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映画 続荒野の用心棒がちょっとややこしい
主題歌について イタリア語バージョンと英語バージョンがありますがなぜ両方あるのですか 映画が公開された時点ではどちらで唄われていましたか セルのDVDを持っていますが それはイタリア語で唄うバージョンと英語で唄うバージョンの両方が収録されています ただ どちらも本編に入るとセリフはイタリア語だけだと思いますが違いますか
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『続・荒野の用心棒』は、1966年4月6日にイタリアで初公開されました。 ご質問は、3点ですね。 ・映画が公開された時点ではどちらで唄われていましたか? ー>公開当初、映画の主題歌はイタリア語で唄われていました。 ・イタリア語バージョンと英語バージョンがありますがなぜ両方あるのですか? ー>この映画が全世界でヒットしたため、英語版に差し替えられたのです。なにしろ、英語は世界中で広く使用されており、世界の人口の約26%が英語圏に属していますので、それに対応した訳です。 ・どちらも本編に入るとセリフはイタリア語だけだと思いますが違いますか? ー>そのとおりです。 「本編に入るとセリフはイタリア語だけ」なのは、イタリア人の映画監督セルジオ・コルブッチ(Sergio Corbucci)氏によるマカロニウエスタンですから、本編に入るとがぜん本場ものを発揮した、といえるのではないかと思います。 ※ 当方も大好きな映画であり、ロベルト・フィア『ジャンゴ』はビニールレコードも所有しております。
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- Sasakik
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余談というか・・・ 「西部劇なのに、なぜイタリア語なのか?」については、No.1さんの回答にあるとおり イタリア人がイタリアで公開すべく制作した マカロニ・ウェスタン (英米では”スパゲッティ・ウェスタン”) だから となる。 これは、アメリカ西部劇の「保安官が主人公の勧善懲悪劇」に対し「無名のアウトローが主人公の娯楽作」が世界中でウケたことから、「マカロニ(スパゲッティ)・ウェスタン映画というカテゴリーとして認知されたモノ。 ”西部劇の本場”であるアメリカで公開したときに、英語版が作られたけど、歌唱部分はイタリア語のままだった・・・日本で公開された外国映画の吹き替え版でも”歌唱部分は言語のまま”なんて珍しくないでしょ。 マカロニ・ウェスタンには、 荒野の用心棒、続・荒野の用心棒 荒野の1ドル銀貨、続・荒野の1ドル銀貨 などの”シリーズ物”があるけど、実は、その多くが正編がウケたことから付いた邦題。せいぜい主演が同じ俳優程度で、物語としての関連性は無いものがほとんどだったりする。 また、邦題には「荒野」「ガンマン」「無頼」「一匹狼」などの”キーワード”が付いているコトが多いけど、これは配給会社「東和」「ユナイト」「ヘラルド」「松竹」のネーミングの特徴(差別化)。 あと、初期の作品には、無名時代のジュリアーノ・ジェンマやクリント・イーストウッドが主演していて、マカロニ・ウェスタンがウケたことで、世界的スターになったことでも知られている。
お礼
ありがとうございました 勉強になりました ずいぶん作成されましたね ジュリアーノ・ジェンマのもクリント・イーストウッドのもそれぞれにおもしろい作品がありますね マカロニ・ウエスタンは映画のヒットと同時にエンニオ・モリコーネの名を一躍有名にしたのではないでしょうか それにしても アメリカが舞台の西部劇をイタリアを舞台にするなんて よく考えたものですね
お礼
ありがとうございました 疑問が解決しました 元来 イタリア映画というものは内容も音楽も好きなのでイタリア語はよく耳にして来ました マカロニウエスタンだからイタリア語 雰囲気ピッタリです 歌はロベルト・フィアバージョンがお好みなのですね