JBL4435システムのマルチアンプ駆動とユニットの使い方について

このQ&Aのポイント
  • JBL4435システムは内部ネットワークでウーファーユニット2234H×2を特殊な使い分けで駆動していますが、外部ネットワークでもマルチアンプ駆動が可能です。
  • 外部ネットワークでのマルチアンプ駆動による帯域分割については詳細が分かりませんが、マルチアンプ化のメリットが薄れる可能性もあります。
  • JBL4435システムのエンクロージャー内部はユニット独立のチャンバー構造であり、2234Hの理想的な使用法を実現しています。なぜプロトタイプでは2235H×2ではなかったのかは不明ですが、JBL4435システムについて詳しくご存じの方がいるかもしれません。
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JBL4435システムのマルチアンプ駆動。

上記モデルは内部ネットワークでウーファーユニット2234H×2を特殊な使い分けで駆動していますが、外部ネットワーク(専用?)にてマルチアンプ駆動も可能だそうです。 その場合は同様に帯域分割してドライブするのでしょうか?外部ネットワークが介入して同様の帯域分割するとなれば、マルチアンプ化のメリットは薄れます、それとも3帯域分割の3アンプ方式なのでしょうか。 エンクロージャー内部もユニット独立チャンバーだそうです、チャンバー容積等2234Hの理想的な使用法はこの4435で実現達成されていますでしょうか、プロトタイプでは2235Hとの組み合わせだったそうですが2235H×2でなかったのはなぜでしょうか? 2235Hから見るとマイナーな存在ですが気になるユニットです、なにかご存じの方教えてください。

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  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.3

JBL4435のウーハー2234H×2は、帯域分割ではなくて、スタガーですね。 ホーンの下の2334Hは1KHz以下、隣の2334Hは100Hz以下のローパスフィルターネットワークで、100Hz以下は2本が並列になる仕様です。   2235H×2でなかったのは、そのほうがJBL設計陣にとって音が良いと判断されたからではないでしょうか。 2235H×2ならきっと、1KHz以下並列で、ホーンは中央の左右対称配置が筆頭候補になったでしょう。   ところで、2234Hと2235Hの違いは、2234Hが母体で、そのコーン紙に100gの重りを貼り付けたものが2335Hです。 こうすると一般的に、能率(同じワット数で出せる音量)が下がりますが、最低共振周波数も下がり、再生周波数も低域にズレ込みます。つまり低域再生に有利になります。しかし、同じフレーム・同じマグネットでこれをやるとコーン紙が重くなったぶんだけ反応が鈍くなります。つまり中域・高域再生は不利になります。箱を小さくして内部の空気をバネ代わりにすると反応を改善できますが、当然最低共振周波数が高くなり低域も出にくくなります。コーン紙を重くすることはスピーカーシステムの小型化のために一般的に行われている手段です。   JBL設計陣は、ホーンとの音質的な繋がりで中域再生に有利な2234Hを選択し、低域を延ばす手段として、もう一本の2234Hは100Hz以下で重ねるという方法をとったと推測いたします。変則的な配置からも、ホーンとの繋がりに苦心した様子を窺い知ることができます。   ところで、マルチアンプ化ですが、定かではありませんが、ロー側の2334H一本は直接、もう一本の2334Hの100Hzローパスフィルターは、オリジナル仕様のままでは外せなかったと思います。また、このユニット配置ではローパスフィルターは外さないほうが良いと思います。 端子改造をして、3ユニット独立にするならローパスフィルターは不要ですが、その場合、 2334H同士は帯域分割ではなく、1000Hz以下(ホーン下)と100Hz以下(隣)の二つのローパスができるチャンネルデバイダを使います。  

6750-sa
質問者

お礼

上記補足の>同じシリーズの2230システムは低域ユニットが2235H・・・ これは4430の誤りでした。 おかげさまで4435システムの成り立ちが理解できたようです、そういえばタンノイSYSTEM 215 これもダブルウーファ仕様のひとつでしたが、やはり4435と同様に低域ユニットが独立チャンバーで片方(同軸ユニットでない方)は250Hzでローパスしていました、2ウェイで1KHz付近までクロスオーバー周波数が上がってくると低域ユニットの音像と高域ドライバーの3点放射になって確かに具合が悪そうです。 補足では消極的な観点を強調してしまいましたが、2234Hにも2235Hにない良さがあると思います、300L超のエンクロージャーとチャンネルデバイダがそれぞれ複数余っているのでダブルローパス駆動を試してみたいと思います。 ご回答ありがとうございました。

6750-sa
質問者

補足

なるほどです、両ユニットはマルチアンプ化しても全く扱い方が異なっているということのようですね。 大型2ウェイで高域ユニットとつなぐためには低域を欲張らない2234Hが適しているものの、最低域が満足できない、かと言ってパラレルで使用するとクロスオーバー付近で低域ユニット同志の干渉できれいにつながらなくなる、それならば片方のユニットのみローパス通して最低域補強してパワーを入れれば軽い振動系ユニットでもうまくまとまるだろう、そんな感じでしょうか。同じシリーズの2230システムは低域ユニットが2235Hである理由もうなずけます。 でも結果的には4435システムはスーパーウーファー内蔵型大型2ウェイスピーカーという気がしなくもないです、それにこの2234Hは1本で使うには少し物足りないのではないか、そんな残念なユニットってことになりますかね?

その他の回答 (3)

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4706/17427)
回答No.4

>つまりは内部ネットワークパス後の低域ユニットの割り当て帯域がどうなるのか知りたかったのですが。 チャンネルデバイダー((チャンネル)デバイディングネットワーク)で割り振ります。 http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=181%5ECX3400%5E%5E

6750-sa
質問者

お礼

再度ご回答ありがとうございました ANo.3様からいただいた回答でかなり納得できました。

  • yosifuji20
  • ベストアンサー率43% (2675/6115)
回答No.2

製品の説明には 「マルチアンプ駆動切替付き (外部ネットワーク必要) 」 とありますから、ユニット独自のメインアンプにはチャンネルデバイダーで周波数帯域ごとの区切られた信号を入れる必要があります。 つまり プリアンプ→チャンネルデバイダー→メインアンプ→スピーカ という接続です。 ここで言う「外部ネットワーク」はマルチアンプで組むときには普通はチャンネルデバイダーを使います。 これは電子回路で再生周波数をそれぞれの帯域に分割するアダプターですが、ネットワークよりも正確な周波数特性が得られます。 またメインアンプとユニットの間に何も挟まないのでその点でも精神的に安心です。 ただこういうメーカー製品の場合は内臓のネットワークで最適になるように設計されていると思いますので、どの程度変わるのかはご自分でやってみないとわからないですね。

6750-sa
質問者

お礼

そうでしたね、エレクトロニックチャンネルデバイディングネットワークも外部ネットワークと呼びますね、専用のLCネットワークかと思い込んでいました。 ご回答ありがとうございました。

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4706/17427)
回答No.1

http://jbl43.com/?pid=15425880 マルチ用の切替があるようですので切り替えれば内部のネットワークはパスされると思います。 http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4435.html

6750-sa
質問者

お礼

つまりは内部ネットワークパス後の低域ユニットの割り当て帯域がどうなるのか知りたかったのですが。 ご回答ありがとうございました。

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