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PAのスピーカーの許容入力について
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ANo.1 JohnPapaです。 そういうことですか。 許容入力: 200W/4Ω 最高音圧レベル: 115dB/m (1W@1Mというのは誤記ですね。面白い。) この二つのデータからSIRTRON PA75S のスピーカーの能率を計算してみましょう。 200Wは 1W に対して+23dBです。 1Wの時には、115dB - 23dB = 92dB です。 4Ωのスピーカーは同じボリューム位置で8Ωのスピーカーより +3dB 大きな音が出ますので、ボリューム位置対音量では8Ω 95dB/m のスピーカーと同じ音量ということです。 一方、CP15Eは 96dB/mですので、僅か1dBですが、同じボリューム位置でPA75Sのスピーカーより大きな音が出る事になります。 従って音量的にはPA75Sのスピーカーをメインにするメリットは無いです。 PA75Sのスピーカーが、メインにしたいほど魅力的な音で鳴るのでなければ、CP15Eメインの方が良いでしょう。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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再び iBook-2001 です♪ なるほど、、、、 JohnPapa様の綿密な計算など、大変参考に成ります。 私個人はスピーカー工作が好きなので、とりあえずスピーカーの見た目で、、、 うーん、見た目と価格と重量からの推測では、ドッチもドッチかなぁ、、、、 とても広い会場で、遠くまで音の本質、芯を届けるには、量だけじゃなく質も重要だと思うんです。 細やかな表現音は得られなくとも、芯が通った音が遠くまで伝わるかどうか。 「音のとびが良い」などと言いますが、量だけでは無い一面がPA環境には必用に成る場面も有ります。 CP15Eならば、私なら解体するか、ウーファー(中低域用)として活用するしか思い浮かびません。 PA75Sですと、ホーンのデッドニングとか、箱の補強などで、雑味のウルササを減らすようにしてみたい。 (スピーカーに対しては、とにかく固めるという、、、ドSな方向ですよ。爆笑) 数値的な音圧レベルが-2dBだとしても、本来聞こえてほしい音の芯がより広範囲に聴き取り易く成れば、むしろ良い結果が得られるんじゃないかと思います。 特に、100dB以上の大音響の場面ですと、100Hz以下や10KHz以上等の広帯域再生より、中域を中心とした聞こえ易さが重要だと考えます。 大音領域では、レベル的に少なく成っても、低域や高域は十分に体感出来る、という「ラウドネス効果」が得られますしね。 実際に鳴らして、5m、10mという位置で聞いた時に、ドッチのスピーカーの方が欲しい音を得易いか、音量的に小さくても聴き取り易いか、という実験をしてみて、メインスピーカーを選択された方が良いと思います。(あくまで、個人的考えですよぉ。) 私の自前ボランティアPAでは、6半のフルレンジユニットをメインとしたスピーカー(会場により組み替えます)を主体としています、場合により10インチ6本に大きめのホーンというシステムも持ち出しますが、、、
お礼
回答ありがとうございます そうですね私にスピーカー工作の知識があれば友人のシステムを グレードアップしてあげられるのですが、、、 まあ今回はCP15Eをメインということで納得できました 素晴らしいスピーカーですね、かっこいい アドバイスありがとうございます参考にさせて頂きます
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ フルボリュームですかぁ、、、 実際の音がグズグズに崩れた様な再生音ですと、アンプもスピーカーも逝ってしまう可能性が低くありません。 正常な音質を確保出来ていて、在る程度のリミッター等に依る制限が有る音源であれば、能力イッパイまでの大音量再生が可能となると考えられます。 なお、実用上での最大音量は、アンプのパワー(ワット数)でもなく、スピーカーの耐性(ワット数)でも有りません。 元々の、電力を音に変換する効率(出力音圧レベル)の善し悪しの方が大きく影響する場合も有ります。 例:出力音圧レベル98dBのスピーカーで100W と、 出力音圧レベル88dBのスピーカーに500Wですと、100Wの組み合わせの方が最大音量は大きく得られる可能性が大です。 フルボリュームと言っても、入力信号がどの程度なのか、という部分で、アンプが最大出力を軽くオーバーする場合も有れば、数割りまでしか出していない場合もあり得るでしょう。 DCP400 が実際にどんなな感じなのかは存じませんが、同ブランドのCP600を所有していて屋外PAに用いた経験が有ります。 残念ながら国産のミニコンポ用パスァーアンプ(50+50W)の方が音質上では大音量が得られた、という苦い経験が有ります。 ミニコンポ用は大半がクリップランプが付きっぱなし、CP600はクリップランプが点灯と同時に音がグズグズに崩れちゃいました、、、 (両機ともに、私の自作スピーカーで同じ物、同じ会場での比較です。出演者側の方からも、本来は大出力のアンプは嫌われちゃった。おそらく、会場の電源事情という部分の影響も大きかったのでは無いか?と、後日談で、他の方からアドバイスを頂きましたけれどね。) スピーカーを破損する時は、案外大音響では無く、フェーダーを絞った、パワー的に余裕度が在るから、と思い込んで、注意を怠った環境での事故が、私の場合は多いようです(汗)
お礼
iBook-2001様、回答ありがとうこざいます 去年も野外PAシステムのことで色いろ相談にのっていただきまして ありがとうございます 今回もアドバイスお願いします システムはjJhon,Papa様に回答したとおりです 少しでも出力音圧が大きい方がいいかなと思いまして 大切な機材壊すわけにはいかないのであまり余計なことはしない方がいいですかね
- John_Papa
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こんにちは。 一般的には使用可能です。 ロックなどコンプレッサー等を多用する音楽で、平均出力は最大出力の8分の1と言われ、これがアンプの消費電力表示に適応されます。これを応用すると最大出力180Wなら、平均出力23Wと考えることができます。 スピーカーの定格入力は、平均的にこの入力までなら耐えられるという値ですので、定格入力100Wなら平均23Wに余裕で耐えられます。 (ミキサーの出力にリミッターやマキシマイザーなど、音を極度に大きく維持する装置を入れる場合は、平均出力が最大出力に近づきますので要注意です。) ただ、問題なのは、『フルボリュームに近い状態で』使う訳ですから、アンプの最大出力を超えてクリップさせてしまう事も有りえます。クリップすると3倍5倍など奇数倍音が発生します。 スピーカーがPA用なら、ある程度の耐性があると思いますが、ホームユースのスピーカーを転用してるなら高音用ユニットを焼き切ってしまうことが多々あります。許容入力200Wと言っても全帯域で保障されている訳ではないのです。 アンプをクリップさずに済むように、能率の良い(同じワット数で音量の大きい)スピーカーを使ったり、スピーカーの許容入力より出力の大きいアンプを組み合わせたりされてます。 パワーアンプにリミッターが入ってたりすることも多くなりました。 使用可能ですが、できるだけアンプのクリップランプが点かない範囲で使いましょう。
お礼
john.Papa様、回答ありがとうこざいます 去年も野外PAシステムのことで色いろ相談にのっていただきまして ありがとうございます 今回もアドバイスお願いします 今回の質問は、友人たちと野外ライブをすることになりまして 手持ちの機材だけで出来ることをしようと思っています 現在あるのは友人A所有の パワーアンプクラシックプロ DCP400 http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=233%5EDCP400%5E%5E スピーカー クラシックプロCP15Eが二つ http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=233%5ECP15E%5E%5E 友人B所有の 簡易PAセット SIRTRON PA75S http://store.shopping.yahoo.co.jp/illusion/pa75s.html です、これに12チャンのパッシブミキサーを繋いで使用するのですが メインにDCP400とCP15EにしてSIRTRON PA75Sをモニターに しようと考えたんですけどCP15Eは8Ωなので200Wの出力になってしまうので SIRTRON PA75Sのスピーカー部は4ΩなのでDCP400からPA75Sのスピーカーに 繋ぎ、 PA75SにCP15Eを繋いでモニターにしたらよりよいパフォーマンスになるかと考えてました、しかし他人の機材ですし壊したら大変なことになってしまうので今回質問させて頂きました
お礼
回答ありがとうございます 毎回専門的な知識をご教示くださりありがとうございます 相談させて頂き本当に良かったです ただ単にインビーダンスの低いスピーカーの方でが 大きい音量になると短絡的に考えておりました Ωと感度との組み合わせが重要ということですね 教えて頂いた計算ですが今の私の知識では何となくでしか 理解出来ていませんが、自分でも計算できるよう勉強してみます ありがとうございました