はじめまして♪
ヘッドの消磁が有効なのは、通常利用状況であれば、再生専用ヘッドのみ。と考えて下さい。
❇︎録音/再生兼用ヘッド、消去ヘッドでも、ほぼ再生のみ、という場合には有効でしょう。
時々録音を行っていますと、録音ヘッド、兼用ヘッド、消去ヘッドには、交流バイアスが用いられるので、それで偏った磁化は解消されます。
磁化したヘッドでは磁気的な歪みが出てしまい、微小ではありますが再生音に悪影響を与えますし、テープに対して磁力を与えているわけなので、こちらも微小ではありますがテープに記録された磁気変化を変えてしまいます。
まぁ、何年もヘッド消磁をしないまま、悪影響が現れやすいスリーヘッド機、あるいは録音を行わず、再生のみなどの場合でもなければ、消磁後に明確に音が変わった。なんて話にはならないと思います。
今はカセット利用から離れてしまいましたが、私も過去にはTDK製のカセットハーフ型ヘッドイレイサを利用していた事もありました。でも、どうも私が当時愛用していたデッキのヘッド位置とは少しズレている感じがした事と、中古でしたがオープンデッキを入手した事もあって、テアックのE-3というイレーサをメインにしていました。
実感として、消磁後に音が違う。と感じた事はなく、むしろ聴いて判るほどの悪影響が出る前に消磁していた。という考え方で納得してましたよ。
過去の利用経験ですが、参考になれば幸いです♪
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