- ベストアンサー
映画「Joker」に関する質問
日本でも今年10月4日から上映されている「Joker」は世界中で(予想を超えて)大ヒットしており、日本国内でも延べ330万人以上を動員したようです。 けれどもあの映画は(バトル・ロワイアル等同様)過激な暴力・銃撃シーン及び喫煙シーンなどを伴い、さらにかなり暴力的な言葉も多い(それらの理由により日本でもいわゆる「15禁」になっている)のに、どうしてなのでしょうか? (あの映画では(豊かさの恩恵を受けられる人とそうでない人の格差など)現実世界における「闇」とか「負の一面」も極めてリアルに描いているらしい)
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は「大人の鑑賞に耐えうる作品が最近はほとんどなかったから」だと思っています。最近はCGでドッカンバッコンやるのばっかりで、頭をカラッポにして観るのは楽しくても、鑑賞後に何かが残る重厚な作品なんてのはハリウッド作品でもほとんど見かけることがなくなりました。 内容的には、あまりにも「タクシードライバー」と「キングオブコメディ」ですね。ロバート・デ・ニーロが出てきたときはやりすぎだろと思いました。そしたらスコセッシ監督も制作に関与しているというので、タクシードライバーのリメイクと思うほどですよ。あの頭をバーンとやるところなんて、まんまだし・笑。 タクシードライバーを今作ったら明らかにR15指定なので、まあそうなるだろうと思います。 また登場するのもジョーカーだけど、DCコミックスは関係ないですね。バットマンは出てきませんし、あれをリアルと考えると、ジョーカーが40歳でブルース・ウェイン(後のバットマン)が10歳くらいなので、バットマンが出てくる頃にジョーカーは50代になってしまう。それは年齢差がありすぎでしょう。バットマンシリーズというより、スピンオフあるいは外伝と考えたほうがいいと思います。 伝説となったヒース・レジャーのジョーカーとは、キャラクター(性格)も違うので全く別のアプローチをした今作は大正解だったと思います。あれと同じようなジョーカーをやろうとしたらヒースジョーカーに絶対に勝てません。なにしろヒース・レジャーはあの作品と引き替えに命を落としたのですから。 とはいえ、ホアキン・フェニックスの「緊張する場面になると笑い出す障害を持っている」の演技は素晴らしかったと思います。ジョーカーになったアーサーが階段で踊りながらヘイソングが流れるところは名場面ですね。 「タクシードライバー」とか「時計仕掛けのオレンジ」みたいな映画ってものすごくハマる人が世界中にある一定数いるんですよ。私はどっちもあんまりハマらなかったですけど、ジョーカーは素直に名作だと思います。でも、もう一度観る気力はないです・笑。 しかし製作費約70億円の映画が「低予算映画」だなんて、ハリウッドはスケールが違いますなあ。日本じゃ製作費15億円のシンゴジラが「超大作」なんていわれたのに。
その他の回答 (3)
- オマール(@hashibata)
- ベストアンサー率32% (17/52)
私は昔からのバットマンフリークであり、 おっしゃるような狂ったジョーカーが見たくて映画館に行きましたが 正直、いまいちだったと思います。 ジョーカーはもっと狂ってないといけない。 ヒューマン・ドラマに寄りすぎていた。 一方、ジョーカーのことをまったく知らない友人からすれば CMの影響からか最初からヒューマン・ドラマとして認識していたそうで そういった方面には受けているんだと思います。 (実際に映画館に行って、ぶったまげたかもしれませんが)
どうしてって言われても、映画がヒットした理由は 作品のできが良かったから、としか言えません。 私も観ましたが、深くて重い、ドスンと来る名作でした。 >過激な暴力・銃撃シーン及び喫煙シーンなどを伴い、さらにかなり暴力的な言葉も多い(それらの理由により日本でもいわゆる「15禁」になっている)のに、 のに、っていうかだからこそ刺激が有って面白いのですよ。 マイナス要素では有りません。年齢制限以外。 そういうのを求めている人が多いのです。 ヒットしているのが証拠です。 恋愛映画も好きだし、ほのぼの、コメディーも好きだけど、 そんなんばかりじゃ飽きるんです。
- chiychiy
- ベストアンサー率60% (18613/31010)
こんにちは 「ダークナイト」からの伏線で 宣伝のしやすさがあるということと ここに書かれているように、SNSのよる拡散で ヒットしているらしいです。 元々「ダークナイト」はバッドマンの中でもヒットしたいい映画です。 亡くなったヒースレジャーがそのままジョーカー演じていたら もっと違うものになったと思いますが・・・。 ただアキン・フェニックスの演技力も 高く評価されています。 https://biz-journal.jp/2019/11/post_126158.html https://theriver.jp/joker-hahaha/
お礼
あの映画は「大人の鑑賞に耐えうる映画」のひとつといえるのですね。ありがとうございます。 私も少しは興味を持ちました(但し、あの映画を観たら破滅的な行動に走ってしまうかもしれませんが)
補足
「けれどもあの映画は」の後に「善良な主役が極悪人になるまでの過程を描いたものであり」を入れるつもりでしたが抜けていました。失礼しました。 (あの映画ではいったい何が善良な人を破滅的な行動に走らせたのかも描かれている。加えて米国などではあの映画に影響されて破滅的な行動に走る人が現れることを懸念した(というより恐れた)映画館や行政が厳戒態勢を敷いたらしい)