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ストロボジェネレーターの上部にオイルが付着
10年ぐらい使用していなかったのですが、久々にケースから出すと、持ち手の部分にオイルのようなものが付着し、持ち手のプラスチックが割れていました。一応発光テストは問題なかったのですが、このまま使用してよいものか? ご経験、知識等ある方 どうぞよろしくお願いいたします。
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- Postizos
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No.2ですが。 軟質塩化ビニールなどから液体が出てくる理由を説明すると、本来塩化ビニールは固いもので、水道管などに使われているのは硬質塩化ビニールなどと呼ばれています。 柔らかいビニールにするためには「可塑剤」というものを混ぜ込んで柔らかさを出すわけです。これが液体になって滲み出してくるのです。 軟質塩ビの袋が置いている内に曇ってべたついてくるという経験は無いでしょうか。(ポリエチレンの袋でも見られる現象です)。 またその滲み出してくる液体が他のプラスティックを溶かしてくっついてしまう事もよくみかけます。 すぐには出てこないのに長期間置くと出てくるケースはこの可塑剤が変質して、おそらく重合が壊れて小さい分子になってしまって滲み出しやすくなるためでしょう。 また可塑剤が出てしまった物はひび割れたり固くなって形を保つことができなくなります。湿っていて柔らかい粘土から水が抜けて干からびて割れてしまうのを思ってください。 可塑剤と手などの油に親和性が有るので手油・髪油の着く所が劣化しやすいケースがあるようです。 http://www.j-plus.co.jp/kaso.html http://www.ne.jp/asahi/jurassic/page/rule_f/matigai_vinyl.htm http://www.packing.co.jp/GOMU/bloom1.htm http://www.housougijutsu.net/backnumber/000352.html 硬質塩ビには普通の塗料での塗装やエポキシなどでの接着ができますが、軟質塩ビの塗装や接着が難しいのはこのようなことが起こるせいだと思われます。 まともな設計なら取っ手と内部パーツはつながらないように配慮していますので電気的故障に直接つながる可能性は相当に低いでしょう。 ただしその取っ手はすぐ撤去してしまったほうが良いと思います。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
当方のコメットのCLのハンドルが同じような症状で崩壊しました。 おそらくビニールかポリウレタン製だったために経年劣化で分解してしまったようです。 そのまま使用続行中ですが問題はありません。 ただしこの機種はメーカー修理が終わってますので今後故障した場合はメーカー外で修理するか、買い替えるかという選択になります。 ハンドル部品の交換ってあるのかどうか。当方は縄で持ち手を付けて使っていますが。 コメットの場合月1回ぐらいは通電してバリエーターをフル出力にしてチャージをしないと寿命が縮むと言っていますね。 その機械が10年放置で発光するというのはすごいなあと思います。 押し入れに入れたまま放置していたスキー靴がやはり汗をかいたように油を噴き出して崩壊していましたので、プラスティックの種類によっては劣化の典型例のようです。
- kuma-gorou
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取っ手にオイルのようなものとなると、電解コンデンサー以外、思い付きません。 大丈夫かと言われると、リチュームイオン充電池のように爆発するほどの危険性は低いでしょうが、ヤバい状態だと思います。 電解液が、他の回路にダメージを与えないうちに、修理されるのが宜しいかと思います。