リリーフ弁のオーバーライド特性について

このQ&Aのポイント
  • リリーフ弁の特性として「圧力オーバーライド特性」と呼ばれるものがあります。
  • 一般的な認識としては、「設定圧力と吹きはじめ圧力の差」と理解されていますが、この説明では特性線図の「流量が増えると圧力値が増加する」という傾向を説明できない場合もあります。
  • 正確な定義とこの現象の発生理由についてご教示いただきたいです。
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リリーフ弁のオーバーライド特性について

 リリーフ弁の特性として「圧力オーバーライド特性」があります。  「設定圧力 と吹きはじめ圧力の差」と理解していたのですが、 これだと特性線図における「流量が増えると、圧力値が増加する」 傾向を説明できないような気がします。  正しい定義とこの現象の発生理由をご教示いただきたく お願いします。   http://www.tokimec.co.jp/hyd/j/pdf/g_037-040.pdf

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

圧力オーバーライド特性: いろいろな説明の仕方があって判りにくいのは確かですね。 言葉を変えてみます。 リリーフ弁に代表される圧力制御弁を厚油が通過する際、その機能は スプリング力によって閉じられた弁座部を油圧力によって開くことで リリーフが開始されます。 この弁座部の形状によって、弁座部の開度は通過する流量に従って 変化し、この流量が多くなるに従って圧力側ポート(Pポート)の圧 力が弁座の面積変化に伴って幾分高くなります。 この状態を示したのが圧力オーバーライド特性といいます。 通過流量が多くなってもPポートの圧力が弁座部を開く圧力(クラッキング 圧力)に近ければそれだけ性能のよい弁といえます。 流量が多くなっても弁座の面積変化が少なければ圧力オーバーライド 特性の効果は少なくて済むのです。 弁座の図面を示せれば説明しやすいのですが・・・・

参考URL:
http://www.ishinotec.com/Lecture/foundation/pressure.html
noname#230358
質問者

お礼

お礼が遅くなり申しわけありません。 「設定圧力と吹きはじめ圧力の差」と理解していたのですが、 「クラッキング圧力とある通過流量における定常圧力との差」 と理解すれば良いわけですね。  ただこの現象の発生理由についてはまだ理解できません。 通過流量増加→・(1)・→弁座開度変化?→・(2)・→定常圧力増加 (1),(2)が上手くつながるような物理的説明があれば助かるのですが。    流量増加に起因する物理現象としては弁座部における管路抵抗増加 が思いあたるのですが、その後が続かないのです・・・

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