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ピンゲートの切断力について
- ピンゲート径φ2の4点ゲート(2ヶ取り)の製品を設計する際、通常のピンゲートの場合、ランナー部分を開かせるためコイルスプリングを使用しています。しかし、今回はゲート径が倍以上のため、どれほどのスプリング力が必要か分かりません。スプリング力を計算する方法があれば教えてください。
- ピンゲートの切断力について質問です。通常、ゲートカットのためにはコイルスプリングを使用していますが、今回の製品はゲート径が倍以上になるため、適切なスプリング力がわかりません。スプリング力を計算する方法を教えてください。
- ピンゲート径φ2の4点ゲート(2ヶ取り)の製品を設計中ですが、ゲートカットのためのスプリング力がわかりません。ゲート径が倍以上になるため、通常の場合とは異なるスプリング力が必要となると思われますが、計算方法を教えていただけますか?
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ゲート面積に樹脂の引っ張り強度を掛ければ出ると思います。 ゲートを倍にすると面積が4倍になりますので4倍の力が必要になると思います。PC-G30の引っ張り強度が100MPa位ですので約1000kg/cm^2として0.5φですと約2kg、直径を4倍の2φにすると面積が16倍になりますので約30kgで切れると言うことになります。曲げ強度を当てはめると約倍の50kgになります、2個取り8点ゲートですと、約400kgと言うことになります。 金型の大きさが解りませんが金型をスムーズに開くことに大きな力が必要になると思います。キャビプレートを動かす力とゲートを切る力をプラスしたスプリング力が必要となります。それでも800kgも有れば足りると判断します。 又、ピンゲートの場合はスプリングで切ると言うよりもランナーロックピンのアンダーカット部分の力で切るようになっています。スプリングをいくら強くしてもこのピンが役目をしなければゲートは切れないと言うことになります。 ですのでスプリングよりもこのピンを検討することをおすすめします。
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設計する立場から考察してみますと、以下の如くなります。 スプリング力の設定は、切断跡である凸が残らないような切れを得るために、刃側面の圧力を 増す必要があります。 同じ切断跡を維持するには、単純に考察しますと切断に要する力の倍数分だけ刃側面圧力を 上げる必要があります。 (以下に示す安全率や切断跡が残らない切れを確保する刃側面圧力設定ノウハウを考慮しないで) (切断跡が残らない刃側面圧力設定ノウハウは、切断機構の大きさや機構構成でも変化する) (不明確な内容が多いので、単純に比較するしかない) そして、スプリング設定力 = 刃側面圧力×摩擦係数×安全率<これは同じ>となるので、 スプリング設定力は、切断に必要な力に比例します。 また、スプリング力は、切断時の抵抗になるので、全体の構成と能力も確認する必要があります。 以上から、スプリングも数種類製作し、切断力や刃側面圧力も可変できるようにし、 TRY時に、前述の各安全率がどの位あるかを確認するのもノウハウ取得にかかせない 内容です。 そんな余裕がないなら、単純に倍増することをお勧めします。
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回答有難う御座います。 質問ではピンゲートと書きましたが 実際はピンサイドゲートですのでゲートの切れは関係ありませんでした。 失礼致しました。 しかし今後の設計の参考にさせて頂きます。 今回は400kgと800kgになるスプリングを用意したいと思います。 有難う御座いました。
お礼
早速の回答有難う御座います。 今後の設計の参考にしたいと思います。 ランナーロックピンにつきましては ハードロックのピンを今回使用していますので問題ないかと思います。 有難う御座いました。