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【将棋】八枚落ち(端攻め)のコツ
- 八枚落ちでの勝利を目指すためのコツとは?
- 相手の手を読みながら戦術を練る必要がある
- 手合割によっては将棋の常識を覆す戦術が生まれる
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16手目の▲9四歩が悪手でした。ここでは上手の金の進出を阻むのが最優先課題だったのです。すなわち最善手は▲7七桂です。桂の利きで上手の金は6五にも8五にも出られません。もし出てきたらすかさず▲同桂で下手が大きな駒得になります。▽6五歩なら▲5七角とおとなしく角を逃がして何事もありません。ここはできるなら▲9四歩と突きたい。その気持ちはわかります。しかし、ここはぐぐっと我慢してまず受けることが大事だったのです。楽しみは後にとっておくのです。▲7七桂としておけば上手は困ります。金がどこにも動けない。進むも叶わず退くもかなわず。しかも▲9四歩は分かっていても上手には受ける手段がありません。 八枚落ちの上手の陣形は初めから焦土戦術で、何も駒が落ちていません。大軍で乗り込んでも取れる駒が何もない。それに対して下手の陣形には取られやすい駒が山のようにあります。取られてしまうと、それはたちまち上手の戦力になって襲い掛かってきます。だから上手陣への侵入よりも上手の金の進出を妨害することが何よりも最優先なのです。慌てなくても上手陣への侵入はいつでもできることなのです。いつでもできるなら後回しで良いのです。 35手目▽5七桂。下手は上手陣に侵入して竜も馬も作ることはできたけど、桂を只取られし、金の両取りをかけられてしまいました。そもそも▲5六歩は角の退避場所をつくるために突いた歩だったはずです。ところが、その5七の空間を逆用されてしまいました。こういう風に自分が指した手を相手に利用されてしまうのは非常に気持ちが悪いのです。こう絡まれると下手の実力では容易に受けることはできません。 40手目は▲7八歩と金を撃退していれば下手は優勢を維持できました。▽8七金なら▲8八歩、▽6七金寄なら▲6八歩とさらに追い払う。そうして▲5八玉~▲4八玉~▲3八玉と味方の多い方に逃げ込めば、負けようが無い形勢でした。それが本譜は逆に左の方向へ移動してしまったので孤立無援の王様になってしまったのです。 一つ一つの手を講評するときりがないのでこの辺にしておきます。八枚落ちは以下の3つのポイントを考えながら指し進めてください。これで必ず勝てるはずです。 1.上手陣への侵入を慌てない。 2.上手の金の進出を許さない。 3.玉は味方の多い方へ逃がす。
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- goodn1ght
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将棋は下手ですが、変な手もあるし考え方が誤っています。 飛車先の歩をついていけば相手の金1枚は守りに使うしかなく、銀を繰り出せば突破は楽でしょう。 攻めてきた金の近くに王が近づいたら危険でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに銀を攻撃に参加させれば勝てるかもしれませんが、それって棒銀ですよね。 実はとあるサイトでは、八枚落ちの定跡で端攻めと棒銀が紹介されていたので、このどちらの戦法でも勝てるようになりたいのです。 今回は端攻めの練習なので、そのつもりで解説が欲しいです。
お礼
回答ありがとうございます。 相手の侵入を許したのが失敗だったのですね。 3つのポイントを意識したら、ようやく八枚落ち(端攻め)で勝てるようになりました。