デジタル→アナログ変換器のTos/同軸同時接続

質問

オーディオのデジタル入力→アナログ出力変換機について教えてください。

とあるDAコンバータを使用しているのですが、入力にToslinkと同軸の2種類あります。出力はオーディオ赤白です。
現在Toslinkのみ接続していますが、ほかの機器もデジタル入力に接続したく考えています。この場合Toslinkと同軸を同時に接続するという手を思いついたのですが、実行した場合どのような動作になるのでしょうか。

想像している動作は以下です。
・Toslink・同軸同時にDA変換しMIX出力される
・Toslinkか同軸どちらか排他処理になる
・スパークして煙を吹いてさようなら

さようならが怖いのと環境がないのとで実験できません。
ご意見ください。

回答No.1

Yorkminster · ベストアンサー

普通に考えると、排他仕様です。

デジタル信号は、アナログと違って、単に足せば良いというものではありません。1つは、データは「パケット」という単位で扱われるため、信号を合成する際には、合成後の信号がパケットに収まるように整える必要があります。これには演算が必要なので、単純な足し算は不可能です。

もう1つは、デジタル信号は「クロック」によって支配されています。たとえばCDの場合、44.1kHzすなわち1秒間に44100回のタイミングでデータを扱います。同じ44.1kHzでも、タイミングが揃っているとは限りません（並べた時計の秒針が微妙にズレているのと同じ）。これを揃えるのにも演算が必要です。

従って、通常は、複数のデジタル入力があるときは手動で切り替えるか、排他仕様（どちらかが優先）になっています。いずれかの入力のクロックに追随し、演算の手間を省くためです。

ただし、設計が適当な（主に安物の）製品の場合、無茶苦茶な動作をするかも知れません。この場合、DAコンバータは（おそらく）故障しませんが、出力されるアナログ音声は歪みだらけになるので、それ以後の機器（特にヘッドフォンやスピーカー）に悪影響を与える可能性があります。

お礼

ありがとうございます。
なるほど。説明でなんとなく想像ができました。

製品サイトをよく読みなおしたら以下のように記述がありました。

＞PCM(44.1kHz/48kHz)の信号に対応します。光デジタル信号と同軸デジタル信号を切り替えて使用することができます。

しかし切り替えスイッチのようなものはないので「どちらか優先」が発効しそうな予感がしますね。