鏡面の定義と放射率の関係

質問

＜背景＞CAEををやっている者です。
伝熱解析で、?実測に解析結果が合うよう解析入力値を合わせ込んで、?実測対象が変わった時の温度を予測しよう、としています。
?雰囲気からの熱伝達、?放射率、が合わせ込み値です。
?は「鏡面のアルミ板」で合わせ込みし、?は放射率90%程度の物、で合わせ込みを行っています。
?の放射率は暫定で適当に低い値を入れているのが現状です。

＜質問内容＞アルミ板を「鏡面」にした場合、放射率はいくつ（”０”が望ましいです）なのでしょうか？また、アルミ板を研磨メーカーに出した場合、表面粗度をいくつにすれば「鏡面」と言えるのでしょうか？もし、事例等ありましたら教えて頂きたく、よろしくお願いします。

回答No.2

noname#230359

表面粗さがいくつなら鏡面という規格のようなものはないと思います。
下記のURLに高光沢アルミ合金板について、表面粗さと反射率が掲載されています。

表面程度 表面粗さRa（μm）　正反射率（％）　　 　　拡散反射率（％）
　　　　　　　　　　　　縦方向　 横方向　　　　　 縦方向　 横方向
　SL 　　0.01～0.02 　　85(84～86） 83（82～85） 1.0～2.5　 6～15
　LF 　　0.02～0.03 　　79（75～82） 74（70～76） 1.3～3.0 8～18
　SB 　　0.02～0.03 　　78（75～81） 73（68～76） 1.5～3.0 8～20
　HB　　 0.03～0.05 　　74（69～76） 67（64～71） 2.0～4.0 18～30

　放射率の記載はありません。

参考URL：

http://www.alumi-world.jp/

お礼

HP情報有難うございます。色々と勉強になりました。

回答No.1

noname#230359

鏡面のアルミ板と放射温度計、接触温度計を用意し、実測すれば放射率がわかりませんか？

「鏡面」を表面粗度で現せるものなのでしょうか？

お礼

回答、有難うございます。参考にさせて頂きます。