみる、というのではどうでしょうか。 何分間か思いっきり叩けば、さわれないほど熱くなりますよ。
お礼
どうもありがとうございます。(返信遅くなってすいません) やっぱり上昇するはずですよね。やかんという例えはまずかったか・・・
関連するQ&A
- 気温には、気圧(空気の分子の密度)も関わりますか?
気温に関する質問です。空気を構成する分子の平均運動エネルギーが等しいとき、分子の密度が高い(=気圧が高い)と気温は高いのでしょうか?それとも温度とは分子の平均運動エネルギーのことなので、分子の密度に関係なく、気温は同じなのでしょうか? ここでいう気温とは、体感する暖かさや温度計の目盛りの値のことです。体感する暖かさや温度計の目盛りの上昇が空気を構成する分子の衝突によるものならば、個々の分子の平均運動エネルギーは等しくても、分子の密度が高ければ多くの分子が衝突するので、温度計の目盛りが高くなるのではないでしょうか?それとも、平均運動エネルギーは等しければ分子の密度がいくつであっても温度計は同じ目盛りをさすのでしょうか? 温度計の目盛りは、分子1個の平均運動エネルギーだけで決まるのか、それに分子の密度をかけたもので決まるのか、と言い換えることもできます。よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 物理学
- 熱と分子運動とエネルギー
以下の項目の関係を教えてください。ある系にエネルギーを加えた時 ・その系(気体)の温度が上がる ・その系の分子が激しく運動する ・その系のエネルギーが上昇する わかりにくい質問ですいません
- ベストアンサー
- 科学
- 熱運動と分子の速さについて
教科書に「一般に、気体分子の平均の速さは、温度が高いほど大きく、同じ温度では、分子量が小さいほど大きい。」とあるのですが、分子量の違う2つの分子の、同じ温度における熱運動によるエネルギーは同じなのでしょうか?回答お願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
- 熱化学についての問題に関して質問です。
熱化学についての問題に関して質問です。 1.プロパンの燃焼熱は2220kJ/molである。これについて答えなさい。答えは有効数字2桁で示しなさい。 (1)プロパンの燃焼熱を示す熱化学方程式を示せ。 (2)200gのアルミニウム製のヤカンに25℃の水500g入れた。これをプロパンのコンロにかけて、ヤカンと水の温度が95℃になるまで加熱した。このとき使われた熱量は何kJか。 ただし、アルミニウムの比熱は0.90J/(g℃)水の比熱は4.2J/(g℃)とし、プロパンガスの燃焼によって発生した熱量はすべて」ヤカンと水の温度上昇に使われたとする。 (3)(2)の温度上昇に使われたプロパンガスが何gか。 1の解答 (1)C3H8 +5O2 = 3CO2 +4H2O +2220KJ (2)4.2×500×(95-25)+0.90×200×95 の計算式でいいのでしょうか。 この場合、ヤカンの温度は0℃→95℃へ変化するのか、ヤカンも25℃からの変化として計算するのかわかりません。 分かる方教えていただけせんか?
- ベストアンサー
- 化学
- 熱運動について
ブラウン運動も含め、熱を持つ物体は”振動している”と説明されますが 下記の説明を見たことが無く、どうしても理解できません。 1、振動や分子運動の原動力は? 2、振動や分子運動のメカニズムは? 詳しく言いますと 1に関して 1-a,一体その原動力はどこから得ているのか? 動き続けるには、エネルギーの補給が必要と思うのですが… 1-b,分子運動の場合、”完全弾性衝突なのでエネルギーは減衰しない” と説明されますが、それはあくまでも理論上の仮定であり、現実には そのようなことは有り得ないのでは? つまり、エネルギーは衝突のたびに減衰するのでは? 2に関して 固体の場合 2-a,”原子・分子がある点を基準として振動する”と説明されるのを よく見かけますが、では前後・左右等に”進行方向を変化させる メカニズム”は一体何なのか? つまり、どうやって方向転換をしているのか? バネじかけでしたらバネの伸縮で位置は変えられますし、微生物は 鞭毛で、船や飛行機では方向舵等で変えられますが… 液体・気体の場合 2-b,分子が動き回る・飛び回るメカニズムは一体何なのか? ジェット機のようにジェットを噴出するわけではありませんし… どうやって動き回れるのか? 2-c,これも1-bに関係しますが、圧力は分子が飛び回ってものに衝突 する事で生じますが、衝突のたびにエネルギーは減衰しないの でしょうか? 以上、どなたかおわかりの方がいらっしゃいましたらどうかお教え下さい。 宜しくお願い致します。
- ベストアンサー
- 物理学
- ゴムのエントロピー弾性と熱エネルギーについて
一般的にはゴムを瞬間的に伸ばすとゴムが発熱します。これはゴムの伸長によってエントロピーSが小さくなったので、自由エネルギーF=U-TSが小さくなるように温度Tが上昇するからと説明されてると思います。しかしTが大きくなるとゴム内の内部エネルギーUも大きくなるのではないですか?それだと結果的にほぼキャンセルされるような気がします。 またゴムが発熱するだけの熱エネルギーはどこから生成されるのでしょうか。高校物理で習うようなバネ弾性の場合は、運動エネルギーと弾性エネルギーの和が保存されるようにエネルギーの交換をしながらバネが振動します。しかしゴムの場合、指でゴムを引っ張った仕事の分だけゴムが弾性エネルギーを蓄えますが、それに加えて温度上昇する分の熱エネルギーはどこから得たものなんですか?ゴム分子内の摩擦などでしょうか? どなたかご教授お願いいたします。
- ベストアンサー
- 物理学
- 熱の正体と熱が生じる原因
熱とは原子分子の運動の強さの統計的な量だと教授に教わりました。 ここで疑問なのですが、どういった過程で分子が運動をする事によって熱が生じるのでしょうか。よく分子同士が衝突し合う事でエネルギーが散逸して熱が発生すると言われている気がしますが、なぜ運動エネルギーが損失した分が熱に変わるのがよく分かりません。 手のひらで机の上を素早くこすると摩擦熱が生じて熱く感じますよね。机をこすりながら動く手の運動エネルギーに対して運動の邪魔をする摩擦力の仕事分が熱に変わるというのは、摩擦力の仕事が手のひらの分子に伝わり、手のひらの分子の運動が激しくなった結果熱を感じたという事でしょうか? だとすると、分子同士の衝突も物体間の摩擦力も運動エネルギーの変化の過程で熱が発生する原因が分かりません。 それとも熱とエネルギーは同義で分子同士で運動が干渉する時、各分子が持つエネルギーの受け渡しの際にお釣りというか手数料として機械的に熱に変わる物としか説明できないのでしょうか? エネルギーという分子の運動状態を表す、計算によって求められた概念が一体どのようにして現実世界で直接熱を生み出すのでしょうか。 誰かご教授お願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
お礼
どうもありがとうございます。(返信遅れてすいません。) やはりやかんの例えはまずかったか・・・ 水をかき回しても確かにあがりますね。その実験は知りませんでした。 実はまたあらたな疑問が出てきたのですが分子の運動が温度に対応することはわかったんですが粒子の全くない真空中では絶対零度になる気がするんですがなってませんよね。何故なんですか?もしお時間があればお答えください。