工程能力Cpk1.33を確保する方法
- 工程能力をCpk1.33に保つためには規格の75%で管理する必要があります。
- なぜ規格の75%で管理すればよいのかについては具体的な証明する計算式はありませんが、統計的に安定したプロセスを維持するためには十分なスペースを確保する必要があります。
- また、Cpk1.33は一般的に品質管理の目標とされており、この値を満たすことで品質の安定性が高まります。
- ベストアンサー
工程能力 Cpk1.33を確保するには
工程能力 Cpk1.33を確保するには規格の75%で管理すればよいと聞いたのですが。なぜそうなるのでしょうか。証明する計算式等があるとありがたいのですが。
- その他(品質管理)
- 回答数5
- ありがとう数5
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
ごく大雑把に言って、 Cp(k)=規格÷ばらつき ですので、これが1.33(=4/3)になるということは、ばらつきが規格の3/4、すなわち75%ということになります。
その他の回答 (4)
ご質問に対する回答は、皆様の回答通りです。 疑問点を十分理解するあるいは、皆様の回答を理解するためには、 正規分布の確率密度や工程能力自体を十分理解する必要があります。 工程能力指数とは、「工程能力指数」により、品質の安定化の程度を把握するための指標です。 工程能力指数 Cpには、両側規格の場合と片側規格の場合があります。 各工程能力指数は以下の式で表されます。 1)両側規格の場合 Cp=(SLーUL)/6σ 2)片側規格の場合 Cp=(μーUL)/3σ SL : 規格下限 UL : 規格上限 μ : 工程平均 σ : 級内変動推定値 一般にCpによる工程能力の評価としては、 Cp>1.333 であれば、品質は安定していると評価されますが、 安定した工程でつくられたものは、データーが正規分布に近いことが 知られています。 何故そうなるのか??については、正規分布の確率密度の図表を参照ください。 工程の安定性やサンプル数によっても、必ずしも適正に品質を評価できるとは限りません。 したがって、回答例にもありましたように、日頃より管理図をつけられて 品質の安定性を常に把握しておくことをお勧めいたします。
お礼
最もなご意見ありがとうございます。
結論から先に言います75%管理では工程能力指数Cpk1.33を保障できません。 当然のように証明する計算式などあるはずもありません。 工程能力指数Cpk1.33以上とは規格限界と平均値の差を標準偏差(ばらつきの指標)で割った答えが1.33以上あることです。 規格の75%管理や68%管理で代用する方法が提案されていることは知られていますが、工程能力指数との整合性はありません。 たとえば、全数検査ですべて良品範囲に入っているデータでもCpk1.0を満足しない例があります。同様に、サンプルデータで75%管理範囲にあってもCpk1.33を満足できない例があります。 管理図を使った日常管理と適正ロットでの工程能力算出をお勧めします。
お礼
「管理図を使った日常管理と適正ロットでの工程能力算出」私もそう思います。ありがとうございました。
Cpkですか? 両側規格の時のCpの話しでないですか?
1.33→1.33333・・・・です 理由は 8σ/6σ=4/3=1.33333・・・≒1.33 規格公差を8σ製品のばらつきを6σに取るからです 製品のばらつきを6σ以下に抑えれば 工程の力指数は1.33以下になればよいことになります 両側公差の場合
お礼
ありがとうございました。 回答3から8σ/6σが75%を意味していることがわかりました。
関連するQ&A
- 工程能力指数CPkについて
工程能力指数CPkについてご指導願います。 公差が±ではなく、例えば面粗さなどの場合、規格がRa1.6のCPkを求める場合など、一般の計算式にどのように数値を代入したらよいのでしょうか。 また、Excelなどで計算する場合の関数式をご指導ください。
- 締切済み
- その他(品質管理)
- 工程能力の両側規格CPKについて
工程能力の両側規格CPKについて、教えてください。 CPK=(1-K){(SU-SL)/6σ} K={(SU+SL)/2-平均}/(SU-SL)/2 この計算式で {(SU+SL)/2-平均} 交差規格中心-平均値にて 例えば 基準寸法10 交差幅±0.2 平均値 10.1 の場合 計算すると -0.1になり K=-0.02になると思いますが、ここで K は絶対値になり K=0.02で 後の計算をするのでしょうか かなり、簡略しましたが宜しくお願いいたします。
- ベストアンサー
- その他(品質管理)
- 工程能力指数Cpkのざっくりした計算方法
お世話になります。 ワーク測定の際、工程能力指数を求めることになっていますが、手測定の為、ワークの固定方法等で数値が振ってしまうことがあります。 全測定後に結果を計算式に打ち込めばCpkを求めることはできますが、測定中に、これはおかしいと思えるようにざっくりと計算出来たらと思います。 例えば50±0.5mmのときに1台目が50.45となったときに2台目が49.30と言われれば計算するまでもなくCpk1.00が厳しいのはわかりますが、設計値(公差の中央値?)からプラスマイナスどれ位ならCpk1.00ないし1.33を満たせるか、というのをざっくりイメージできるような計算方法が知りたいです。
- ベストアンサー
- 測定・分析
- 集合部品の工程能力
数点の部品を組付けた場合の工程能力の算出方法を 教えて下さい。 例えば、5枚の板(a~e)を積み上げていった場合の高さ寸法の工程 能力を出す場合、 a: 板厚規格 1±0.1 平均値 1.02 標準偏差 0.02 Cpk 1.33 b: 板厚規格 2±0.2 平均値 2.05 標準偏差 0.03 Cpk 1.67 c: 板厚規格 3±0.3 平均値 3.13 標準偏差 0.06 Cpk 1.00 d: 板厚規格 4±0.4 平均値 4.12 標準偏差 0.14 Cpk 0.67 e: 板厚規格 5±0.5 平均値 5.21 標準偏差 0.06 Cpk 1.50 と仮定すると、どのようになりますか? 集合部品の規格は二乗和平方根をとり15±0.74とします。
- ベストアンサー
- 開発
- 工程能力指数のCpkのkとは?
工程能力指数Cpkのk(係り係数)は、何の略字でしょうか? Cp:Process capability Indexと存じております。 また数式等はわかります。 参考書等調べましたが、わかりませんでした。
- 締切済み
- 数学・算数
- 工程能力について
工程能力でCpとかCpkとか使います Cpは1.33以上が理想と決まり文句で使いますが、 無知なもので理屈がわかりません また Cpkとはなんでしょう 誰かわかる方 教えて下さいm(--)m
- 締切済み
- その他(FA・自動化)
- 工程能力指数CPKから推定不良率の計算について
工程能力指数1.33は推定不良率が約60ppmであるとはネットで調べても出てきますが、たとえばcpk0.4 0.5 0.6・・・の時の不良率計算をエクセルで行う場合の計算式を教えて下さい。
- 締切済み
- その他(品質管理)
お礼
ありがとうございました。 75%の根拠がわかりました。