三価クロメートについて
- 三価クロメートについて、色が出せない理由は技術的な制約があります。
- 三価クロメートは処理費用が高く、その主な要因は使用する薬品の価格の上昇です。
- 三価クロメートは一部の色に対して処理ができるが、黄・黒色は出せないことが多いです。
- 締切済み
三価クロメートについて
三価クロメートについて、あるメッキ屋に聞いたところ、そこではユニクロは処理できるが、黄・黒色は「色が出せない」ので、今のところ処理不可と言われました。 今のところ技術的に色が出せない所が多いようですが、色が出せない理由を教えていただけますか? また、三価は六価に比べて、コストもアップするようですが、その要因もお分かりでしたら、こちらもお願いします。(やはり、薬品に依るとこが大きいんですかね?)
- メッキ
- 回答数4
- ありがとう数4
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
耐食性を上げるために、六価クロムの替わりに入れてるのは、コバルト塩やケイ素化合物だと聞いたことがあります。
みなさんと同じような回答になってしまいますが、クロメートに黄色が出せるのは、6価クロム化合物の色で、黒色は6価クロム化合物と酸化銀の合わさった色調です。どちらにしても、6価クロムが絡んできますので、最近の3価での着色は困難です。 現在のところ、 ?3価の黄色 3価クロメート処理後、染料に浸漬 ⇒結構きれいな黄色になります。 ?3価の黒色 ディプソールやタイホーといったサプラ イヤーから良いものが出始めています。 めっき浴種にもよりますが、ジンケート 浴を使用しているめっき業者であれば、 そこそこきれいな黒色が出せるはずです。 私が試験したところでは、亜鉛めっきの 黒と同程度の耐食性がありました。 ?その他3価の黒 裏技的ではありますが、亜鉛鉄めっきや 亜鉛ニッケルめっきでは、3価で黒色 が出せます。 コストは、まず、薬品単価が高いこと、それと、銅、亜鉛、鉄などの不純物に敏感なため、更新頻度が多くなるためです。 (専用の設備もいります)
お礼
返答有難うございます。 黄色は六価クロム化合物自体の色なんですね。 コスト面は薬品の性能が上がれば、いくらかは安くなりそうですね。
最近は、黄色や黒も出せるようです。6価の替わりになるようなものを、いろいろと添加しているようです。しかし、6価ほどきれいではない。特に黒は、耐食性も悪いと聞いてます。 コストは、耐食性をあげるために金属塩などを入れるため、それも高くしているようです。
お礼
返答有難うございます。 着色によって機能が落ちるのは痛いですね。 (六価クロムの替わりに添加してるものってお分かりになりますか?)
色が付かないのはクロメート処理の際に六価クロムが 色と関係しているためです。ですから以前の色が出ないため、トップコート等を追加して着色しているようです。 コストアップの要因は新たなメッキ設備の投資が必要 で、メッキ液の寿命が短く処理時間が以前より大幅に増えているからです。
お礼
返答有難うございます。 着色はやはり六価クロムが絡んでいるんですね。 コストアップの要因も参考になりました。
関連するQ&A
- 三価クロメートについて
宜しくお願いします。 中国で鉄材(SS400)を使用して、三価クロメートメッキをして貰いたいのですが、三価クロメートの記号、成分など上手に伝えられません。 国内の業者さんに依頼して成分表などを頂きたいと連絡はしていますが、企業秘密なのか、中々、連絡を頂けません。 三価クロメートでも範囲が有る様で、メッキ後の色が青白くなっても、ユニクロメッキの様に白くなっても、同じ三価クロメートの範囲だそうです。 三価クロメートでユニクロメッキの様な、白い色にして貰いたいのですが、どう伝えれば良いのでしょうか?。 JISの記号でもはっきりした記号が無いと言う事で、国内では(三価クロメートで色はユニクロみたく、白くして下さい)、と業者に伝えているそうです。 記号がなくて、成分表が無くて、同じ三価クロメートでも、色のばらつきが有るなんて事が有るのでしょうか?。 素人なので、解りません。 御教授を宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- メッキ
- 六価クロメート(黄色)の色味について
経験者の方の意見をお伺いしたいと思い投稿しております。 下記の製品にベーキング処理をしたところ、六価クロメートに色味が黒?緑?っぽくなってしまいました。 生地 SCM435 熱処理品 約HRC40 表面処理 六価クロメート(黄色) 写真を添付します。 長く光沢がないほうが問題の製品、短いボルトは比較用の光沢のある 六価クロメートです。 ベーキンングは亜鉛メッキの後に行い、その後クロメート処理をしております。ベーキング温度は200℃。ベーキング後何時間でクロメート処理をしているかは不明。 写真だとわかりにくいのですが、 ・黄色というよりは緑と黒の中間 ・光沢がない。 その後、同メッキ業者で同処理をしたところ、 色味は多少黄色っぽくなったが、原因不明でした。 当鍍金業者以外では、ベーキングを行ってもこのような色味にはならず、原因不明(責任区分も不明)な状態です。 何かしらバラツキの原因はあるとは思うのですが、鍍金業者が匙を投げている為、ここに質問さえていただきました。 よろしくお願い致します。
- 締切済み
- メッキ
- 三価クロメートの変色
表面を3価クロメート処理している部品を250度くらいで 加熱したら、もとの青銀白色から黄色っぽく変色してしまいました。 いったい現象として何が起こったのか教えて下さい。 なお、クロメートの下には、無電解NiメッキとZnNiメッキが施されています メッキは全く素人ですのでよろしく御願いします。
- 締切済み
- メッキ
- クロメート処理の電気抵抗値?
亜鉛上のクロメート処理の電気抵抗値について教えて下さい。 できれば、その数値も教えていただけると更に嬉しいです。 光沢クロメート(ユニクロ)・・・・・Ω/cm2(単位ってこれですか?) 有色クロメート 緑色クロメート 黒色クロメート お願いします!!
- ベストアンサー
- メッキ
- ユニクロと有色クロメートの違い
有色クロメート MFZN3-C 色:黄色~金 白色亜鉛メッキ(ユニクロ) MFZN3-B 色:白~銀 は何が違うのでしょうか? 素人で全く解りません。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- メッキ
- 三価クロメート処理と六価クロメート処理の耐食性時…
三価クロメート処理と六価クロメート処理の耐食性時間について 現在、RoHS対応により三価クロメートに切替を進めており、黒クロメート、ユニクロメート、有色クロメートのJIS Z2371塩水噴霧試験方法に基づいて耐食性データをとっています。そこで、JIS H8625を見ますとクロメート皮膜の耐食性データで白錆が発生してはいけない時間がのっていますが、赤錆が発生してはいけない時間という定義がありません。 もしご存知でしたらご教示頂きたいのですが、JIS Z2371塩水噴霧試験方法に基づいて黒クロメート、ユニクロメート、有色クロメートの白錆、赤錆の発生してはいけない時間はありますでしょうか。メッキの膜厚は、弊社の規格で亜鉛とクロム膜含め5~10μmの製品です。三価、六価両方あれば教えて頂きたくお願い致します。
- 締切済み
- RoHS/ELV/REACH
- 六価有色クロメートの脱色
ご教授いただければ幸いです。 六価有色クロメート処理後、アルコール拭きをすると有色成分(黄色)が抜け落ち、 三価 ユニクロのような素地が露出してしまいます。 薬剤等が付着した形跡はなし、落ちる部分と正常な部分が混在してしまっております。 クロメート処理前、処理後の問題で上記のような現象は発生しますでしょうか。 また、有色クロメートの色を落とすのにはどのような溶剤であれば 落ちますでしょうか。 よろしくお願い致します。
- 締切済み
- メッキ
- フラッシュメッキとクロメート
よろしくお願いします。 加工屋さんに、車の部品で、車体下周りの部品を作ってもらっています。 メッキについては、あまり詳しくないようですのでこちらで質問させて下さい。 SCM435にHRC40位の焼入れ・焼き戻しした物が製品で、 現在、クロメート・ユニクロ・クロームのいずれかで考えていますが、 HRC40に熱処理した物に、上記のメッキは問題なく可能でしょうか? クロームに付いては、クリアランスの問題で、 フラッシュメッキとなるのですが、 普通に処理されたクロメートやユニクロと、比べて フラッシュメッキは剥げ易いですか? また、錆びの進行は、比べた場合どうなのでしょうか?
- ベストアンサー
- メッキ
- 安価なメッキ種とその呼び名について
クロメート と ユニクロ のメッキを考えた場合 どちらが安価なのでしょうか? また、図面中に表面処理内容として 上記いずれかを記載する場合、単に、「クロメート」とか「ユニクロ」とか 記載すれば 通じるのでしょうか? (メッキ厚等とくに気にせずメッキ層が形成されていればいいという程度の話しとしてです。) 細分化するといろいろあるようなのですが、 ホームセンターの金具などを見て感じるのは、クロメートは 黄色ぽい虹色、ユニクロは銀色様?のように単純な認識をしているのですが間違ってないでしょうか?
- ベストアンサー
- メッキ
- クロメート処理の原理について
先日、こちらでクロメート処理というのは亜鉛などのめっき後に参加を防止したりするために行う後処理だということを学びました。そこでクロメート処理の原理やめっきとの相違点、後処理ということですのでめっき技術の後に出てきた技術だと思うのですが、どのような事が原因で誕生したのか?(誕生した時の背景)などを教えてください。質問たくさんですいませんです。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
お礼
有難うございました。 参考になりました。