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カスタムドールの収納、保管についての方法
- 27センチドールをカスタムしている人にとって、お気に入りのドールを綺麗に保管する方法を教えてください。
- 触るときは手袋を着用することもあり、保存用の箱に白い布を貼り付け、眺めるときに取り出す方針ですが、この方法で十分なのでしょうか。
- 27センチドールの愛好家の皆さんはどのようにしてドールを保管しているのか、劣化やペイントしたヘッドのお手入れ方法についても教えてください。
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人形界の最前線からは大分昔に引退しました(当時品は保有中)ので、参考程度に。 基本、カスタマイザ=オーナー=プレイヤーの立場なので、何かあれば補修すればいいという考えで、手ぐらいは洗いますがいちいち手袋して扱うことはありません。 ○保管 12インチ未満サイズなら、百円ショップのパスタケースに乾燥剤と共に1体/ケースで収め、 ケースを立てた状態で(寝かせると植毛に癖が付く)適当な箱に収めて押入れ保管、見たくなったら出せばよろしい。 ちなみに、長期保管だと静電気か何かの影響でボディとケース内面の接触箇所に薄黒く汚れが付くので、劣化してもかまわない長袖の衣装をまとわせるかケース内に適当な薄布を敷いて直接接触を避ける。 合皮の加水分解やゴム部品の劣化溶解、金属パーツの錆び(これらは素体を巻き込む事もある)がありうるので、デフォ衣装や靴、アクセ他の備品は外して別保管。 ただ、カスタム後10年以上あれこれ遊びつつ出ずっぱりの人形(フェイスはコート無しのリキテ)もありますが、当時と比較して多少の退色はあれどひび割れ等大きな損傷は見受けられません。 同じく出ずっぱりの瞳デカール+クリアコートな人形もありますが、こちらはペイントよりちょっと退色が目立ちます。(コートのせいで剥げてくることはありません) ○掃除 沈着するホコリは遠慮なくエアダスターやチークブラシで(ペイント面も含め)払い落としてます。 一部某大メーカーの中国製ヘッドなど可塑剤の染み出しが発生して保管展示にかかわらず半年ほどでテカってくる人形については、アルコールティッシュで拭いたり石鹸で洗顔(一説によるとダヴがよろしいとか)。勿論フェイスに何かあれば自己補修が原則。 コーティングは古い時代に流行ったグロスポリマーメディウムに吸湿性と粘着性があるのと、アイとルージュにコーティングされていてもチークになしというケースが多いので、他所様製のヘッドを扱う際はコーティングのあるなしと種類には要注意です。 ○劣化経験 ヘッドに関しては上記の可塑剤染み出し程度。植毛は色によっては派手に退色します(銀とかピンクとか、アッシュブロンドぽくなります)。 ボディもソフビ製(27cmでは有名どころ)は可塑剤の染み出し、キャストドールの経年変色は有名ですが、ABSも年単位なら同様に経年変色しますし濃色衣装からの色移りも。あと、ソフビヘッドとの接合部でヘッドからの可塑剤浸透による溶解変形があります。 衣装類については、合皮は加水分解で崩壊、布物は人間服と一緒でカビにしみ、日焼け。 PVCパーツは可塑剤染み出し(靴からの染み出しで足が溶解変形)に経年変色、金属アクセはメッキ剥がれにさび、プラ製カチューシャの素材劣化による崩壊。 長期保管ならいずれも基本的には回避不可ですので、修復か代替品製作か諦めるかの3択。
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- ichido_dake
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No.1に追記。 保管箱にパスタケースを使用する理由は、 ・紙や木だと最終的に押入れ(暗所)保管中に虫の侵入・発生の可能性がある ・箱そのものが経年劣化する(紙箱だとそれ自体に染み・カビ発生)の可能性を避ける ・単価が安く(3桁ちかく保有しているので)密閉性のあるケースの中では比較的サイズを取らない 以上の点によるものです。 他に見聞きした例でも、サイズは違えど百均のケースを保管用として使う例は多いようです。
お礼
こちらも細かく有難うございます。 とても助かります! 三桁には驚かされましたが、経験に基づいたお話が聞けて嬉しいです。
お礼
ご回答有難うございます! ドールの素材によってもかなり様々なのですね。 掃除については特に参考になりました。 植毛の色変化についてはどのような種類のドールに起こる現象なのか驚きましたが、回避不可能でもよく見てみることにします。 有難うございました!