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経済学って実経済の役に立つの?

orimotoの回答

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  • orimoto
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回答No.2

ぼくは経営コンサルですが、仕事と自分の関心上、経済学を勉強しています。 さて質問1.については、ぼくはいわゆる経済学では解決できないと思っています。必要なのは、イノベーションによって、価格競争にならぬ新製品を開発したり、新市場を創造したりすることで、日本人はどうもこれが不得手とみます。といっても例えば、10年以上も値崩れを起こしてない「写ルンです」のようなイノベーティブな商品もありますし、最近の経験でも、携帯電話の1部や松下の最新技術の電気カミソリなんかは、品切れを起こしてますから、決して日本人にも不可能でないと思います。 これは経営の分野ですが、経済学でも「技術経済学」という分野があって、どのように国家的にイノベーションを起こすかを研究してます。ただこうした分野は、日本が非常に弱いですし、学者も少ないです。 2.デフレの構造を解明したのでは、 ■西村清彦『「価格革命」のマクロ経済学』日経(エコノミスト賞受賞) http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=ja&id=c0bec2bcc0b6c9a7 技術経済学では、 ■渡辺千仭他『技術経済論』日科技連 http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=30470536 イノベーション・マネージメントでは、 ■織畑基一『ラジカル・イノベーション戦略』日経 (参考URL) といったところが、最先端ではないでしょうか。 3.もちろん経済学は後講釈ではなく、物理学のように、法則を発見して、未来を予測することを目指しています。 ただ経営学もそうですが、ときどき現実社会の方が先に行ってしまうので、過去のデータを拠り所にするところから、後講釈になってしまうこともあります。物理学だって、ケプラーやアインシュタインのように、パラダイム転換する人が出ますよね。経済学ではソローがTFP概念の導入でパラダイム転換しましたが、現在の現実社会が先行しているところから、学者が懸命に新学説を探しているところだと思います。

参考URL:
http://www.nikkei.co.jp/pub/newbooks01-05/14906/14906.html

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