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銅配線へ直接金メッキ
基板製造の最後の表面処理で、金メッキ前にニッケルめっきを施しますが、 ここで質問です。 1.銅配線に直接金メッキをすることは可能でしょうか? 2.直接金メッキができるとしたら、なぜニッケルめっきをはさむのでしょうか?
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基板での処理とのことですが、電気めっきOR無電解めっきは可能です。 どこの薬品メーカーさんでも取り扱っているわけではありませんが、問い合わせてみてください。 また銅上の直接金めっきがあまりやられていないのは回答(2)さんの理由のためです。銅が拡散し、金めっきが銅と混ざり合い、金めっきの効果を失います。特に熱処理(基板だとリフロー)で拡散は促され、基板評価だとボンディング性やはんだ接合性(濡れ性)の劣化につながります。ニッケルを挟むことは、バリアー層となり、金めっきの特性を失わせないためにします。コスト面を考えるとニッケルは無駄のように思えますが、金めっき特性を守るためには致し方ないのかもしれません?
メッキ関係を検索すると判りますが、分子量の大きさのために金が銅に拡散されます。その為、ニッケルメッキは通称バリアメッキと呼ばれ、それを防ぐ目的で行われます。 一般的にこれを金属が食われると言っています。
お礼
ありがとうございます。t1955さん。 と同時にお礼が遅れ、申し訳ございませんでした。 再度質問です。 「分子量の大きさのために」というフレーズの根拠を教えてください。 金属が拡散するのに分子量は関係するのでしょうか?
本当のところは知りませんが、 金メッキは透明度が高く、下地が透けて見えますので、 銅に直接金メッキしても、「金メッキらしさ」に欠けるというのが 一つにはあるのではないでしょうか. また、この金メッキの透明度というのは、 膜が穴だらけである事の表れでもあり、 金メッキには下層を保護する能力があまりありません. 銅に直接金メッキしても、メッキが銅の錆びの防止にあまり寄与しない というのもあるかも知れません.
お礼
御回答ありがとうございます、アキオさん。 と同時に、御礼が大変遅くなり、申し訳ございませんでした。 またよろしくお願いいたします。
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