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論文について

私は去年から法曹を目指して勉強を始めたのですが、かなり挫折しています。なぜかというと、やはり論文です。問題を読んで論点は漠然とは分かるのですが、そこからペンが動きません。私は法学部ではないし、会社にも勤めているので勉強も仕事が終わってからになります。 そこで質問ですが、論文の勉強の方法や、どんなことを書けばいいのか教えてください(一行問題や事例問題など。)。できれば法曹の方や法律に詳しい方ご教示ください。お願いします。 ちなみに現在勉強しているのは、憲法、民法、刑法です。 訴訟法は先の3項目がある程度終わってからにしようと考えています。

みんなの回答

回答No.6

>はっきり言うとおっしゃている意味がわかりません。 対面で話して説明すれば、たぶん、もっとわかるでしょうし、説明もしやすいでしょう。 私は、過去の論文試験の問題を徹底的に研究し尽くすことと、No.4で書いた内容程度でいいので、冷静な視点を持って実行するだけで、「合格する」と思います。 しかし、定義立法趣旨制度趣旨・・・効果などになじんでいないとすれば、それらを自在に使いこなせるような基本を身に付けることが第一かもしれません。 私が司試で感じたのは、択一にはそのテクニックがあり、論文には論文のテクニックがある、口述もしかりだということです。 ここでひとつ参考になればと思い書きます。合格体験記というのがありますね。法○書○でも、予備校でもどこのでもいいです。これを過去問を徹底するのと同じ程度に読み込んで、何百人でも何千人のでもいいから、とにかく読んでみる。皆悩んでいます。その中からあなたの参考になりそうなものをかき集める。自分なりにどうしたら良い論文が書けるか研究しながらこれをやると、論文を書くより、ずっと力をつけさせます。 論文をたんに書くだけなら、定義条文制度趣旨論点知識重要判例の知識だけでことたります。 ある程度力を付けたら、その後は「1000人に食い込む答案になるにはどうしたらいいか」ということを意識してください。No.4の意味がわかれば合格一歩手前です。

回答No.5

 ♯2です。♯4さんの素晴らしい回答を見て、全くお恥ずかしい限りです。ただ、当初質問者さんへの回答が少なく、私なりに書いてみようと思ったわけで…また、質問者さんが「漠然とは分かるのですが、そこからペンが動きません」と言われている(法律を学んだ人なら、一度は陥る状態でしょう)ので、その最初のとっかかりになれば…と思いました。♯4さんの回答は、多くの人に大変参考になる内容ですね。私も刺激を受けました。  最後に、質問者さんの今後の健闘をお祈りいたします。

koujikoujikouji
質問者

お礼

もちろん、umibouzu64さんのご意見もとても参考になりました。仕事が忙しくてお返事できなかったのでみなさんにはこの場をお借りしてお礼申し上げます。 umibouzu64さんのご意見も今の私のレベルではとても重要なことだと思いました。ありがとうございます。

回答No.4

(他の方達、ごめんなさい) No1の著書は名著ですが、司試の論文試験には不要です。 No2と3の方達の言う程度のことは、上位1000人は「すべて」同程度持っていると考えてください。定義趣旨要件効果の記憶はある程度身に付けているのです。そして、典型論点についての理解記憶も、ほぼ同じです。 そういう人たちが上位の方で競っています。 では、司法試験の「論文」試験で採点者は、どこで差を付けるのか。それは、合格して予備校の採点アルバイトをして初めてわかる部分とも言えます。  てっとり早く知りたいのであれば、セミナかL、Tあたりの修習生で採点アルバイトをしている人を知人を通じて紹介してもらい、徹底的に体得出来るまで食いつくことです。 ある人は、受かる前の2年間は、新しい知識を入れず、記憶の漏れを防ぎながら、論文試験の過去問を徹底的に繰り返して、「構成」してみたそうです。これはやっていれば、問題だけ見て、頭の中だけでも出来ます。逆に言えば、そこまで可能な程度に研究し尽くす。 論文試験を意識して答案を書き始める人たちの陥りやすい罠というか、抜けだしにくい迷路は次の点です。 論点を学習し、事例問題の中から自分の知っている論点に結びつけて、事例の中に知っている論点がないか、目を皿にして探す。そこまで行かなくても、自分の知っている知識をすべてだし尽くそうとして、好きな点、得意な点に流れて、答案が自分好みに作られてしまう、などです。 このような論文試験への対応だと、知らない点、少し視点をずらした聞き方をされた場合、典型論点を聞くようでいて、実は特徴的な事実関係を問題文に入れて、ある著名な判例の前提としていた事実関係とは違う場合を聞いたりするとき、・・・には、対応しにくい結果となります。もちろん、人によっては、それがスムースに出来て対応する結果、難なく論文に通る人もいます。 しかし、多くの人たちは、ここで躓きやすいと言えます。 1行問題では自分の習得した知識の正確さを答案に示すことで、ほぼいいのです。ほぼですが。1行問題でも、なにゆえこの時期にあえて1行問題という形で、それを聞いてきたか?という出題側の意図ないし思惑があります。皆が書く程度のことを書いた上で、そこにふれると1行問題でホームランが打てます。そして、そのふれ方と言うか、出題側の意図への気づき具合、触れ方の深浅で、採点での差が付くのです。 事例問題では、何をためされているかですが、一流の学者や実務の第一線の裁判官検察官が、受験生レベルでの「知っている論点知識をひけらかしてもらう」ことを期待しているかと言えば、分かり切ってますよね。 何を見るか?事例問題では、同じ「事実」はありません。 与えられた「事例」の中の事実関係に着目して、それを分析してもらいたいのです。それがすべてです。問題文の事実関係の中に、注意を引くか、何かしら特別な事実でも出ていれば、それは宝物です。論点ではないけれど、論点中の何処かに、たとえば適用要件中のひとつないしふたつにかするものだとすれば、そこの事実関係が聞かれていると思って良いのです。 しかし、出題者の想定して出す「出題意図」とは、とても広範で、特定しにくいのです。類型化できないし、しても意味がない。ただ、こういうと、人によっては「深読み」しすぎて、自分しかわからない出題意図に気が付いたと言って・・・、司試の迷宮に入り込んでしまう場合もありますので、ほどほどにしないといけない。 それを避けるには、過去問の解説書を購入し、筋をはずさないことを心がけることです。 あと、くれぐれも注意してほしいのは、各予備校で出版している過去問の解説書に掲載している「答案」「模範答案」は、本番の一問1時間の中で書けるものではない、100パーセントありえないものだということ。あれは、何日も掛けて書いたものです。一問1時間。初めて見る問題で、短時間に何を書くかは、択一を通過して知識程度が同じ者が5000人くらいいたら、後は、一体、何を基準にしてふるいにかけているのか、そちらの方から考えるべきです。 その結果、本番で書くことは、限られてくるはずです。 そのためには、本番の問題と予備校の答案練習会用の問題との違いに早く気づいて、学習の仕方、方法を自分なりに工夫していくことだと思います。 長ったらしくて恐縮ですが、参考にしてください。

koujikoujikouji
質問者

お礼

はっきり言うとおっしゃている意味がわかりません。しかし、分からないというのはまだまだ勉強不足なんでしょう。勉強していくにつれてa_little_for_youさんのおっしゃていることが少しづつ理解していけると思います。先は長いですね。大変参考になりました。また、わからないことがあると掲示板に載せることがあるかもしれませんが、そのときは、またご教示ください。

  • odoru9
  • ベストアンサー率30% (3/10)
回答No.3

司法試験の論文試験の解答はパターンが決まってます。  事例式の場合   (1)問題提起(事例、条文から)   (2)規範定立(論証)     1、この点(反対説)     2、確かに(共通の価値判断)     3、しかし(批判)     4、思うに(理由、根拠→趣旨を書く)     5、したがって(結論)  一行問題の場合   (1)定義   (2)条文、根拠   (3)趣旨   (4)具体例、例外  対比問題   (1)対比させるものの明示   (2)一行問題と同じ手順   (3)どう違うのか?  以上は一般的なパターンで絶対という訳ではありません。特に事例問題の付随論点なんかは、上記のようにバカ丁寧に論述する必要はありません。

回答No.2

 論文というのは、最初の「ひとこと」が、なかなか出てこないものです。まずは、法律用語の「意義」を確実に覚えておくことが必要だと思います。たとえば「人権」の意義、「罪刑法定主義」の意義、などなど。最初の「ひとこと」が出たら、あとは自然にペンが動く、などということもよくあります。  次に、事例問題の場合は、「この設問は何が問題なのか」を把握できなければ筋の通った論文は書けないと思います。そのためには、最新の判例に目を通しておくことも必要でしょう。  で、問題から結論をまずしっかり導き出し、あとは、その結論に至る理由を、順序だてて説明していく、ということになるでしょう。その最初の取っ掛かりが、先に挙げた「意義」なのです。  何か抽象的な話になってしまいましたが、法律はあれこれ手をつけても、結局は砂を噛むような挫折感しか残らないことが多いものです。まずはフローチャートで、「こういう問題が出たら、まずはこれを書いて…」というような答案の骨格を頭に叩き込んでおく必要があるでしょう。あとは、その設問にその骨格を当てはめ、肉付けしていくだけです。

回答No.1

論文を書くことに困難を感じているのですね。 それでしたら岩波新書・清水幾太郎著「論文の書き方」をご一読ください。これは名著です。 ただもう絶版だと思いますので、図書館等をご利用ください。

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