誘電率と絶縁抵抗の違いとは?
- 誘電率と絶縁抵抗は、電気と関係がありますが、異なる概念です。
- 誘電率は物質の電気的な反応能力を表し、絶縁抵抗は物質の電気的な絶縁性を表します。
- 誘電率は物質の電場中での電荷の分布に影響を与え、絶縁抵抗は物質の電気的な流体性を測定します。
- 締切済み
誘電率と絶縁抵抗
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
製品分野とか、背景わかりませんのでどうしても教科書的な話となってしまいますが、 誘電率εは、D=εE とか C=εS/d なんかに出てきますよね。 絶縁体(誘電体)に電圧をかけたときに、電流は流れないにしても、絶縁体 内の+-電荷はわずかに移動し分離します(分極)。誘電率が高いほうが たくさん分離して、より多く電荷を蓄えることができます。 コンデンサーなどは、電極の間に誘電率高い物質入れて静電容量大きくし ますよね。 絶縁抵抗は、オームの法則 V=IR そのもので電流の流れにくさを表し ます。 電気製品の部品など、DC500Vで100MΩ以上とか見かけますよね。 誘電率は電荷を蓄える話、絶縁抵抗は電流を流す話になります。
違いといえば、誘電率は交流の「抵抗」で、絶縁抵抗は直流の抵抗ですね。
関連するQ&A
- 誘電体と誘電率について
お世話になります。 いま、コンデンサの勉強をしているのですが、コンデンサの絶縁物として誘電体という呼び名がでてきます。 誘電体とは、どういうもの、どういう意味なのでしょうか。絶縁物すべてが誘電体とも言うことができるのでしょうか。それともコンデンサの絶縁物として利用されるものだけをさすのでしょうか。後者の場合、どういうものがコンデンサに利用されるのでしょうか。誘電体となるための条件などはありますでしょうか。 また、誘電率という言葉が出てきますが、これはどういうものとイメージすればよいでしょか。磁気においては透磁率に対応する言葉かと思いますが、透磁率は磁気、磁束の通りやすさというイメージ(とらえ方)ができると思いますが・・・。
- 締切済み
- 物理学
- 誘電材料について
誘電材料について 絶縁抵抗が非常に高くて かつ 誘電分極率が高い 絶縁材料をご存知でしょうか? どのような材料がありますでしょうか? 教えてください。
- 締切済み
- その他(学問・教育)
- 誘電率について
誘電率についての質問です。 誘電率について調べているのですが、よくわからないところがあります。 金属などの導体には誘電率がない(無限大)だというのはなんとなく イメージできるのですが、導体である食塩水にも誘電率が あるというのを見かけました。食塩水は導体なのに なぜ誘電率があるのでしょうか?また、濃度、測定周波数ごとに 誘電率は異なっていました。なぜなんでしょうか? また、もうひとつききたいことがあります。 ある陰電荷を含む物体があります。その物体中の陰電荷が増えるにつれて その物体の誘電率も増加したりするのでしょうか? いろいろごちゃごちゃしてますが、回答よろしくお願いします!
- 締切済み
- 電気・電子工学