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ファンの固有振動数とは?静的な固有振動数と動的な固有振動数の違いを知りたい
- ファンの固有振動数を測定するためには、インパルスハンマーを使用します。
- 静的な固有振動数と動的な固有振動数の二つの種類が存在します。
- 具体的な理論式や詳細については、知識のある方に教えていただきたいです。
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測定とシミュレーションの両方から攻める必要があると思います。 CDの静止状態と回転状態の測定例がありました。 回転状態ではその回転数に対応する強制励振が出てくるが、それ以外は共通して静止状態での様々なモードでの共振が観測される。 但し周波数は遠心力によって見かけ上硬くなったかのように上方へシフトするものと、質量が増えたかのように下方へシフトするものがある?。。。と理解したが、自信有りません。 いずれにしろ、ファンなら更に複雑なヒネリの共振モードもあるはずで、どのような共振点が予想されるのかシミュレーションしておかないと、実測データの解釈が難しいでしょう
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下記にターボ機械についての論文が掲載されています。参考になりませんか?
回転系の場合、静止状態でのハンマリングで得られた 固有振動数に対し、実回転時にはベアリングの予圧が 遠心力やグリース撹拌による発熱などの影響により増大 するので、動剛性=固有振動数がUPすることが考えられ ます。 ということで、ハンマリングで得られたファン部の固有 振動数と実回転時の共振周波数(=回転周波数)と差異 があることより、共振源は回転系であると推察できます。 (筐体などの非回転系の共振であれば、ハンマリング で得られた固有振動数とほぼ一致する筈) ベアリング部分の予圧変化=バネ定数の変化なので、計算 で解析する場合はベアリングメーカに相談することが必要 かと。
お礼
>>、ハンマリングで得られたファン部の固有 振動数と実回転時の共振周波数(=回転周波数)と差異 があることより、共振源は回転系であると推察できます。 (筐体などの非回転系の共振であれば、ハンマリング で得られた固有振動数とほぼ一致する筈) すごく参考になります。 原因が特定できれば、そこに注目して 解析を進められます。 遠心力による剛性のアップという観点はありませんでした。 現象が難しすぎて、一人で解決は難しい気がしてきました。 社内に、専門の人がほとんどいないので、 進め方、解決方法に迷い非常に困っていました。 ありがとうございます。
ファン単体の固有振動数と ファンを回して周波数は 直接的に関係していないと思います 1 ファンをまわすと風が起こりますが その風圧の反作用はファンで受けていて微妙に変形してるはずです 2 また遠心力による変形もあるはずです 変形してしまうと固有振動値は変わってるはずです ファンの振動 の主な原因は モータのアンバランス ファンのアンバランス 風のムラ ↑ ダイソンの扇風機で一躍有名になった 回転数とほぼ一致してるはずです
お礼
ご意見ありがとうございます。 遠心力による変形とアンバランスをつかむのが ポイントですね。 ありがとうございます。
お礼
参考例までありがとうございます。 こういう例は、非常に助かります。 調べても全然、載っていなんで。 >>ファンなら更に複雑なヒネリの共振モードもあるはずで、どのような共振点が予想されるのかシミュレーションしておかないと、実測データの解釈が難しいでしょう 皆さんからアドバイス頂いていますが、回転体の場合、遠心力による 影響を理解することが大切ですね。 おっしゃる通り、 やはり、解析と実験の両方からのアプローチが必要と感じました。 ありがとうございます。