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躁うつ病の処方薬について教えて下さい
兄が病院で「躁うつ病」と診断されて7年経ちます。 最初は「欝」だけの診断で薬もそれ用に 処方されてしまっていましたが、 病院を変えて「躁うつ」と診断されました。 今、何とか会社には行っていますが、 正直休みばっかりです。 普段の生活も崩壊してて家は凄まじい惨状(散らかっているということ)、 離れて暮らしているので生活サポートができません。 兄弟ともに独身です。 ですが、あまりに痛々しく、 もう私自身の事を言っている場合ではないと、 何か兄の力になりたいと思い、質問させて頂きます。 こっそり兄の処方薬をメモしてきたら 以下のような薬が出されてました。 <日中> ・セロクエル25mg 1錠×3回 (朝、昼、夕) ・デパケン200mg 1錠×3回 (朝、昼、夕) ・トラフニール25mg 1錠×2回 (朝、夜) <就寝前> ・ヒルナミン5mg 1錠 ・リフレックス15mg 1錠 ・ベンザリン10mg 1錠 ・デパス3mg 3錠 コレは効果的にはどうなのでしょうか。 強い方でしょうか。 副作用としては何が上げられますか。 自分でも調べたのですが良く理解できなかったので 投薬経験のある方は是非服毒のメリット・デメリットを 教えて下さい。 また、 「躁うつ病」の人にはどう接してあげたらいいでしょう。 本当に2面性があるのでいつも「そう」か「うつ」かが スイッチが解らずに、 互いに気分を害する事ばかりです。 両親がいないので家族は私だけです。 私はどのように接してあげたら兄は「楽だ」と感じてくれるでしょうか。 ご指導・ご指南のほどよろしくお願いします!
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- ozisan-ok
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いつも、同じ前フリを書いているのですが、 心の問題、精神の問題は、 意外な「広がり」と「深さ」を持っています。 一方で、専門的な知識が無くても、 何か言えそうな気がする、何かわかった気がする所に、 大きな落とし穴があります。 インターネットなどの普及で、 いろいろな情報が、容易に得られるようになったことは、 非常に喜ばしいことと思いますが、 御存知のとおり、その情報は玉石混交。 ただでさえ玉が少ないのに、 心の問題では「玉」が「悪」に働く事もあります。 また薬についても、向精神薬は、 非常に専門的、総合的、経験的知識が必要とされ、 説明書で非専門家が理解・判断できる次元にありません。 そこで 本題です。 躁うつ病も4、5年も再発を繰り返せば、 日常生活が、かなり乱れはじめ、 本人自身も、躁か鬱か、わかっているのにわからない、 複雑な状態になる場合があります。 貴方は兄のストレスを少しでも解消し、 少しでも、病状改善、社会生活復帰を望んでおられるようですので、 掲示板で、薬の効果や副作用、病気の程度を聞くよりも、 クリニックなどに同伴し、主治医に、 貴方が、「どういう態度、姿勢をとるべきか」を相談されるのが、 一番だと思います。 貴兄が、それを嫌がる場合は、追い詰めないで、 「その気になったら、何かあったら、すぐ相談してほしい」 「ふたりだけの兄弟だから、」 といった、 「いつでも、そばにいる」といった事を、 理解してもらうことが、大切だと思います。 病気の状態、症状にもよりますが、躁うつ病が長期化した場合、 「家族に迷惑をかけている、これ以上迷惑をかけられない」という気持ちが、 心の奧に結構あって、あるけど面とむかって言えないといった、 複雑な心情が、ギクシャクした家族関係を起こすことが多々あります。 したがって「心配している」「心配している」の繰り返しは、 逆にストレスになってしまうことがあるので、 落ち着いているときに適度に、繰り返すことによって、 最悪な関係になってしまう前に、上記の点、 キッチリおさえておくのが、良いのではないのでしょうか。 あくまでも一般論です。症状、病態により異なること御了承下さい。 長文、すいません。
- azamiII
- ベストアンサー率47% (64/135)
躁うつ病は,古い病名で今は双極性障害と言い,双極I型と双極II型障害に分かれます。 参考になるHPは加藤先生の http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ とその手引きです。 http://square.umin.ac.jp/tadafumi/Living_with_bipolar.htm http://square.umin.ac.jp/tadafumi/Living_with_bipolar.pdf pdf版もあります。 日本うつ病学会にも,一般向けと,専門医向けがあります。 http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/pdf/bd_kaisetsu.pdf http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/mood_disorder/img/110720.pdf NHKにもサイトがあります。 若者むけですけど, http://www.nhk.or.jp/heart-net/kokoro/ から入って http://www.nhk.or.jp/heart-net/kokoro/ss/index.html これらを,上手に読んで,お兄さんに必要そうな所を読んでもらったら,いいと思います。 薬について気になった点は デパケン(バルプロ酸)1日600mgが出ていますが,最近これは双極I型の予防には,弱いと言う研究があります。加藤先生のHPです。 http://square.umin.ac.jp/tadafumi/Shinyaku.htm 上記のガイドラインでは,抗うつ薬,とくに三環系抗うつ薬(トフラニールなど)の使用は避けるのが望ましいとあります。 お兄さんには,トフラニール50mgとリフレックス15mgが抗うつ薬として出ています。ただこれの減量・調節は慎重にしないといけません。 セロクエル(クエチアピン,非定型抗精神病薬)は日本で双極性障害に認可されていないけど,海外では300mgが双極性障害のうつ病相に有効とされました。これは凄く眠くてだるくなる薬なので,日本人に300mgは多すぎるかと思いますが,75mgで有効かはわかりません。 ヒルナミンは定型抗精神病薬で睡眠薬代わりに使われるけど,うつを誘発します。
こんにちは。 正直言ってお役にたてるか自信がありませんが、参考になる所だけを適宜ピックアップしてください。 投薬は、試行錯誤の後を感じます。トフラニールは少し古い薬ですが、恐らく本人が気に入って使用しているのでしょう。 眠剤に関して言えば、ベンザリンはあまりお薦めではないです。長時間型の睡眠薬なので、体内蓄積を不安視する薬剤師もいます。しかし、これも本人が中途覚醒を防ぐ意図で使用している可能性があります。修正するとしたら、おまけのデパスを削るくらいでしょうか。3錠を1~2錠にするとか。 日中の投薬も2種類は毎食後であり、服薬しないと不安になるタイプかもしれません。 薬量は、全体としては決して少なくはないです。喉の渇きや倦怠感はあるでしょう。肝数値の悪化が最も心配ですので、定期的な採血をお勧めします。 >今、何とか会社には行っていますが、 正直休みばっかりです。 非常に社員思いの企業だと思います。部屋の片つけは、勤務に支障がなければしなくて構わないと思います。 とにかく、仕事優先で考えましょう。仕事が続けられているようであれば、服薬内容も変更する必要は無いと思います。独身でも、勤務さえ続いていれば、家事代行業を頼むことが可能ですし。 ご両親が他界されているとのことですが、ご本人の年齢が判らないので何とも言えないのですが、当面のサポートは金銭的なものでしょう。後は保証人になるとか、精神面より生活面でのサポートがもし必要であればなさったらいかがでしょうか。精神面でのサポートは非常に難しいので、本人のニーズからズレてしまう事があります。