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論創海外ミステリのおすすめ
「論創海外ミステリ」(論創社)でお薦めはありますか? クイーン関連以外で。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%96%E5%89%B5%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA
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- technatama
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50年来の海外翻訳ミステリ・マニアの私は、本格物から始まり、すべてのジャンルのミステリに首を突っ込みました。 基本的には、それぞれのジャンルでのエポック・メーキング的な作品を書いた作家を選び、その作家の全作品を発行順に読むというスタイルを取って来ました。 4、50年前はまだ代表作の出版が先行し、未訳のものも多かったので、翻訳があるもので時系列的に読み、初訳のものが出ると追加していました。 質問者様は、本格物についてはかなりお読みになっているようですので、それを避けて私がお勧めしたいのは、パトリック・クェンティンの、リスト#091『悪魔パズル』と#098『巡礼パズル』です。 私はP.クェンティンの初期作品である「パズル・シリーズ」は、クイーンほどの厳密な意味での本格物ではありませんが、一応探偵役を務めるピーター・ダルースの立場が、作品ごとに異なる設定で、真犯人を間違ってしまったり、ドタバタ的なユーモアもあったりして、結構面白いと思っています。 しかし、このシリーズこそ、第1作から読む方がいいような気はします。 ●第1作『迷走パズル』(創元推理文庫) ●第2作『俳優パズル』(創元推理文庫) ●第3作『人形パズル』(創元推理文庫) ●第4作『悪女パズル』(扶桑社ミステリー) ●第5作『悪魔パズル』(論創社) ●第6作『巡礼パズル』(論創社) クェンティン・パトリックは既読だと言う事でしたら、ご容赦下さい。
お礼
名前は知っていましたが、一冊も読んだことはありません。 基本的に本格は日本作品を中心に読んで、読むモノがないときに海外のものを読むという感じです(クイーン、カーは例外ですが) 黄金期の海外ミステリーはけっこう読んでいるのですが、ほんの少しだけ時期がずれているのですね。これらの作品も30年代後半以降に発表されたものなのですね。 それにしてもピーター・ダルース&アイリス夫妻のパズルシリーズって六作もあったのですね。 情報ありがとうございます。