ぼっちちゃんにすらなれないぼっち達
「ぼっち・ざ・ろっく」のぼっちちゃんって『ぼっちでコミュ障だけどギターだけはプロ級』の設定です。そしてXやブログ、そして検索欄に『ぼっちちゃん 現実にいたら』と表示される等、ぼっちちゃんみたいな人が現実世界にいたら(若しくは周りにいる)という書き込みが多いです。
しかしながら、ぼっちちゃんはぼっち界の中で頂点の人だと思います。
そもそも
・挫折率の高いギターで挫折せずに中学生の頃から毎日6時間1人で練習していける集中力や根気
・SNSに投稿していいね数の増減にメンタルがやられない精神力
・SNSで高評価を得ている
のはかなり凄いことだと思います。
もちろん中学生の頃から練習してきたぼっちちゃんの努力の結晶だと言えるのですが、現実世界にはこのぼっちちゃんラインすら到達していないぼっち達(自分含め)が一定数います。
『自分だけがチヤホヤされたい』から『みんなで大きな世界を目指したい』(あやふやですがこんな感じだったと思います)に変わっていくストーリーなのですが、そもそも『自分だけがチヤホヤされたい』にすら満たされてないぼっちが沢山居ると思うんです。
ぼっちちゃんはギターがあるからいいけど、この人達はどう生きればいいのでしょうか?
ぼっちちゃんみたいなコミュ障陰キャで話しかけられるとオドオドしてまともに会話できない人が、更に自分の武器すら無いのは生活保護しかないのでしょうか?