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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:サーフェスについて)

Surfaceについて

このQ&Aのポイント
  • RT版と通常版の価格差について
  • RTからWindows8にOSを書き換えることの可能性について
  • Surfaceのハードウェアとドライバに関する情報開示の時期について

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • vaidurya
  • ベストアンサー率45% (2714/5983)
回答No.1

WindowsRTとWindows8は、まったく違うCPU系統に対応したOSなので この両方が動くコンピューターは存在しません。 OSを入れ替えるということは、まったく不可能です。 intelとAMDやVIAの…ほとんどのCPUでWindowsXPや7が動くのは これらは、すべてもともとintel i8086から進化してきた同系統のCPUだからです。 それに対して、スマフォで使われるARM系のCPUは i8086やそれと競合していたMC68000のようなCISCではなく… 異なる概念の元に設計されたRISCのCPUです。 この概念の違いが、省電力性でARMが優れている一因ともなっています。 ARMは、どちらかというと、ゲーム機でよく使われて来たMIPSやPOWER あるいはスーパーコンピューター京で使われたSPARCなどのほうが近いCPUと言えます。 しかし、同じCISCでも、i8086とMC68000ではソフトウェアの互換性はまったくありませんし MIPS,POWER,SPARCそしてARMでも、それぞれソフトウェアの互換性はありません。 ですから、個別にOSを開発する必要がありますし…かつてWindowsも MIPSやPOWERに対応しようとした時代がありましたが、それは成功とはならず intel系以外では、MIPSやSHやARMを使った機器向けの、WindowsCEやWindows Mobileなどが 特定分野の組み込みOSとして、それなりに活躍してきたのみでした。 いくつかのWindowsCE搭載クラムシェル端末が出てくることはありましたが… いわゆるWindows用ソフトが動くわけでは無いので、出ては消えていく、その繰り返しでした。 (シグマリオン,モバイルギアなどがWindowsCE搭載機として知られています) WindowsRTは、スマートフォンからタブレットへと、ARM搭載の端末が大成功するさなか パソコンの時代の終わりを見て、遅ればせ、あわてて始められたプロダクトのように見えます。 WindowsCEの時代とは違い、いわゆるWindowsとの互換性を提供するために Windows8には、WindowsRTと同じGUIと、WinRT APIというソフトウェアインターフェイスを用意しました。 逆にWindows8がWindowsRTやWindows Phoneを成功させるために 無理を強いられているようにも見えますが…WindowsRT,Windows Phoneへの注目は 思ったほど大きなものにはなっていないように思えます。 結局はWinRTだけを用いたソフトの開発計画はほとんど報道されておらず 発売10日前を切ってなお、WindowsRTを買えば、何ができるのかは定かではありません。 もちろん、付属ソフトについては、2012-10-16付けの発表がありましたが ノートPCから移行できると決定できるほどの情報は揃っていません。 Windowsには概ね1995年からの、Win32 APIを基軸としたソフトウェア資産があります。 しかし、Win32はintelのi386を基本のCPUとしたAPIでしたから、これをそのまま ARMで動くように実装することは非常に困難です。 それゆえに、WindowsRTで使えるソフトは、Windows8に比べると非常にわずかなものです。 もちろん、柔軟なオープンソースのソフトウェアではARM用に改修されたものも多く GIMPやMyPaint、ScribusやMuseScore,Firefox,Thunderbirdなどが動いています。 しかしそれらはGUI設計のやりなおしを伴うため 当面、WindowsRT(WinRT)では動きません。 腰の重い市販ソフトだけでなく、異環境への対応がすみやかなオープンソースのソフトでさえ WindowsRTへの対応が進んでいないのです。 反面、そういったARMで動くようになっているオープンソースのソフトは OS自体がオープンソースのLinuxなどで動くように作られています。 2009年のSHARP NetWalker発売当時には、既に多くのソフトが動いていました。 Windowsしか使わない人が気づかなかっただけで、WindowsRTはある面で、とてつもなく時代遅れなのです。 ARMのLinuxでは、USBカメラやUSB音源なども動いていますし、Wacomのタブレットの筆圧対応で絵を描いたり ドキュメントスキャナーで、書類を連続読み取りしたりもできますし、音楽や動画も、マルチトラックで編集できます。 intelのCPU上のLinuxで動く主だったソフトの大半は、既にARMでも動くようになっているようです。 ただし、実際にそれを存分に活用できる機体は、ほとんどありません。 CPU性能が低かったり、本来の性能を引き出せなかったり、安定動作しなかったり… ハードウェアの開発元が、デスクトップLinuxを載せて発売していないために多くの問題があります。 それだけ、異なるCPUでソフトウェアをすべて対応させることは困難で… Win32をARMで動かす取り組みも、最初はあったのに、Microsoftが投げ出したという経緯があります。 そのくらい、WindowsRTとWindows8では、対応するCPUが大きく違うのです。 なお、Ubuntu for Androidのような取り組みはあって、いずれスマートフォンをドックに置くだけで パソコンのように、出先で事務作業がこなせるような時代は来るのかもしれません。 http://www.youtube.com/watch?v=N6eEDZva1W8 ただ、これも、未だ評価段階にあるようで、実際の製品化の発表はありません。 WindowsRT用のソフトが充実するのと、既にあるLinux用ソフトを活かせる機械、どちらが先になるか、判然とせず むしろ、intelが省電力に力を入れてきたAtomの新型、Atom Z2670の発表を受けて 急速に、WindowsRTへの期待感が失われていっているようにも思えます。 あるいは、もともとWindowsRTはCEやMobileのように、期待されていなかったようにも思えます。 まとめると、Windows8,RTが発売されたとしても スマフォにキーボードを組み合わせたものと比べて、優れた特徴が得られるのか?電池がどのくらい持つのか… 1,2ヶ月くらい、様子を見ないことには、安易に購入を決められるものでは無いと思っています。

kazuyuki05
質問者

お礼

詳しく説明を頂き、ありがとうございます。 まず、なるほどなと思いました。 RTアプリを使ってみましたが、全画面強制のシンプルデザインなアプリに感じました。 従来のデスクトップでいろいろ表示させていた立場からすればいろいろと不便ではありますが、タブレットやWindows Phoneなどの利用ならばむしろシンプルなほうが良いとも言えますね。 私は26日にOSと同時発売だとばかり思っていましたが、残念ながら日本はそもそも初期発売予定国ではなく、8pro自体も3か月後という有様ですね。 ですが様子見という意味では良い期間です。 とても有難い情報でした。 回答のお知らせが来なかったので見ておらず、お礼が遅れて申し訳ございませんでした。 以後気を付けます。

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