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航空機事故の賠償額の違いですが
必要があって外国に行く予定です。航空会社の選定基準のことですが、搭乗時間や事故率を参考にしています。同時に、もし事故が起きた時の賠償額・補償額も気になります。航空会社によって額に差があると聞きます。当然、事故があっては困りますが、万が一を思うと家族の今後のことが心配になります。航空会社の選定はアジア系を避けたほうがいいのでしょうか?中国の航空会社は比較的に廉価ですが「賠償額・補償額」に上限があるようです。これだと心配になります。どのように考えればよいのか教えてください。
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日本航空または全日空を使えば間違いはありません。 この2社は対人補償については無制限となっております。 (無制限といっても被害者の逸失利益に応じた支払いで 収入のない人や、低所得者はその程度+αの賠償です) しかも、裁判などは東京地裁が管轄ですので、係争の際も 負荷は少ないです。 賠償額や補償額というのは各航空会社が決定するもので、 IATAやICAOといった機関が細部まで横並びで決めるもの ではありませんのでご注意ください(それぞれの機関の 条約を批准するかは航空会社の勝手)。 各航空会社が決めるとは言いながらも、就航地の条約や 規制は受けますので、その点は航空会社の決定以上の ものがあります。 現在、世界で最もハードルの高いのがアメリカです。 アメリカに乗り入れる場合には、アメリカが加盟する条約を 無条件で適用されることになっています。 では発展途上国などはどうか。 特別な規定がない限りはその航空会社の所属する国の 物価に応じた額、外国人であればプラスちょっと程度です。 上限があることも珍しくありません。 もちろんそれが不満である場合には係争は可能ですが、 運送約款には管轄裁判所があり、通常は被害者の国でなく 航空会社の所属国での裁判となります。 中国となれば・・・法院(裁判所)の裁判官も共産党の支配下 にありますので、党の意向でどうにでもできます。 航空機はどこの国の領空にいても、地上滑走中でも機内で 発生したことの処理は航空会社の所属国の法律が適用 されることになっていますので、賠償その他も同様と考えて 下さい。 ただし仮に中国の航空会社が運行するフライトに乗っていても コードシェアで日本の航空会社のチケットで搭乗していれば 日本の航空会社の運送約款に基づく賠償となりますので (当然逆の場合もあり)、うまく使ってみてください。
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保証を気にするなら、航空会社を選ぶより、旅行保険を多く掛けたほうがいいですよ。 そもそも飛行機が1機落ちたら、被害者の損害賠償もありますがそれ以上に航空会社は飛行機を買うお金と言う大きな損失が発生します。 (飛行機なんて1機注文しても何年か後に納入され、それまでの間1機分の路線などが減ってしまうので、大きな損失になるのです。) ですから、簡単に落ちるなんて言うこと自体しません。(飛行機はとても高いんです。) 飛行機の事故率は、電車などより格段に低いんですよ。
- DOCTOR-OA
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補償規定はIATAに加盟していれば原則同じです。 現実は矢張り各国のGNPに比例的?になるのが 一般と言うか過去の実績?です。 それは兎も角、補償とは関係なく中国の会社を利用 するのは極力避けたほうが無難です。 また事故率?についてはどの航空会社も殆ど差は 無いと思っていいでしょう。 それでも補償に拘るなら米国系を利用することです。
お礼
つたない質問に対して御丁寧に回答をいただき有難うございました。慣れない航空機利用は、ついつい安いチケットを求めることになり、「機内食さえ我慢すればいいんだ」と思いがちでした。でも、ゆっくり考えれば「事故に伴う賠償額」という問題があったな?と疑問に思ったのが発端でした。日本航空や全日空は日本人としては確かに安心ですが、他社に比べてチケットが高いのも事実です。思案のしどころですね。しかし、確実な選択肢を示していただいたことを感謝します。