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パーティションテーブルについて
GPartedでパーティションテーブルを作成すると以下のような選択しがでてきます。 ・「msdos」 ・「aix」 ・「amiga」 ・「bsd」 ・「dvh」 ・「gpt」 ・「mac」 ・「pc98」 ・「sun」 ・「loop」 (1)どれを選択していいかわからず、簡潔にそれぞれの特徴を教えて頂けないでしょうか? (2)Linuxの標準では何を使われているのでしょうか? (ディストリビューションによって違うと思いますが・・・) (3)GpartedはGUIですが、CUIレベルでこのような種類のパーティションテーブルを選択して作成できるようなものはありますか?
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Gpartedは、多機能化で逆にわかりにくいのかな? まぁ、多機能なものほど、知識が無い人は使いこなせないのは 家電などでも同じ事ですけどね。 パーティションテーブルは、OSから参照するだけでなく OSの起動において、非常に重要な役割があります。 それは、そのコンピューターが備えている HDDから起動する仕組みにおいて HDDのどこを読みだして解釈するかという仕様に合致している必要があるのです。 msdosとされるのが、歴史的経緯からの呼称で 正確には、最初にMS-DOSが搭載されたIBM PCにおけるパーティション仕様に沿ったものです。 互換性のために、MS-DOS以外のOSでも、IBM PC/AT互換機の上では IBM PCのパーティション管理ルールに従った仕様を持っています。 代表的な特徴は、四つの基本パーティションしか作れない。 拡張パーティションと論理パーティションなどのルール。 起動に使えないパーティションについてのルールなどがあります。 もっとも、Linuxでは、そのIBM PC本来の仕様に準拠しつつ ちょっと逸脱して、より便利になっている部分もあります。 この仕様は、いろいろと不便とされてきたのですが、現在では 最大パーティションサイズの問題などから、より新しいGPTも使われるようになりました。 ただし、GPTはWindowsXPが対応しないほか、トラブル要素になる可能性もあります。 AIXはIBMの商用UNIX、AMIGAは1990年代まで活躍したかつてのビデオ編集に強いパソコン。 BSDは、バークレイに源流を持つ、UNIXの一つの正統。 MacはMacintosh、SunはSunOSやSolarisなどのOSを持つ大企業(買収されて消えたけど) dvhとloopは気にしたこと無い。そもそもGpartedとか普通使わないツールだと思ってるし(笑) PC-98ならFORMATHD、IBM PC/AT互換機ならFDISKが基本でしょ? じゃあLinuxでは、fdiskで行くでしょ普通。 なにしろ、fdiskなら、操作が重いなんてことが無い。 なお、Linuxではmsdos仕様のパーティション管理が、デファクトスタンダードです。 ディストリビューションで選ぶのではなく、ハードウェアが何か?それが重要な決定要因です。 IBM PC/ATとの互換性が一切無い組み込み家電でもmsdos仕様が使われることがあり… 故障したNAS製品やHDDレコーダーの中のHDDをとりだして Linuxでファイルシステムチェックを行なってみる事例もあるくらいです。
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- Tacosan
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(3) だけ: たぶん fdisk でできる.
補足
詳しい説明ありがとうございます。 すごく勉強になりました。 msdosのテーブルを作成するとディスク識別子というものが割り振られます。これはいったいなんの目的で使用されているのでしょうか? ご存知でしたら教えていただけないでしょうか?