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日本人研究者の海外流出とは?真相を解説
- 日本人研究者が国外に流出しているという話をよく聞きますが、本当でしょうか?特に日本人は言葉の壁が大きな障害となり、海外でテニュア職に就ける研究者は限られていると考えられます。
- 研究者、特にアカデミックポストに就くことは国内でも容易ではありません。国外、特に研究環境の良い国では世界中から優秀な研究者が応募してくるため、日本人研究者が国外に流出するのはむしろ難しいと言えます。
- 国内ではライバルは日本人研究者だけですが、国外ではさらに多くの競争相手が存在します。言語の壁を乗り越えるだけでなく、研究テーマや成果も国際的な水準に達する必要があります。そのため、海外で成功するためには高いレベルの研究力が求められます。
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- phosphole
- ベストアンサー率55% (467/834)
コメントに対して適切なリアクションが無いと感じます。 ただ,研究者としての優秀さと英語力のレベルはあまり比例的でないように思います.東大・京大卒の人でも英会話力についてはネイティブと比べると初歩の初歩レベルにも達していません.TOEICで900点以上取れる人がどれくらいいるでしょうか?TOEICなんて,900点以上取れてはじめて英語の初級者に達するレベルなのはご存知かと思います. 英文ジャーナルや国際会議発表などで専門分野について十分に議論できる英語力と,アメリカに居住しながらアメリカの大学で教育と研究に励みながらライバルと対等に競争するために必要な英語力は比にならないと思います. 私は英語力のことなど全く書いていませんし、英語がどへたでも研究は普通にやれます(もちろn全くしゃべれないのはダメだが)。専門分野の話なら、極論、筆談でもなんとかなる。なんか勘違いしている気がする。
- phosphole
- ベストアンサー率55% (467/834)
あなたの感想は部分的には正しいですが、根本的に重要な点を失念されています。 あなたの話は、 >優秀な研究者 に限られることです。 優秀な研究者を日本にとどめておけるか、それとも国外に逃げ出してしまわれるか、という話です。 そうでない研究者はどうでもよいのです。
お礼
ご回答ありがとうございます. ただ,研究者としての優秀さと英語力のレベルはあまり比例的でないように思います.東大・京大卒の人でも英会話力についてはネイティブと比べると初歩の初歩レベルにも達していません.TOEICで900点以上取れる人がどれくらいいるでしょうか?TOEICなんて,900点以上取れてはじめて英語の初級者に達するレベルなのはご存知かと思います. 英文ジャーナルや国際会議発表などで専門分野について十分に議論できる英語力と,アメリカに居住しながらアメリカの大学で教育と研究に励みながらライバルと対等に競争するために必要な英語力は比にならないと思います.
- kon555
- ベストアンサー率51% (1845/3565)
本当です。研究職に限らず技術職含めて、人材流出は多々聞きます。 >>アカデミックポストに就くことは,日本だけでなく国外でも決して容易ではない~ 書かれている内容は完全にその通りです。つまり『そうしたハードルを乗り越えられる優秀な人材ほど流出していく』という状態になっています。 また研究に対する予算の付き方とか、雑務にとられる時間の量とか、とうした環境面で海外を志向する人もよく聞きます。 過疎化みたいなモノですね。「出ていける人は出ていく」→「出ていけない人ばかりが残る」→「環境や周囲の人材に魅力が無くなり、出ていきたがる人が増える」のループです。
お礼
>また研究に対する予算の付き方とか、雑務にとられる時間の量とか、 確かに,その点は日本と欧米で随分と違いますよね.ご回答ありがとうございます.
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
たくさんいます。そもそもこのクラスの研究者は海外の文献を読む必要があるし論文を書く必要があるから英語の読解力が無いと始まらない。世界中から集まってくるのでネイティブばかりではなく、喋りはそこそこで問題は無い。日本の大学院は授業料が必要だが、海外では給料が出るところが多く、日本のように年齢など関係なく実力さえあれば評価される。
お礼
>そもそもこのクラスの研究者は海外の文献を読む必要があるし論文を >書く必要があるから英語の読解力が無いと始まらない。 もちろんそうなのですが,論文の英語は文法は極めて単純かつ易しいので,専門用語さえ分かれば楽勝なのでで,英語の文献が読めるからと言って海外で何不自由なくネイティブとコミュニケーションできるわけではないと思います.特に日本人の苦手とするリスニングとスピーキングは,かなりの障害となると思います.
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
でも結構いますよ。 僕の友人でアメリ人のエンジニアがいますが、彼のアメリカの大学での先生は、タカハシ・ヤスンド、という人で、物凄く頭のいい人だったそうです。
お礼
そうなのですか,結構いるのですね.意外でした.ご回答ありがとうございました.
お礼
もちろん回答者様は,英語力に関して触れられていませんが,あえて英語力に関して触れずに回答をなされていたのを拝見して,英語力は重要で無いと考えておられるのかなとの推察の上,前回の回答に対するお礼コメントで英語力に関して触れました.実際,本回答を拝見して,私の推察は当たっていたようです. >英語がどへたでも研究は普通にやれます(もちろn全くしゃべれないのはダメだが)。 本質問は主にアカデミックポストに関して言及しているので,海外の大学で教授職につくことを考えます.その場合,英語力がどへたであれば,海外の大学でテニュア職としてはやっていけません.日本の大学とは比重が異なるといえど,研究の他に教育と学内業務をする必要があります.特に,海外の大学では学生の授業評価が教員の評価に直結するため,あなたのいう「英語がどへた」であれば,学生からの授業評価は最悪になります.そんな教員にテニュア職は与えないでしょう.また,もちろん研究室学生に対する指導もすべて英語ですが,何十人の学生相手に筆談だけで指導するのはどう考えても不可能であることは言うまでもありません,また,グラントの申請は,基本的な英語では済まず,論文執筆とはまた異なる英作文力が求められます.また,学内教職員との会議でも教育・学内業務に関して議論する機会が多々あり,そこでまともに英語で議論できない教員に誰がテニュア職を与えるのでしょうか. 以上の事から,回答者様の「英語がどへたでも研究は普通にやれます」が間違いであることは自明です.