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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:雪山用ハードシェルについて)

雪山用ハードシェルの選び方とおすすめ

noname#160718の回答

noname#160718
noname#160718
回答No.3

 Jagae39です。 >フレネイパーカーですが、寒くないでしょうか。  ご承知のように、この手のシェルには最初から保温性は期待しないのがセオリーですし、実際のところ保温性はほとんどありません。もちろん防風性があるので、その分暖かくはなりますけどね。  ピオレットのクラシック2レイヤーとフレネイの3レイヤーでは、「保温性」という点ではほとんど差がありません。  アルパインサーマシェルのような裏起毛地のシェルだと、少し保温性があります。またドロワットパーカのようなシンサレート中綿が入っているシェルは、さらに保温性が高いです。  それでも、ドロワットパーカを試着してみればお判りになると思いますが、保温性があるといっても、それと意識して試着しなければ気づかない程度の差でしかありません。  保温性というだけでしたら、レインウエアで冬山を歩いても良いのですよ。実際、多くのハードシェルは軽量級のレインウエアと変わらない生地を使っています。  レインウエアと冬山用ハードシェルの最も大きな違いは、生地表面に雪面での滑り止め加工がされているか否か、くらいです。あと、ハードシェルの方がポケットが多かったりピットジッパーが付いていたりすることもありますし、耐摩耗性向上のために肩や肘に補強が入っていることもありますね。でも、滑り止め加工以外はレインウエアにも装備されているものがあったりします。  なお、フレネイパーカは70Dナイロンとあります。ストレッチエレメントジャケットは50Dナイロンです。  なので少しストレッチエレメントの方が薄手、ということになりますね。  でも、もっと薄手の冬山用アウターもありますよ。モンベルだとアルパインサーマシェルは40Dですしダイナアクションパーカは30Dです。  私が持っている2000年型のダイナアクションパーカも30Dです。その次のモデルが15Dの生地を使っていました。肘の立体裁断とか凝った造りになったおかげで重量は却って重くなってましたが。  生地の厚さは耐摩耗性に影響しますが、保温性には影響しません。15Dでも70Dでも、所詮ナイロン1枚地ですから・・・  保温性はアンダーと中間着で調節します。  もこもこの状態とのことですが、アンダーや中間着は何を着てます?  アンダー、フリース、シェルの3枚、というのが冬山でのレイヤリングの基本です。  「暖かさ」に最も影響するのは、実はアンダーウエアです。  「登山用」ならどれでも良いのですが、総合的にはモンベルのジオラインシリーズがベストかな、と思います。 http://webshop.montbell.jp/goods/category.php?category=8  中間着のフリースはパタゴニアのR2が定番中の定番でしょう。 http://www.patagonia.com/jp/product/patagonia-mens-r2-regulator-jacket?p=25136-0-265  ジオラインMWにR2、シェルという3層のレイヤリングで厳冬期の赤岳、問題ないと思いますよ。  止まって休憩するときなどは寒く感じるかもしれませんが、行動時はむしろ大汗をかかないように注意する必要があるでしょう。  大汗をかくと汗冷えで身体が冷やされるため、非常に危険です。  つい先週、大雪が降ったので近所の山に遊びに行きました。  まったくトレースが付いていない裏山をスノーシューを履いてラッセルしてきたのですが、この時のレイヤリングは普通の夏用の半袖Tシャツ(モンベルのウィックロン)にR2、その上に1枚地のソフトシェルというものでした。  気温は-1~-2℃、かなり激しいラッセルをしていたのですが特に暑くもなく、止まって休憩しても特に寒くもなく、ちょうど良い感じでした。  2年ほど前、2月の北八ヶ岳に行ったときは、ジオラインEXPにR2、1枚地のソフトシェルというレイヤリングでした。  この時の気温は-10℃を少し下回るくらい。このレイヤリングだと少し暑く、加減してゆっくり歩いていました。10mくらいの強風が吹く山頂で休憩していても、たいして寒くならなかったですから。  つまり、アンダーをTシャツからジオラインEXPに替えるだけで、8℃以上の気温差に対応してお釣りが来た、ということです。  まあ一般にはEXPはお奨めはしません。あまりに保温性が高く、下手すると大汗をかきますから。モンベルでもEXPは海外の高所登山用、というような位置づけです。寒がりの人は国内でもEXP、良いんですが。  私は冬の低山でEXPの上にソフトシェル、という2層レイヤリングをよくします。これで-5℃くらいまででしたら具合が良いです。-5℃の特に止まって休憩すると寒いですけどね。動いている限りは非常に快適です。  ということで、保温性に関してはアンダーを軸にしたレイヤリングで考えた方が良いです。  何枚も着て「着膨れ」しても、実はほとんど暖かくなりません。  というのは、保温性というのはウエアの生地そのものが暖かくなるのではなく、ウエアの生地内に閉じこめた「空気」が暖まることによって保温するからです。ですから、1枚地のシェルでは(クラシック2レイヤーであっても)保温性はほとんどありません。シェルの役割は、あくまで防風することによってアンダーや中間着が蓄えた「暖かい空気」を逃がさないこと、あるいは冷やさないこと、にあります。保温そのものはアンダーや中間着の役割なのです。  何枚も着て着膨れすると生地同士が圧迫されるので、それだけそれぞれのウエアが「蓄えることができる空気」の嵩が減ってしまいます。  所詮、素肌からシェルまでの空間の空気しか保温には利用できないわけですから、その体積中に「生地が閉める割合」が増えてしまうと、保温に利用できる空気量は減るわけですから、却って寒くなることすらあります。  さりとてあまりにブカブカのシェルを着て、シェルの内側に無駄な空間ができると、その空気は身体が動いたりするたびに動いて裾や襟元から逃げていくわけですから、やはり暖かくありません。  適切なサイズのウエアを適切に重ね着することで、それぞれのウエアが持つ保温性を最大限に発揮することができるわけです。

bonin
質問者

お礼

何度も貴重なお時間をありがとうございます。 ピオレットとフレネイでも保温性にほとんど差はありませんか。 ピオレットジャケットの方が温かいと思っていました。 私の現在のレイヤリングは ミズノブレスサーモ スーパーメリノウール アクションジップネック (前に買った商品ですので、この商品かどうかはわかりませんが、メリノウールのTシャツです) ノースフェイスの薄手のフリース (R2ジャケットより全然薄いものです) これで寒くなったらマウンテンハードウェアのモンキーウーマン (R2ジャケットより厚手です) を着ます。 しかし、これでも寒いときはあります。 (風が強くて寒いときに待たなくてはいけないとき) 念のためにダウンを持っていきます。 +アウターはストームクルーザーです。 やはり見直すべきはアンダーでしょうか…。 あと、フレネイパーカー調べてみました。 赤がほしかったので、とても魅力的な商品ですが、 ピットジップと内ポケットがなかったのが迷いどころです。 その辺りが値段の差でしょうか…。 この2点がなくても、おすすめですか?

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