鋳巣への溶剤染み込み防止と除去方法

質問

銅鋳物の表面に開口した鋳巣穴に
めっき液、洗浄液、加工液などがしみこむ場合
染み込みの防止方法、入り込んだ後の除去方法としてみなさまのご助言を賜りたくお願いいたします。

加工対象物は銅鋳物の12X60X300程度
今のところ、切削加工は乾式、めっきは必要部位以外はマスキング、洗浄液など使用厳禁、念のため出荷前にホットプレート上で乾燥を入れる、などを考えていますが、今ひとつ品質保証に不安があります。
問題は納入後にこれら溶剤がしみ出てきて悪さ（外観不良、導通部品なので接触抵抗増加）をすることです。しみこんでしまったこれら溶剤が、ホットプレート上で乾燥した場合、湿度が高いところで保管すると、変色、腐食の原因にもなりそうです。

なにかよいお知恵をお聞かせいただければ幸いです。

回答No.1

noname#230359 · ベストアンサー

めっき部に処理液は浸透してしまうでしょう。ホットプレートで乾燥をいれても、水分が飛ぶだけで、液の成分が塩類となって残留してしまいます。その対策としては、巣穴の洗浄しかないでしょう。超音波洗浄や真空洗浄などを検討するしかないのではないでしょうか。もちろん、洗浄水はイオン交換水以上の水質のものが良いと思われます。乾燥と洗浄を繰り返すのも効果的かも知れませんね。

お礼

早々のご回答ありがとうございます。

＞めっき部に処理液は浸透してしまうでしょう。
めっき部分はスコッチバフで鏡面研磨を入れるので、巣穴はかなりつぶれます。これでめっき液の浸透は押さえられるのではと期待しているのですが・・・。自信はありません。

ご指摘の通り、乾燥後の残留物がネックと考えています。やはり巣穴の洗浄しかないでしょうか。

真空洗浄ははじめて聞きました。ネットで検索したら結構参考になりました。近郊の設備保有社を探して試してみたいと思います。

ありがとうございました。