オモテナシ精神って誉め言葉？

質問

• 「オモテナシ精神」って果たして誉め言葉なのでしょうか？外国人観光客のためのおもてなし精神とされていますが、その実態はどうなのでしょうか。
• 日本のオモテナシ精神とは、実は手下精神や奴隷マインドとも言えるものかもしれません。金を払えば遊んでやるいじめられっ子のような精神です。
• 「ニッポン人のオモテナシ」は、外国向けの宣伝手法かもしれませんが、実際には恥ずかしいものではないでしょうか？

回答No.4

eroero4649 · ベストアンサー

＞ニッポンの製品は高品質で安い

10年かもうちょっと前までは「日本製品は高いけれど品質がいい」のが売りだったんですけどね。
それが通用しなかったのが、インドでのエアコン販売でした。インド人の所得が上がってきて、エアコンが買えるようになったのです。当時日本メーカーのエアコンは中国や韓国のメーカーに比べると高かったのですが、品質が良かったのです。中国や韓国のエアコンは故障が頻繁に起きていたのですが安くて、インド人は故障が多いことはあまり気にしなかったみたいで「日本のエアコンは高くて買えない」と売れなかったのです。

＞中国人や韓国人の中にはきっと「どうせ日本人はオモテナシ精神だからこれぐらいワガママ言っても構わない」「どうせ日本人はオモテナシ精神だから思い通りになる、おまけに安い」って言ってやりたい放題の観光客がいるんじゃないか？

安心してください。彼らはそんな丁寧な忖度はしません。彼らは自分の要求を堂々と口にするのは悪いことではないと思っているのです。
むしろ彼らの価値観からすると、日本人の「私は口には出さないけれど心の中を読み取って欲しい」というのは「ただの甘え」にしか見えないのです。
彼らはガンガン自分勝手な自己主張をします。その代わり、交渉のテーブルには必ずついてくれるのです。「お前の自己主張のこれは聞く。その代わり俺の主張のこれを受け入れろ」となると「分かった」となるんですよ。特に中国人はそういう交渉が非常に上手です。話し合いさえすれば、妥協点は必ず見つかります。
だから尖閣諸島問題にしても台湾問題にしても、もう戦うしかないだろうみたいになっても相手が中国人だと必ずどこかで「落としどころ」は見つかるんですよ。なにしろ昔はアメリカ軍からもらった武器を勝手に横流しして儲けていた人たちです。戦争よりお金儲けのほうが大事なのです。

日本人は、サービスという目の見えないものに対することへお金を払うことを今でも認めない民族ですよね。
例えばレストランに対して「追加料金を払うから、営業時間を延長してくれ」って要求をどう思いますか？日本人て特にルールで決まっているものを曲げるのが非常に苦手なんですよ。外国だと「ちゃんとお金を払ってくれるならいいよ」となることもあります。少なくとも交渉の余地はある。
でも日本の場合、例えばもし営業終了時刻にお店に入ろうとしたら止められて、でもあそこの席で食べてる人たちがいるから「あの人たちは食べてるじゃないか」と文句をいったら「あの人たちとはそういう契約を結んでいますんで」と返されたら、まーほとんどの人が不公平だって激怒するんじゃないかなと思うんですよ。

私もホテルマンをやっていたことがあって、サービス業に就いていることが多かったのですが、総じて日本の「オモテナシ」とやらは、融通がきかないものが多いと思います。
あとオモテナシに限らず、今の日本のビジネスが全般的に「自分を安売りすることでなんとか売ろうとしている」と感じますね。マッサージ屋さんで通常1万円を今なら5000円でってよくやってるじゃないですか。ああいうやつです。
消費者もさもしくなって、「商売は損して得とれだよ」と値下げを要求する人も珍しくないですよね。あんなの中国人にいったら「損して得をとるかどうかは私が決めることで、あなたが決めることじゃない」ってピシャリといわれそうな気がします。コンビニの店員に丁寧な接客を求めるのが日本です。コンビニなんて「っしゃいせー」でいんですよ。

お礼

ありがとうございます。
私もLAの空港のスタバを見て衝撃を受けました。不愛想、オーダー順を守らない、客から「私これ頼んでいない」と言われると謝りもせずシンクにそのコーヒーを捨てる、デブの黒人女が「モカ」とか言うだけ・・・案外、今我々の間で普通の感覚でやっていることが、実は外人にはスゴイこと・・・なのかもですね。ただ、それを日本人が勝手に自分たちで(下手すりゃ在日の外人に言わせるような恰好で)ニッポンスゴイ！と自画自賛するのは、何だかみっともないなあ、とは思いますね。結局安いだけじゃん、とは思います。
爆笑問題のニッポンスゴイデスネ系バラエティは、生理的に嫌いです。でもきっとああいう番組って、視聴率が稼げるんでしょうね。