ICP分析で溶解した無電解Ni皮膜から検出されるCdの原因と性能について

このQ&Aのポイント
  • ICPで無電解Ni皮膜を分析すると、不思議なことにCdが検出されます。これは別の元素がCdと誤判定されるためか、ICPの性能に何か問題があるのか気になります。
  • 無電解Ni皮膜をICPで分析すると、通常はCdの検出は期待されません。しかし、実際にはCdが検出されることがあります。Cdと誤判定される他の元素やICPの性能について調べ、原因を究明したいと思います。
  • ICP分析において、無電解Ni皮膜からCdが検出されることがあります。これはICPの性能に原因があるのか、別の元素がCdと誤判定されるのか気になります。正確な分析結果を得るために、この現象の解明が必要です。
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ICP分析について

無電解Ni皮膜を溶解したものをICPで分析すると、入ってないはずのCdが検出されます。何か別の元素をCdと判断してしまうのでしょうか?または、ICPの性能的に何かあるのでしょうか?

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

ICPに特に詳しいわけではありませんが定性分析の場合にはCdの波長に隣接した波長を拾う場合があります。発光スペクトルも1つの元素でいくつも現れますので、Cdに近いスペクトルをピークサーチしてしまい存在していると勘違いしたのではないでしょうか? バックグラウンドのノイズのような小さなピークでさえ拾うことがありますから。 できれば、分析時のCdのピーク波長位地とCdと判定したピーク位地にずれが無いか確認されたらいかがでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.1

回答では有りませんが、当社でも同じ分析を実施すると出てきたり出てこなかったりしています。 付近に何かあったものが付着したのか、前の分析試料の残渣なのかは判りませんが・・・・・。 1回目に発見されても再分析を実施すると大体含まれていない試験結果が出てきますよ。 どのぐらい入っていますか? 6価クロムも多量に出ていれば照射エネルギーを少し下げて見てはどうでしょうか?(試験依頼先では指示量の下限ギリギリまで落として試験を行っている様です)

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