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モニターヘッドホンの最適な音量
モニターヘッドホンを使うとき、音量はどのくらいで聞くのがベストでしょうか?大音量がいいのでしょうか?中音量がいいのでしょうか?小音量がいいのでしょうか?ベストな数値があれば教えて欲しいです。 モニターするときと、鑑賞するときと違う場合は両方教えていただけるとありがたいです。
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こんにちは。 録音の場合、私の場合はアベレージで70dBsplくらいですかね。騒音計は持ってますがヘッドフォンの音圧を測れる計測器を持ちませんので測った事が無くアバウトです。丁度同室で1mくらい向こうの人と会話する位の音量です。ピークでも+20dBつまり90dBsplくらいと思ってください。 意外と小さいでしょう。でも、これくらいで耳の解像度が一番良いように思います。個人差があるのかも知れませんが。 無音時やピアニッシモを検聴する場合は、10dB~20dB上げます。環境ノイズや機材の残留ノイズをチェックします。20dBも上げるとピーク部分は煩いですので、ヘッドフォンを外して聞き過ごし、演奏の合間や音量の小さい検聴部分(クラシックでは聞かせどころですね)を待ちます。 大きな音を聞いてしまったら小さな音は聞こえにくくなくなるのでできるだけ聴かないようにします。 編集時は、波形を見ながら音量の小さい要所要所だけ指定して聴く事ができるので、アナログ時代より便利になりましたね。 大きな音を聞きつけると、小さな音を聞き逃してしまう強迫観念に取り付かれるようで、ボリュームを落とすことが難しくなります。しかし、実際は音量を上げた方が細部は聞き取りにくくなります。 逆にあまり音量を下げると、ヘッドフォンケーブルの擦れる音などが邪魔になります。ヘッドフォンしてると瞬きさえ(ヘッドフォンと顔面表情筋の擦れる)音になって聞こえますので、それがマスキングされる程度の音量は必要です。環境ノイズ+20dBくらいの音量が必要ということです。 (煩い地下鉄内などで聞こうというのは本来異常なのです。) 演奏モニターに使う場合、周囲の音をマスキングで取り除こうとすると音量は大きくなりがちで耳を傷めるミュージシャンも居ます。生音も聞こえる程度に音量を控えておきたいです。 鑑賞の時も、音量は同じです。 モニターヘッドフォンを観賞用ヘッドフォンの音に偽装したい場合は、頭にダイソーのマイクロファイバータオル(洗車用)などを掛けて耳を覆い、その上からヘッドフォンを掛けます。解像度と中高音が少し控えめになります。タオルじゃなくソックス履かせようかな。
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- Yorkminster
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「聞きたい音量」で聞けば良く、それ以上でも、それ以下でもありません。 ドラマーならかなりの音量がないと自分のドラムの音にかき消されてしまいますが、ボーカルならそんなに爆音でなくても良いでしょう。ミュージシャンではなくて、エンジニア側ならステージより小さな音でも事足りますが、小さな音を聞き取るために音量を上げる必要がある場合もあります。「モニターヘッドフォンだから」音量が決まるのではなくて、「それをモニターするのにどのくらいの音量が必要か」で決まります。当たり前ですが。 リスニングは楽しむための聞くものなので、自分が楽しいと思う音量で聞けば良いです。 ただ、もちろん、大音量に晒されると聴覚に障害が残るおそれがあるので、健康のことを考えるならできるだけ小さい音で聞く方が良いです。スピーカーの方が近所迷惑などで音量を上げ辛いので、ヘッドフォンを使わなくて済むならその方が尚良いでしょう。 ちなみに、ミュージシャンやエンジニアは難聴の危険が大きいため、音楽用の耳栓やイヤーマフというものもあります。欧米ではオーケストラ奏者が使うことも増えているようですね。 ということで、必要な(聞きたい)音量で聞けば良いですが、可能な限り小さな音で聞く方が望ましいです。
お礼
必要に応じて音量を調整すればいいんですね。
お礼
>これくらいで耳の解像度が一番良いように思います。 確かにそのぐらいの音量で聞いたときが一番聞き心地もいい気がします。 >実際は音量を上げた方が細部は聞き取りにくくなります。 言われてみるとそういう気がします。細かい音を聞き取りたかったら中音量ぐらいがいいんですね。 総合的に考えると中音量(70~90dB)ぐらいで聞くのが一番よさそうですね。