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アコースティック音楽再生に最適のカートリッジは?
- アコースティック音楽再生に最適なカートリッジをお探しですか?この記事では、プレイヤーの状態や環境に合わせておすすめのカートリッジをご紹介します。
- クラシックの室内楽やジャズなど、アコースティック楽器の音楽を楽しむためには、良いカートリッジが必要です。中古のカートリッジではオリジナルの音を再現できない場合もありますので、新品のカートリッジを検討してみてください。
- 理屈やスペックだけでなく、実際に音を聴いて実感されたカートリッジをおすすめします。あなたの再生環境に合わせて、一度聴いたら他のカートリッジには戻れなくなるような音を楽しめるカートリッジを選んでください。
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高級とはいかないまでも、長らく迷いながら、あれやこらやとやってきました。 現状では、SPUのクラシックで落ち着いています。 DL-103も使いましたが、もう2ランクくらい上ですね。 中域より下のズッシリとした充実感と、高域の煌びやかさは、SPUならではです。 MC30も使っていますが、線の細さが少し頼りないです。 SPがタンノイのアーデンですが、小型のLS3/5Aでも、その良さは実感できます。 私もDENON・PRA-2000をQUAD・405と組み合わせて使用していますが、音は大変気に入っていてます。 ただ、内臓のヘッドアンプが悪いというわけではないですが、ノイズの少ない昇圧トランスを使っています。 この方が自然で良い感じです。 カートリッジの性能を十分を活かすには、アームへの取り付け方と、調整が重要です。 重さは仕様書に描かれてる値より少し重くかけてみて、そこより少しずつ下げて良いところを探すくらいが良いと思います。 インサイドフォースキャンセラーや水平バランスでも音は変わりますので、いろいろさわりながら良い点を探ることですね。 アームの支柱を高くすると、針が立って高域が良く出ます。 針の重さを重くすると、針が寝るので高域が少し抑えられ柔らかい音になります。 アームの締め付け部分は、できるだけ強く締める方が、すっきりして重心の下がった音になります。 カートリッジを取り付ける部分のゴムは、すっきりした音が出ないので、これを外し名刺を切って代わりに入れると、しまった音になります。 紙は小さいほど良い気がしますので、いろいろやってみてください。 オイルダンプ式のアームは、独特のホール感が良く出て好きですが、お持ちのアームは違うのでしょうね。 私はSPUのシェルは外して、SMEにSPU用の別売(NETで買えます)のアダプターを使って使用しています。 アームも色々使いましたが、SMEがスッキリとして素直な音がします。 レコードで良い音を聞けば、CDはBGM用になってしまいますね。 DL-103も良いカートリッジですので、十分レコードの良さを引き出すことはできると思います。 もう一度、性能をフルに引き出すよう、調整してみてはいかがでしょうか。 同時にスピーカーの位置の調整も、一緒にする方が良いです。
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- chandos
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予算が書かれていませんが、PL-50に合わせても違和感の無い価格帯で選ぶとすると、まず候補に挙げたいのは、ZYXのR50 Bloomです。 http://www.hinoetp.com/zyx-pro-50.htm 決して美音調ではありませんが、低域から高域までキッチリとワイドレンジでアキュレートに出し、それでいて冷たい感じや無味乾燥なところはありません。現時点におけるリファレンスのひとつだと言って良いでしょう。鳴らすジャンルも選びません。 定番のORTOFONの製品も無視できません。具体的にはMC★20WやMC★10Wあたりです。。。とはいってもこれら現行のモデルは私は聴いたことはなく、何代か前のモデルを保有しているのですが、DL-103等とはまったく違う有機的で明るいサウンドを奏でてくれます。たぶん現行機種も同じテイストでしょう。 あと留意したいのは、ヘッドシェルのリード線です。短くて細いケーブルですが、音質を左右します。もしもリード線が付属品のままならば、市販品に替えてみるのも面白いかもしれません。 http://item.rakuten.co.jp/audio-nodaya/ortofon_lw-7n/ http://www.alles.or.jp/~tomoo9/other.html http://procable.jp/products/we24ga_lead_mekki.html 余談ですが、予算が無制限ならばMy Sonic LabのEminent GLを奨めます。 http://www.mysonic.jp/ 実体感のある音像と広大な音場、これならSACDだろうがハイレゾ音源だろうが裸足で逃げ出します(まあ、35万円ですが)。
お礼
ありがとうございます! ZYXのR50 Bloom、早速サイトを「お気に入りに追加」しました。やはりまだまだ知らないところで良い製品があるものですね。 オルトフォンも、有名なSPUあたりに目がいきがちですが、やはり、ほかにも良いものがあるのですね。 とても参考になりました! 予算については、基本的にオーディオ機器の良し悪しは値段とはあまり比例しないものですから、本当に良いものなら高くても安くても買う価値があると思っています。「安物買いの銭失い」はかえってもったいないですし。高価なものはぜいたくかもしれませんが、まあ、オーディオはあくまでもぜいたくなものですから。 リード線を換えることではっきりと音がよくなるのであれば、ぜひ換えて聴いてみたいです。セットで2000~3000円なら、まあ、もしもハズレだったとしても惜しくはないですね。 ただ、こういうものは、ささやかな経験から、ごたいそうな見かけのきれいな箱に入った完成品よりも、もう一ケタ安上がりで済む「裏技」があるのではないかな、と思えてなりません。 例えばスピーカースタンドなど、専門メーカー製の何万円もする製品と同じようなサイズの「木製スツール」が近所の家具屋さんで3600円で売られていて、それでも十分に用が足りて、立派に使えました。 いわゆるオーディオインシュレーターにいたっては、東急ハンズにいけば、やはり専門メーカー製のウン万円のものと「どう見ても同じとしか思えないモノ」が一桁も二桁も安く手に入ります。 矛盾しているようですが、惜しみなくしっかりお金をかける部分と、あくまでもケチる部分とのメリハリが重要かな、なんて思っています。 ありがとうございました!
- renewallife
- ベストアンサー率58% (72/123)
はじめまして。 私もDL-103系を所有していましたが、手放しました。コストパフォーマンスは高いのですが、まぁ値段なりの音でした。その他にオーディオテクニカもいくつか所有していました。切れが良いのは良いのですが、音に深みがない感じでした。でも電子楽器の立ち上がりの鋭さは良い方だと思います。 で、趣味のオーディオとして色々好みがあると思いますが、私が気に入っているのはオルトフォンSPU Classic GEIIです。 http://www.ortofon.jp/product/hifi/index.html 以前、私も同じような質問をしたことがあります。 その答えが、「試聴してみればよい」だったので、懇意にしているオーディオ専門店でSPUの試聴をさせてもらえました。 SPUシリーズはどれも生楽器をなめらかに、情報量豊かに再生するな、と感じました。 ただ電子音楽ではキレが悪いです。 あと、重量がありますので、残念ですがPL-50Lそのままではバランスがとれません。追加カウンターウィトとして何か重しを付けて、針圧計を使って適性針圧を出す必要があります。 これは一度セットすれば煩わしさがありませんが、他のカートリッジに取り替えた後にまた針圧調整が必要になります。 面倒ですが、SPUの奏でる充実した中音域には感動ものです。 鋭い高域はオーディオテクニカに負けますが、SPUはレコードをずっと聞き続けたい、と思わせる魅力があります。 SPUはインピーダンスが低いので、出来ればオルトフォンの昇圧トランスを使うとその真価が発揮されます。 私はフォノイコライザーアンプとしてアキュのAD-2810を使っているので、インピーダンス適合に関しては10Ωが最適ですが、気分で30Ωに切り替えることもあります。 CD時代にも関わらず、各社から様々なカートリッジが発売されていますね。 他の回答者さんの意見も参考にしながら、良いカートリッジをお選び下さい。
お礼
ご丁寧な回答をありがとうございます! オルトフォンSPU、やはりとても良さそうですね! 私もオーディオに興味を持ち始めてからかれこれ20年以上になりますが、SPUはずっと「いつかはクラウン」のような存在でした。 DL103系を「まあ、それなり」と感じられるということは、やはりはっきりと音の差があるということですね。とても魅力を感じます。ただ、もし購入するとなると、おっしゃるようにいろいろと物理的な壁が待ち受けていますね。 お話を伺っていると、アームの問題もさることながら、やはり、フォノイコライザーがLE-117だとちょっと役不足なのかな、と思えてきました。いつかは管球式のフォノイコをと思っていはいるのですが、一般的なカートリッジと違って、周辺機器の選択に自由度がなく、単に高価なものを組み合わせればいいというものでもなさそうで、やはりハードルは高そうですね。 それでも何とかして、いつかは、あのカブトガニのような、いかにも気難しそうな重戦車(?)を使いこなしてみたいなあと思っています。トライする価値は十分にありそうですね! 確かにCD時代になってもまだまだカートリッジが健在なのはありがたいことですね。もうすこしいろいろなご意見をお待ちして、ゆっくりと選んでゆこうと思います。 それでは、ありがとうございました!
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4194/8717)
はじめまして♪ オーディオとは音楽を楽しむ道具なので、聴く人の好むサウンドに適しているか? と言う事で、他人が最高と言っても自分には最悪、なんて言う事も在ります。 私もPioneerのPL-50Lを利用していましたが、DL-103は利用した事が在りませんよぉ(苦笑) ビクター、シュア、オルトフォン(3種)、サテン、グレース(交換針で2種)、オーディオテクニカ(3種)などで、音の違いを楽しみましたねぇ。 実際に自分で購入したのはビクターとオーディオテクニカの2種で3本だけ。ほかは全部頂き物でしたけれどねぇ。 個人的には、当時の環境に置いて、サテン、オーディテクニカが比較的好みでした。
お礼
早速の回答をありがとうございます♪ サテン、オーディオテクニカ、シュア、ビクター、グレース、オルトフォン、、、良し悪しというよりは、それぞれ個性があって、音色の違いを楽しめるのは、ほんとうにアナログの大きな楽しみですよね。 シュアーは20年前に私も頂き物で錆だらけの「タイプIII」を、オーディオテクニカは15年前に「AT33」を中古で買って、それぞれメーカーの音に対するポリシーのようなものがひしひしと感じられて、楽しかった記憶があります。 前者はやはりガッツのある乾いた音で、ブルーのJBLと組み合わせてのハードバップジャズやブルースが最高、後者はフォークギターの音が最高に気持ちよく聴けて、下手でも若さで押しまくる(?)往年のフォーク少年のイメージでしたね。 挙げられている中では、サテンはまだ使ったことがなかったです。なるほど、そういえば、ちょっと面白そうですね。きっと、いかにも手堅い万能選手といった趣のDL103系とはまたぜんぜん違う世界が開けてきそうで、楽しみです。 参考になりました!ありがとうございます!!
- kimamaoyaji
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ノイマンのDST62です http://item.rakuten.co.jp/globalsound/ac-0001/ ノイマンのトランスを合わせれば100万オーバーとなりますが、最高の音でもあると思います。 世界最高のカッテイングマシンメーカーが作った、物ですから、逆の再生もトップクラスと言えます、但しオーディオシステムとの組み合わせ、カートリッジからスピーカー(部屋も含む)トータルバランスなので、最高のカートリッジだから良い音が出ると言うわけではありません、アンプやスピーカーに向き不向きがありますし、視聴する音楽のジャンルによっても異なります、オールマイティは中途半端と言えます、オーデオ-マニアでジャズボーカールを主体に1千万円位かけてジャンルに合わせて組み合わせる人はいます、またノイマンのこの年代のカートリッジは真空管アンプでないと音の深みが出ませんし、またスピーカーも古いアルテック当たりの高能率スピーカーでないと、音楽の雰囲気が再現できないと言えるのではないでしょうか?あくまでも知り合いのジャズボーカルが好きなオーディオマニアの方のオタクでのシステムで聞いた感触です。 プリメインとも管球アンプでカスタムオーダーのオリジナル、スピーカーBOXもカスタムメイドで一般的に販売されているものではありません、トータル的にオーデイオ機器の制作をしている方に依頼して作成したものだそうで、最終的には設置に来られて、部屋に合わせて、AMPやスピーカーのチューニングも行なって行ったそうです。 >DENON・DL-103L 視聴した事もあります、これも良いカートリッジだと思います、カートリッジはそう痛むものでは無いので、針が良ければ、新品と大差ないというか、あまり新品だと、音に硬さが出ます、世の中ではエージングと言う人も居ますが、多少使ってからの方が音がなめらかになるのではと感じますが、如何でしょう。 デジタルオーディオに対してはCDは確かに物足りませんがDXD,DSDなど良い音だと思いますが、個人的な主観もあるでしょうから、あえて否定はしません。
お礼
早速の回答をありがとうございます。 ノイマンDST62,しかと記事を拝見しました。情報をありがとうございます。一度ぜひ音を聴いてみたいものですね。もちろん、現実的には今の私の装置ではあまりにも役不足であるかとは思いますが、こうした製品が現役で存在している、ということを知っておくだけで、有益なことと思います。 CDに関しては、ここ数年で、ことにクラシックの最新録音のものに関しては、一昔前と違ってずいぶん音が滑らかで柔らかくなったように思います。特にSACDとかでなくても、最近のCDは20年前のCD黎明期とは別物ですよね。 それで、これならもう、少なくとも古いマスターテープ音源でないソースならCD主体にしてもいいかなと思えたのですが、それでも、実際に聴き比べると、パイオニアのプレイヤーにDL-103L程度であっても、20万円以上もするCDプレイヤーと比べて、誰が聴いても明らかに「根本的に別格の音」が出てきて、「あーっ、やっぱりまだまだなんだなあ」となるのですね。 やはりアナログとデジタルとでは、本質的な「生演奏と録音再生された音」の違いのような、なにか根源的な違いが音の差になって現れているように思えてなりません。 もっとも、テレビやデジタルカメラの技術がこのまま進むと、いつかは必ず、画質が「鏡を見ているのと全く区別できない」レベルにまで到達するそうですね。 おっしゃられるDXDやDSDはもしかしたらその世界にまで到達しているのかもしれませんね。そうでなかったとしても、近い将来には完全にそうしたレベルにまで達するデジタル録音再生技術が開発されるとすれば、それを待ってみるのも選択の一つかな、と考えさせられました。 参考になりました。ありがとうございます!
お礼
詳しいお話をありがとうございます。ことにアナログオーディオは、おっしゃるように、ちょっとした部分を変えただけでも音が変化して、それがまた生き物のようでもあり、おもしろい部分ですよね。 やはりSMEのアームにSPUクラシックときますか。やはりどうしても、一度音を聴いてみる価値はありそうですね。本当に良いものは良い、という感じのようですね。 ほんとうに、アナログの音は、やはりCDとは何か根源的な部分で別の次元の音がしているように思えてなりません。CDもそれだけ聴いていると最近のものは過不足もなく、スクラッチノイズもないですし、「これならいいではないか」と思えるのですが、そこでアナログレコードをかけると、やはり「あーーっ、やっぱり違うなあ」となるのですね。 同様に、真空管式のアンプにも、やはりそれでなければ得られない世界があるように思えてなりません。 そう言うと、ちまたの自称オーディオマニアの方々から、「あらゆるスペックを見てもわかるように、今の時代に真空管というローテクなもののほうが音がいいなどということは、ありえない。真空管アンプは、あくまでもレトロ趣味だ。あるいはインテリアとして見た目を楽しむものだ。もし本気でトランジスタアンプよりも真空管アンプの音が良いと思えるなら、今すぐ精神病院に行ったほうがいい」などといわれてしまいますね。 しかし、実際は、理屈では確かに良い音が出るはずのないローテクから、もっとも美しい音が出ていると思います。 きっと、音の世界は、まだ人間の知恵が及ばない部分があって、人間の英知を越えた部分で、音の良し悪しを決定付ける「何か」があるのではないでしょうか。 それでは、もう少しだけ、いろいろなご意見をお待ちします。ありがとうございました。