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ピアノ 耳コピ

まず、メロディをとります。 メロディの和音はメジャーやマイナーなどでボリュームをつけます。 次に左手、メロディからコードを見つけます。そのコードのルート音をベース音にします。 あとはセンスでアレンジします。 そこでメロディからコードの出し方を教えてください。

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回答No.1

ご質問は、CDなどの聞き取りのことでしょうか?あるいは、自分の作ったメロディーにコードを付ける方法のお尋ねでしょうか? 「耳コピ」というのは、前者のことですが、CDズバリにコードを聞き取るのと、自分の作ったメロディーにコードを付けるのとは少々意味合いが変わります。 >そこでメロディからコードの出し方を教えてください。 まず、音楽で一番重要なのは「キー」です。 「キー」によって、その曲に使われるコードがほぼ決まります。 「メロディー」というのは、あるスケール(音階)から音が選ばれ、それに高低・長短をつけながらヨコ方向につなげたものです。一方、「コード」というのは、メロディーを作ったのと同じスケールから音を選び、それらをタテに積み重ねたものです。「メロディー」と「コード」は、同一のスケールから音が選ばれていなければなりません。「メロディー」と「コード」を産み出した最初のスケールは、音楽のDNAとも呼べるもので、異なるDNAのメロディーとコードを同時に鳴らすことはできません。その響きは、ひどく濁って不快なものとなります。「キー」というのは、上記のとおり、音楽のDNAということで、スケールそのものと思っても間違いではありません。 逆に言うと「スケール」の役目は、1.メロディーを産み出す 2.コードを産み出す 3.(1.&2.の結果として)キーを決定する という三つの役目があるということになります。 そうすると、キーが判れば(決まれば)おのずと、使われているコードは、7つに絞られます。 この7つのコードを「ダイアトニックコード」と呼びます。 検索していただくと判りますが、キーがCメジャーなら、その場合のダイアトニックコードは、C・Dm・Em・F・G・Am・Bm♭5の7ヶです。キーがCメジャーの曲なら、以上の7つのコードを当てはめてしっくり来るものを選べばよいのです。 そのうち、もっとも頻繁に出てくるのが、「主要三和音」と言われる、「C」「F」「G」となります。 それらのコードの構成音とメロディーに使われている音が多く一致しているほど融和感があり、不一致な音が多いと違和感があるということです。 ここで注意すべきことは、「音が多く一致している」ということについては、判定の基準があります。 まず「音価」=「音の長さのこと」です。同じ「一個が一致している」のであっても、八分音符と全音符では、価値が八倍違うので、これを考慮する必要があります。 次に、「位置」です。これは、同じ八分音符でも「オモテ」にある場合と「ウラ」にある場合では価値が違います。例えば四分の四拍子で1小節間に8ヶの八分音符が上下しながらメロディーを構成しているとすると、1&2&3&4&(1ト2ト3ト4ト)と八分音符をカウントしますが、このうち1.2.3.4の上に乗っている八分音符は価値が高く、&(ト)の上に乗っている八分音符は価値が低いということです。 このあたりのことを知りながらコードを判定します。 また、コードのつながりは、好きなコードを好きな順番につなげても良いというものではなく、各コードには役割り(機能)というものがあり、これに基づいてつなげていくのが原則です。 例えば、「F→G7→C」という配列であればしっくり来ますが、「G7→F→C」だと違和感があります。 「Em→Am→Dm→G7→C」という配列もしっくり来ますが、この順序を適当に入れ替えると違和感が生じます。このようにコードの各機能を知れば、あるコードの次に来るべき候補が絞れますし、二つのコードの間に入っているコードも予想が付きます。 主なコードの機能 「C」コードは、どこにでも進める 「Dm」は、「Am」には進めない。「G7」には良好に進める 「F」は、どこにでも進める。 「G7」は、「F」に進めない。「C」には良好 「Am」は、「Em」には進めない。「Dm」には良好 というような感じです。 「五度圏」というものがあり、これがすべての基本になります。 コード進行は「五度圏」を反時計回りに進むという原則があります。 http://www.yk.rim.or.jp/~kamide/music/theory/ 特に、耳コピの場合、メロディーとベース音が聞き取れれば、コードを構成する3~4つの音のうち半分以上が判っていることになるので、コードの判定は容易です。

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