• 締切済み

ジャズのスケールについて疑問です。

ジャズピアノを勉強してる者です。 只今、メロディックマイナースケールとハーモニックマイナースケールを指と頭に叩き込んでいるところです。 さて、多くの教則本を読んできたのですが、ひとつの疑問があります。 画像を見てください。 1小節目はCメロディックマイナースケール、2小節目はCナチュラルマイナースケール(=Cエオリアンスケール)となっております。 多くの教則本を見てきたのですが、上記の様に下降する時はナチュラルマイナースケールなんです!! 本で「この項ではメロディックマイナースケールを覚えます」と書いておきながら、なぜ下降でナチュラルナイナースケールを記載するのかが疑問です。 you tubeにも本と同じ事をやっていました。!!! http://www.youtube.com/watch?v=nrLwb5QcOj4&feature=related なぜですか?特別な意味があるのでしょうか? それとは反対に、ハーモニックマイナースケールを覚える項では、上昇でハーモニックマイナースケール、下降でも同じハーモニックマイナースケールが記載してありました。 一体なぜ?考え過ぎ?

みんなの回答

  • fumito777
  • ベストアンサー率31% (10/32)
回答No.3

◎下降の場合にナチュラルマイナーである理由はなにか? みなさんが答えを書かれてるので簡潔にお答えすると…… 「マイナースケールなんだな」とわかるようにしたいってことなんです。 どういうことかというと、メロディックマイナーは実は平行調に当たるメジャースケールと3度しか違いがないんです。 例えば…… 【Cメロディックマイナー】 ド・レ・♭ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド 【Cメジャー】 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド ◎メロディックマイナーのもともとの成り立ちは ドミナントセブンスを作ることでした。 【Cナチュラルマイナー】 ド・レ・♭ミ・ファ・ソ・♭ラ・♭シ・ド 【ドミナントセブンス】 G7(ソ・シ・レ・ファ) このために「シ」を半音あげることでこれを解決した訳ですが この場合、♭ラとシとの間の音程差がありすぎる。 ※このスケールをハーモニックマイナーと呼ぶ そこでちょっとでも滑らかにしたくて6度の♭ラも半音上げた訳です。 しかしこれではメジャースケールとの区別が付きにくい、という訳で 「単純な上昇・下降においては注意が必要」ということなのです。 ◎使いかた とは言っても、実際のフレーズにはそんなにピリピリする必要はありませんし 明確にスケールを弾きわけてる人もいません。 例えばこんなフレーズ…… 「レ・♭ミ・レ・シ・ド・レ・♭ミ・ファ~」 このフレーズの場合は6度がでてこない 「ソ・ラ・シ・レ・シ・ド・レ・♭ミ・ファ・ソ・ラ~」 ♭ミが出てくるまでメジャーかマイナーかがはっきりしないフレーズ といった具合です。 『説明の都合上そうしている』という理解でいいと思います。

pianoyarouze
質問者

お礼

>◎使いかた とは言っても、実際のフレーズにはそんなにピリピリする必要はありませんし 明確にスケールを弾きわけてる人もいません。 例えばこんなフレーズ…… 「レ・♭ミ・レ・シ・ド・レ・♭ミ・ファ~」 このフレーズの場合は6度がでてこない 「ソ・ラ・シ・レ・シ・ド・レ・♭ミ・ファ・ソ・ラ~」 ♭ミが出てくるまでメジャーかマイナーかがはっきりしないフレーズ といった具合です。 『説明の都合上そうしている』という理解でいいと思います。 ありがとうございます。 わかりやすい例えでした。 モヤモヤが吹っ切れました。

  • TAC-TAB
  • ベストアンサー率76% (1921/2526)
回答No.2

>本で「この項ではメロディックマイナースケールを覚えます」と書いておきながら、なぜ下降でナチュラルナイナースケールを記載するのかが疑問です。 大きな誤解をされています。 メロディックマイナースケールは、上行と下行では音列が違うのです。 「ラ」をスタートとした場合、上行は、「ファ」と「ソ」が#になり、下行では、その両方がナチュラルになって、それで「メロディックマイイナースケール」が完結します。この理由は、そのまま下降すると、メジャースケールとまったく同じになって、マイナーの感じにならないからです。 >それとは反対に、ハーモニックマイナースケールを覚える項では、上昇でハーモニックマイナースケール、下降でも同じハーモニックマイナースケールが記載してありました。 これも当然です。「ハーモニックマイナースケール」は、ヨコにつらなるメロディーのためのものではなく、文字通り「和声的」であり、コード構成音をタテに理論付けするための仮想の音階です。 ですから、上行とか下行という概念とは無関係のものです。 「ハーモニックマイナースケール」を弾く練習をしてもほとんど何の役にも立ちません。 実際の楽曲では、まず出てきません。 ナチュラルマイナースケールは、メジャースケールの第六番目「ラ」からスタートする音列ですが、「導音」にあたる「ソ」がナチュラルだと、「ラ」に落ち着こうとするときの解決感が弱いので、「ソ」を#させて、「導音」としての機能を強化したのです。 それで、Aマイナーキーでは、属和音は「Em」ではなく、「ソ」が#になる「E」あるいは「E7」を使う場合が多いのです。 しかし、「ソ」を#させて、音階を鳴らすと、「ファ」と「ソ#」の間が、増二度になります。この音程は「悪魔の音程」と呼ばれ、中近東の音楽ではしばしば耳にしますが、西洋音楽では忌み嫌われる音程です。それで、旋律的に美しく整えるために「ファ」も#させたのが、「メロディックマイナースケール」です。しかし、この音列をそのまま下降するとメジャースケールと同じになるので、「短調」の気分が損なわれます。そのため、下りは「ソ」「ファ」をナチュラルにしたのです。「ソ」を#させたのは「導音」の機能強化のためであったのですが、下りの場合は、「ソ」に導音としての機能は必要ないので、#は必要が無く、本来のナチュラルマイナーでよいのです。「メロディックマイナースケール」が、下りで「ナチュラルマイナースケール」になるのではなく、上行と下行で違う音列になったものを「メロディックマイナースケール」と呼ぶのです。上行も下行も「ファ#」「ソ#」を使う音階には名前がありません。そのようなマイナースケールは存在しません。 また、メロディックマイナースケールをダイアトニックスケールとして、コードを構成すると、「ファ」が#になるため、IIが「Dメジャー」コードになり、不自然なことになります。 そのため、コードを構成するときには、「ハーモニックマイナースケール」の上に各音を積み重ねて、コードを作るということになっています。 日本語で書くほうがよく意味がわかると思います。 「ナチュラルマイナースケール」=「自然的短音階」単にメジャースケールの第六音からスタートしただけの自然な音階) 「ハーモニックマイナースケース」=「和声的短音階」(ドミナントコードの機能を強化するために導音「ソ」を#させた音階、和声理論の勉強のとき以外は使わない仮想のスケール) 「メロディックマイナースケール」=「旋律的短音階」(導音の強化のために「ソ」を#させ、かつ旋律的にも美しく音列を整えた短音階)

pianoyarouze
質問者

お礼

TAC-TABさん。 前回に続き回答ありがとうございます。 >メロディックマイナースケールは、上行と下行では音列が違うのです。 この言葉で目が覚めました。 てっきり私は、上行の音列と下行の音列は必ず一致しなければいけないと長年間違った認識をしていました。

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1631/3289)
回答No.1

それは,そういうものなのですよ. ジャズ以前の問題で, ナチュラルマイナー (自然短音階) は,和声学的にはもっとも自然だが,スケールとしてみると上昇して行ってトニックに解決するところが全音になるため終始感がとぼしい. そこで,7度の音を半音上げると,7度とトニックの間が半音になるので終始感が強調される (ハーモニックマイナー,和声的短音階). ところがハーモニックマイナーは,6度と7度の間が増2度になって,これはこれでメロディー的には不自然さが出る. ということで,じゃあ,6度も半音上げちゃえ,ってのがメロディックマイナー (旋律的短音階). 結局,トニックへの解決感から来ている操作なので,トニックから下降していくときにはこういう操作は却って不自然. というか,やってみるとわかるけど,メロディックマイナーをそのまま降りるとマイナースケール感が損なわれてしまう. なので,下降するときはナチュラルマイナーにもどす.これが一番「旋律的」ってことでしょう. アドリブのときならメロディックマイナーで昇って,ハーモニックマイナーで降りてきてもいいですけどね. まあ,実際は上昇,下降というよりは,ドミナントなときかサブドミナントなときかってほうが本質かも.

pianoyarouze
質問者

お礼

>メロディックマイナーをそのまま降りるとマイナースケール感が損なわれてしまう. なので,下降するときはナチュラルマイナーにもどす.これが一番「旋律的」ってことでしょう. 確かに、マイナー感を出すにはナチュラルマイナーですね! ありがとうございます。 固定観念がなくなりました。

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