映画の中の雨って・・・

質問

ハリウッド映画に出てくる雨のシーンは機械で雨を降らしているのはわかるのですが、非常に天気雨（バックが晴れている）の確立が多いのは、これはその土地に天気雨が多いということで天気雨なのでしょうか？それとも「細かいことは気にしない」というハリウッド気質なのでしょうか？

回答No.2

chie65536 · ベストアンサー

予算の関係で「雨待ち」「晴れ待ち」「雲待ち」が出来ないからでしょう。

望みの天候になるまでの間、撮影もせず、スタッフの人件費や食費を浪費するのを許されるのは、世界の黒澤監督だけでしょう(笑)

世界の黒澤監督は「あそこの空に雲が１つ欲しい」って数日間も「雲待ち」をしたそうですが。

そういった訳で、屋外で雨のシーンを撮る時には、晴天であっても「雨マシーン」でその場所だけ雨を降らせるので、結果的に「天気雨」が多くなってしまいます。

なお「雨マシーン」を使うにもお金がかかるので、ストーリー的に雨のシーンが多い映画を撮る場合「統計的に雨が多い町で雨の多い時期に撮影」などの方法も取るようです。

お礼

詳しい回答ありがとうございます。

そうですよね、確かに望みの天気になるのを待っていたら仕事になりませんよね。

大物俳優などが出ていて、予算がありそうな映画にも同様のことが見られるのも、きっと大物だけにスケジュールの都合があったりするのでしょうね。

しかし、作り手としても、もう少し考えてもよさそうですけどねぇ。せっかく途中までリアリティーのある展開であっても、最後で人工的な雨のシーンになったりしたら、観客も興ざめしてしまいます。

そう考えると、やはり偉大なのですね、”世界の黒澤”！！

回答No.4

KERO-4

そもそもハリウッドが映画産業の中心になったのは雨が少なく撮影向きだったからです。

雨降りの時に晴天の撮影は出来ませんが、晴天の時に雨のシーンはとれますから。

お礼

短いながらも非常に参考になる回答をありがとうございます。

思わず、「へぇ～」ボタンを連発しそうになりました。

雨が少ない、ということは…。
やはり、やはり、不自然な天気雨シーンでも監督がＯＫを出してるだけなんですね！

予算の都合もさることながら、

「・・・これでいいんじゃない？」

みたいなアメリカ人気質もあるんですかねぇ。

回答No.3

stone_cold0315

カルフォルニアはあまり雨が降らないと聞きました。#2の方の回答にあるようにレインマシンはあっても天気待ちの時間と予算がないのでしょう。小さな町の通りや、ワンブロック程度を曇天にするなら布などで照明を調整するればいいのでしょうけど、ロングショットではそうもいかないでしょうね。個人的には日本の連ドラのカメラ前だけドシャ降り、背景はドピーカンの天気雨が気持ち悪いです。

お礼

そうなんですか。カリフォルニアはあまり雨が降らないのですか。そうすると、フロリダあたりも同じなのでしょうね、きっと。

外国の気候風土は詳しく知りませんが、なぜか見る映画ほとんどが天気雨だったので、てっきり、”霧のロンドン”、”天気雨のハリウッド”。なる言葉でもあるのかと思ってしまいました。土地的に天気雨が多いのならば、こちらがツッコミを入れることではないですからね。

結局、予算なのでしょうね、stone_cold0315さんの言うように日本の連ドラならまだしも、予算もあるであろうハリウッド映画がなぜ？という気持ちです。ＣＧや撮影技術を駆使しても晴天を自然な雨天に変えるのは難しいんですかね。

おかげ様で天気雨の多い土地、ではなく天気の日に人工的に雨を降らせているからだとわかりました。どうもありがとうございました。

回答No.1

asunaro5

天気雨のシーンって、多いですか？私は、あまり、記憶にないのですが・・・でも、そう感じるのであれば、その土地に天気雨が多いのではないでしょうか？
細かい事は気にしないって言うのも、判らなくはないですが、なんとなく違う様な・・・(^^;)

お礼

素朴な疑問に答えていただきありがとうございます。
そうなんです。多いんですよ天気雨が…。
私が見る映画に限ってなのかも知れませんが…、なぜ監督は気にしないのだろうと、つい思ってしまうのですよね。
やはり、土地的に天気雨も日常茶飯事のことなのですかねぇ。