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セルスタンバイの原因と対策
- セルスタンバイの原因とは、格安simのデータ専用simを使用していることが挙げられます。
- セルスタンバイを防ぐためには、SMSを追加する必要があります。
- 使用方法としては、sim1で待機状態にして、データ検索したい時だけsim2に切り替えて使うことが一般的です。
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「セルスタンバイ」と、「セルスタンバイ問題」は、関連はありますが、違うものです。 セルスタンバイ=Celular Standby=電波の待ち受け状態、です。 「セルスタンバイ」自体は、「基地局に接続し、呼び出しの待ち受けをする」という、スマホにとっての必須機能ですから、全くの電池消費なしには、待ち受けできません。 そして、メールやブラウザ、他のアプリなど使っていなければ、「セルスタンバイ」に消費する割合が一番大きくなるというのは当たり前です。90%超えることだって考えられます。 「セルスタンバイ問題」は、スマホを何も触っていないのに1時間に1~2割もバッテリーを消費したりして、半日ももたない、という状況を指します。 これは3G回線において、音声回線とデータ通信回線の接続方法という二種類があることに起因します。 以前のスマホは、電波をとらえている「圏内」状態の判定に、3G音声回線の接続可否をもって判定していました。 しかし、データ通信のみの格安SIMが出てきたことにより、スマホの認識に食い違いが出るようになってしまったんです。 SMS機能の無いデータ通信契約のみのSIMだと、実際にはデータ通信できるにもかかわらず「圏外」状態であるとみなされ、ひたすら基地局サーチをしてしまう→『バッテリーが異様に消費される』、という問題が出るようになったんです。 そのような端末において、SMS契約をすると、3G音声回線の接続確認が取れるようになり、セルスタンバイ問題も解消する、という訳なのでした。 また、LTE対応のSIMをLTE対応機種で使っているなら、これもまた「セルスタンバイ問題」は起こりません。 LTEの通信はデータ通信だけであるので、LTEデータ回線が接続できればそれは「圏内」判定となり、無駄な基地局サーチも行われないからです。 (LTE圏外となり、3G電波を探すようになったとき、SMS非対応SIMではセルスタンバイ問題が起こる可能性はあります) 最近のスマホは、こういうSIM状況を分かっていて、3Gデータ通信のみのSIMでもセルスタンバイ問題(※バッテリーの異常消費)は起こらないようになっているものが増えています。 以上をまとめると、 「セルスタンバイ」→待ち受け。スマホの必須プロセス。 「セルスタンバイ問題」→スマホを使用していないのに、「セルスタンバイ」のみで、待ち受け時間が極端に短くなってしまう問題。 あなたのスマホで、1時間に1%しか消費しないならば、待ち受け状態は良好です。 「セルスタンバイ問題」は起こっていません。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。小生の生半可な知識がかえっていらぬ心配の元になったようです。セルスタンバイとセルスタンバイ問題の違いが良くわかりました。