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既存のプラスチック眼鏡フレームを少し拡張したい

既存のプラスチック眼鏡フレームに、別のレンズを自分で付けたい。 そのレンズは、ほぼ同じ形ですが、少し大きいめ。 そうすると、プラスチック眼鏡フレームを少し拡張したい。 どういう方法でできるのですか?注意点は? 熱?道具?

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回答No.2

お困りの様子お察しいたします。 レンズサイズが素人目で見た目少し大きい、あるいは我々専門が少し大きいように感じても実際はかなり大きい場合が多く素人が別のフレームにレンズを取り付けるのは止めたほうが良いと思います。 仮に専門店に持っていきレンズを取り付ける場合でも、フレームのブリッジサイズ、例えば52□18-138と表示されている場合 真ん中の18がブリッジサイズでこれが前のフレームと取り付けようとするフレームと同一でないと、仮に取り付けたとしても左右のレンズの中心間距離が変わり、度数にもよりますが期待しないプリズム度数が発生し違和感の原因になります。 レンズを取り付けるには、フレームを加熱し膨張させ柔らかくします。この時温度管理は経験で行い、レンズとフレームのサイズが適切に一致するサイズに微妙に合わせながらレンズをフレーム溝に挿入します。 この時道具は一切使用しません、手の感覚だけでフレームとレンズのサイズを探りながら加熱具合を見ながら行うのでかなり熟練が必要で量販店などで作られた眼鏡を見る時下手な作業がされ、専門的に言うと加熱を誤って素人くさい「溝が返った」状態:言い換えるとリム部がひっくり返っているような眼鏡を数多く見ています。メガネ店ですらこの状態なのに素人の方が作業できるかといえば、100%無理で先ずフレームを駄目にしてしまいます。 次に、何年くらい使用したフレームか不明ですがプラスチックフレームはメタルフレームに比べ紫外線や人脂により傷みやすい素材で、日がたっているものであればヘアーラインのような割れ目が生地に生じている場合簡単に割れてしまいます。また材質は可塑剤が揮発して脆弱化しており、眼鏡店に持ち込み依頼しても壊れる可能性が非常に高く、メガネ店も安易に引き受けた場合破損事故に繋がり触るのは最初から断るほうが正しい判断と言えます。 結論から言って一度作られたプラスチックフレームのレンズをはめかえるのは壊す原因になり経済性が全く無く、使えるのであれば今あるがまま使用するのが最善であり、眼鏡店に持ち込み作業を依頼することも避けるべき事だと思います。 ご参考になればと願っています。

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