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高周波焼入れコイル形状

2mm前後の鉄板 内径にスプラインが切られた製品のスプライン表面を焼入れしております。 従来よりスプライン内径にスプリングのように巻いたコイルを通し内側から焼入れしておりましたが内径が小さい(Φ20程度)こともあり、谷側の硬度が不十分であったり、短部が溶け落ちたり、コイルがパンクしてしまう等不具合を抱えております。  今回、スプライン(製品)側面よりリング状に覆ったコイル(両側面)を製作しトライしてみましたが全く焼きが入りません。 (理論を知らず製作した結果の失敗です) 高周波誘導加熱とその特性を生かしたコイルの有り方(取りまわし)に関しご指導を仰げることがありましたら、藁をも縋る思いでおります。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

高周波加工担当者です。 形状が具体的に不明ですが、肉厚が2mmでスプラインがあるワークと言う事 ですが、通常加熱であれば全体に温度が上がってしまう可能性がありいまいち 理解出来ないのですが。 現在テスト中の設備(発振機)の周波数はいくらのもので加熱されているのか 詳細が理解できれば具体的にアドバイス可能かと考えます。 材質に問題はないのでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.1

この種の加熱機器専門メーカは、たくさんありご相談されるのが一番ですが、外形20ぐらいですと長さがわかりませんが、筒状のコイルのなかを落下させる間に焼入れし下部に置いた冷却液に浸漬させるなどの方法が考えられます。またスプライン部にのみ浸炭焼入れするには、加熱後筒内にて焼入れ剤を噴霧するとか、水平にして筒を回転させるなどがあります。

noname#230358
質問者

補足

早々にご指導いただきありがとうございます。私の説明が下手なのですが、相談の製品は 約Φ100で厚さが2mm前後の鉄板です。この内径にΦ20のスプライン加工が施されその刃先を焼入れする必要が有ります。 既存の設備は 製品を上下させる構造で、上方に待機した8巻ぐらい巻いたコイルに製品スプライン内径を串刺し加熱、下降させ下端に待機した冷却ノズルで冷却する機構です。 この8巻ぐらい巻いたコイルをスプライン内径に突っ込み内径から加熱するのは硬度的に不安定なため、鉄板の板厚方向からリング状のコイルで挟み込み加熱してみましたが、全く過熱しませんでした。 その後、製品を両サイドからはさんだリング状のコイルですが、現物は、双方とも電流が同じ方向(時計回り)に流れることが確認できました。 これがいけないのでしょうか。(双方が打ち消しあっているのかなと、勝手に考えました。) 早々にも、治具配管を改造し、片方が時計回りに対し、反対側は反時計回りに変更し再度トライを行ってみようと思っております。 図面等載せられず、うまく説明できずに申し訳ありません。 今後とも、暖かいご指導をいただければ幸いです。

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