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スケール、ペンタトニックスケール、アドリブについて

エレキギターでスケールを覚え始めました。理論はまったくの初心者です。 使用してみようとしている曲の頭がAM7です。 まずこれはAマイナーのスケールを使用すればよいのですか? 使用するスケールは曲の頭のコードで良いのですか? 例えばそこでAマイナーペンタトニックを使用可能? また、ハーモニックスやナチュラル、メロディックを使用可能? これらは自分の気分で使用してもよいのですか??何かきまりがあるのですか? そしてまた、曲が流れている間はすべて使用して良いのですか?? 曲中にコードが変わったらその変ったコードのスケールを使用しなくてもよいのですよね??終始Aマイナースケールで良いのでしょうか?

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noname#199778
noname#199778
回答No.5

またまた失礼します。返信読みました。 「D7がドミナントと捉えるなら、Gキーと解釈する」についてですが、これはコード進行のセオリーを踏襲しての解釈になります。 コード進行のセオリーについてですが、その前にまずはダイアトニックコードについて把握しておくと良いでしょう。ダイアトニックコードというのは、特定のキーにおいて、その基盤となるスケール上の音程のみで構成され、そのスケール上の各音をルートとするコード群のことを指します。メジャーキーでのダイアトニックコードを度数表現で表すと、 I [IM7] - IIm [IIm7] - IIIm [IIIm7] - IV [IVM7] - V [V7] - VIm [VIm7] - VIIm(-5) [VIIm7(-5)] という7つのコード群になります。Gキーであれば、 G [GM7] - Am [Am7] - Bm [Bm7] - C [CM7] - D [D7] - Em [Em7] - F#m(-5) [F#m7(-5)] というようになります。 このうち、Iのコードはトニック(主音)をルートとするコードで、トニックコードと呼ばれ、このコード群の中では最も安定した響きを持つコードにあたります。コード進行はこのトニックコードに向かって終止するのがセオリーになります。 また、キーの第4音をルートとするコード(IV)はサブドミナントコードと呼ばれ、トニックに次いで安定を感じさせるコードになります。サブドミナントコードは、ドミナントコードへの展開を準備したり、直接トニックコードに結びついて解決したりします。 キーの第5音をルートとするコード(V)はドミナントコードと呼ばれ、このコード群の中では不安感を掻き立てるコードにあたり、トニックコードに進行することで強い解決感を感じさせるコードになります。 この3つのコードについては、特に重要なファンクションを持ったコードといえます。 コード進行は、最終的にはトニックコードに向かって進行して解決するというのがセオリーといえます。そのため、ドミナントコードからトニックコードに結びついたり、あるいはサブドミナントコードからドミナントコードに進行し、トニックコードに結びついたり、もしくはサブドミナントコードから直接トニックコードに結びつくなどして解決するなどのパターンが、コード進行上のセオリーということもできます。 話を元に戻すと、D7をドミナントセブンスコードとみなした場合、ドミナントコードはキーのトニックから完全5度にあたる音程をルートとするコードであるため、ドミナントコードのルートから5度下のG音が、対応するトニックになります。また、ダイアトニックコード上では、メジャーキーの場合は第2音をルートとするコードは上記のようにIIm7、マイナーキーの場合は第2音をルートとするコードはIIm7(-5)になるので、Gメジャーキーと判断することが可能です。 そのため、Am7→D7と続くコード進行において、D7をドミナントセブンスとみなした場合、GキーとしてGメジャースケールを使うという選択肢もありといえると思います。 アドリブを考える上では、その下敷きになるコード進行などについてもその仕組みや構造などを把握しておくことが大切だと思います。スケールばかりではなく、そちらの方面の情報についても集めるようにすると、見えてくるものもあると思いますよ。 なお、Aマイナーペンタトニックスケールを使用して破綻なく聞こえるという場合は、それも正解のひとつと考えて良いでしょう。アドリブに関しては、聞いた感覚が心地好ければよしとするのもひとつの解です。正解がひとつに絞られると見方を限ることはないと思います。発想を柔軟に持つのが良いでしょう。

neo-haine
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。「D7がドミナントと捉えるなら、Gキーと解釈する」がとてもとても理解できました。コード進行の本などは持っているのですがそれよりもはるかに理解できました。他の楽譜でもパターンを照らし合わせて勉強してみます。おかげで楽しくなってきました。このような詳しく文章を書いて頂き、また、時間をさいて頂き誠に感謝しております。本当にありがとうございました!

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noname#199778
noname#199778
回答No.4

ふたたび失礼します。返信読みました。 キーについてですが、基本的にはその曲中で使われている基調となる音程群のことで、ラフに捉えるならスケールと重なるものと捉えるとわかりやすいと思います。メロディーやコードの音遣いなどは、キーによって示される音階に重なることが多く、アドリブやリアレンジなどの時には指標としてキーを把握すると展望を組み立てやすくなります。 キーの割り出し方については、その曲のコードや使われている音程を把握し、またその音程群の中から中心となる音程(トニック:主音)を知る必要があるでしょう。 メロディーなどがあり、そのメロディーが終わる部分があれば、メロディーは主音に向かって解決する傾向があるので、その最後の音程(長く伸ばして強調することなども多いでしょう)を取れば主音を把握することができると思います。また、メロディーの音遣いがメジャースケール上に展開しているか、マイナースケール上に展開しているかで、キーのメジャー・マイナーを分けることができるでしょう(特に主音から2つ上、第3音と主音との音程差で見極めるとわかりやすいと思います)。メロディーからキーを割り出す時には、その音遣いと最後の音程に注目するのが良いと思います。 コードからキーを取る場合は、メロディーが終わる部分、あるいは展開が終止して落ち着き(解決感)を感じさせる部分のコードを参考にするのが良いでしょう。その時のコードのルートがキーの主音、コードのメジャー・マイナーの別がキーのメジャー・マイナーの別と一致することが多くなります。 いずれにしても、キーを把握する上では、音遣いを全体的に把握するか、あるいは曲の展開が解決して落ち着く部分でのコードやメロディーの音程を取るのが妥当でしょう。 Am7とD7の繰り返しの場合、Am7の音程はA・C・E・G、D7の音程はD・F#・A・Cとなるので、AナチュラルマイナースケールではD7コードのF#の音程がAナチュラルマイナーのF音と半音差でぶつかり、強い不協和音になります。このケースでは、Aナチュラルマイナーはこの区間を通しては使いにくいでしょう。 このケースでは、D7がドミナントセブンスと捉えるなら、Gキーと解釈してGメジャースケール(≒Aドリアンスケール)やGメジャーペンタトニックスケールを使えると思います。 理論の勉強に関しては、一冊の本だけでなく複数の関連の本に目を通して、とにかく情報をかき集めるのが良いと思います。勉強を進める上では、まずは音程やリズム表現の基本、コードの仕組みやコードネームのつけ方の決まりをまず把握し、その次にコード進行のセオリーやキーのことについて把握し、その後にスケールや実践的なアドリブなどについて把握すると、判りやすいのではないかと思います。アドリブをするからといきなりスケールに飛びつくのは、少々飛躍が大きいかも知れません。 また、先にも寄せたように、理論についての把握を進める上では、既存の楽曲などを実例として理論と照らし合わせ、把握するように努めるとわかりやすくなると思いますよ。

neo-haine
質問者

お礼

再度くわしく感謝いたします!キーの割り出しがなんとなくわかってきました。不協和音についても今回の説明して頂いたパターンですと理解できました。ひとつ疑問に思ったのがD7がドミナントと捉えるなら、Gキーと解釈するということが理解できません。今試しにAマイナーペンタトニックで適当にアドリブしたら少しシックリとしたような気がしたのですがAマイナーペンタではF#がないので問題ないのでしょうか?Gメジャー系で少し今度は試してみます。想像以上にアドリブの奥が深いと痛感しました。本は一冊のみしか読んでいませんでした。結局疑問だらけであまり身についていません。少しずつ自分が何がわからないかがわかってきた気がします。本当にありがとうございます!!

  • lilact
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回答No.3

AM7は、Aメジャーセブンスですね。 キーがAメジャーならAメジャースケールを使いますが、違うキーの場合は違ってきます。 >使用するスケールは曲の頭のコードで良いのですか? 一度のコードで始まる曲ばかりではないですからだめな場合もあります。 >曲中にコードが変わったらその変ったコードのスケールを使用しなくてもよいのですよね 代理コードを使ったり転調したりしていればスケールの音も変わってきます。また、曲のキーが何かを間違うと最初のコードから間違いますよ。例えばキーがCメジャーでも曲の最初のコードがCとは限りませんから。

neo-haine
質問者

お礼

お返事ありがとうございました。なにぶん理論的なものが全くのど素人なものでAM7がMがメジャーだと知りませんでした。質問欄間違えて申し訳ございませんでした。

noname#199778
noname#199778
回答No.2

アドリブでフレーズを弾きたいという場合は、理論を踏まえるのは一つの筋道ですが、それだけですべて収まるとは考えない方が良いでしょう。 実際にアドリブで弾いてみたいと言う場合は、まずはいろいろな既存の曲でのギター演奏をコピーすることをお勧めします。実践的なフレーズをコピーしてみることで、得られるものは多いでしょう。 理論の把握を進める上でも、実際の曲のフレーズなどを当てはめて捉えるように努めてみる方が、実例を確認しながら取り掛かることができるので、把握しやすくなる部分も多いと思います。実際の曲と理論とを分けて捉えるのではなく、つながりのあるものとして結び付けて解釈していくことをお勧めします。スケールの使い方などについても、実例を見ながら理解を進める方がいろいろと有利だと思いますよ。 また、音楽における理論と言うのは、絶対のルールを提供するものではありません。理論が、ここではこのスケールを使え、などと決め付けるようなことはありません。可能性として使いやすい音・スケールなどのヒントを得ることはできても、答えそのものを与えてくれるものとは違います。最終的には、理論が示す候補の中から、自分自身の感性を元に、自分自身で取捨選択する必要があるでしょう。何を使えばいいのかを理論に求めるのではなく、ご自身で何をどう使うのが良いのかを感性や経験、あるいは実験を通じて判断されるのが良いでしょう。既存の曲を例としてそれを理論を使って分析し、ヒントにするのも良いアプローチだと思います。 ご質問の内容に関してですが、曲頭のコードだけで、曲中を通じて使えるスケールを割り出すのは難しいでしょう。もし、一定のスケールをその曲を通じて適用したいのであれば、曲頭のコードよりもその曲のキーを取り、そのキーに見合ったスケールを割り出すのが妥当です。冒頭がAM7だったからと言って、その曲でずっと使えるスケールがAをトニックとするスケールとは限りません。また、スケールとコードとは別のものです。これはきちんと分けて捉えるようにした方が、混乱は少ないでしょう。 スケールの使い分けについては、最終的には感性の問題になります。ここは自分の感覚などから判断して、使用するスケールを決めるのが良いでしょう。例えば、コードトーンと半音差でぶつかったりする音は、少々不協和音的に響く傾向が出ますが、あくまでも響きとして不協和なだけであって、まったく使ってはならない音とはいえません。むしろ、テンションとして良い味付けになることもありうるでしょう。ただし、まったく自由過ぎるのも少々考えものかも知れません。短2度の音程などは耳障りに聞こえることがあり、心地好く聞かせたい時などには害になる可能性の高い音程と言えます。このあたりは、いろいろと試行錯誤したり、既存の演奏を参考にしていろいろと検討してみるのが良いと思いますよ。 ひとつのスケールを曲中を通じて使い続けられるかどうかは、これも決め付けてみることはできません。キーを根拠として使用するスケールを決める場合でも、曲中でキーが変わる(転調)ようなケースでは、キーが変わった時に基準そのものが変わってしまい、スケールも変えざるを得ないこともあります。この点については、個別に柔軟に対処を考える方が良いと思います。 曲中にコードが変わった時に、そのコードチェンジに合わせてスケールを変える必要があるかどうかについても、これも曖昧な領域を含みます。コードに合わせてスケールの解釈を変え、コードチェンジの都度コードにあったスケールにチェンジして対応するという考え方も一つの手法です。それについては、普遍的にどれが正解と一つの答えに絞ることはふさわしくありません。こちらも個別に柔軟に考えるべき領域だと思います。 なお、AM7はマイナー系のコードではなく、メジャー系のコードです。コードネームにおいて大文字のMはメジャーを意味し、またMと数字とがセットになって表示されているケースではその大文字のMはその数字にかかる表現と捉えるのが妥当です。AM7は、Aメジャーコード(A・C#・E)に、メジャーセブンス(M7:G#)の音程を加えた4和音です。このコードに合わせやすいスケールとしては、Aメジャーペンタトニックスケール、Aメジャースケール(≒Aイオニアンスケール)、Aリディアンスケールなどが考えられると思います。また、ブルージーな雰囲気を狙うなら、Aブルースペンタトニックスケールも使えるスケールと言えるでしょう。ただし、これらはこのコードが鳴っている時には合うと思われますが、コードが変わった時にスケールを変えずに対応できるかどうかはこの条件だけでは判断できません。 なお蛇足ながら、アドリブを取る上では既存の曲をコピーする経験は重要です。コピーをすることは、演奏技術を洗練するだけでなく、いろいろな表現方法を知り、それを真似ることでアドリブの時に使える手札を増やすことにもつながります。アドリブのフレーズは、まったくまっさらの状態から新しい物をひねり出すだけではなく、手癖を使ったり、常套句と呼ばれるような定型フレーズを織り込んだり、蓄積したフレーズを組み合わせて新しい展開を組み上げるといった手法もよくある方法で、そうした引き出しを増やすには人の演奏を真似る経験がポイントになります。コピーとアドリブとは相反するように思えるかも知れませんが、アドリブを指向するのであればたくさんのフレーズをコピーする経験は欠かせないでしょう。そちらの方面からのアプローチについても、検討してみることをお勧めします。 参考まで。

neo-haine
質問者

お礼

とても詳しくありがとうございます。お手数もおかけしました。まず、キーはどのようにすれば見極められるのですか?自分が勘違いしているのは曲の頭や曲の終り、間奏の始まりなどのコードがキーだと思っていました。そのキーのスケールをしようすると勝手に思っていました。(すみませんAM7でなくAm7でした。)Amがキーでそのスケールを使用すると。みなさんはまず何から勉強しましたか?

回答No.1

まず先に…どのくらい経験してるのかわからないけど書ける範囲で^^ Am7って事はマイナーコードなのでマイナースケールでOK♪ なんですが!せっかくなのでこれ考えてみてはどうでしょう? Am7の構成音はACEGなんです。AmスケールはそのままABCDEFGですね。 ということは音のぶつかりがないから基本的にはOKって結論。 じゃ~ここにAmハーモニクスを入れたら?ABCDEFG#ってなりますよね? しかもAm7って「7」がGの音にもかかわらず…って事はぶつかります>< ぶつかったらあまり使わないほうがよいですね! 参考程度ですが自分ならEmスケールかGメジャースケールを使うかな。 7thがぶつからなければそんなにきもち悪くないので^^チャーチモードですが。 スケールや理論を考えるときには和音構成から考えるとよいですよ あくまで理論は後付の定義です。他の人が目で見てわかるようにするものだし耳だけじゃ難しいものもあるはず。だから譜面にしたときにわかりやすくする為。もちろん理論主体で考える人もいるけど自分自身は両方なんです。譜面からもあるし音だけもあるし。 一番肝心なのは!演奏してて自分が気持ちよいことと聞いてる人が気持ちよければすべてOK♪ ちなみに理論勉強したかったら自分が一番好きなミュージシャンのスコア買って一小節ごと分析してみると教則本より参考になります^^

neo-haine
質問者

お礼

御回答本当にありがとうございます。 経験としては今、インスト系に興味を持ちコピーはソコソコ数をこなしまた、耳コピは10曲弱コピーしました。しかし耳コピは自分ではかなり正確にコピーできたとは思いますが理論にそらず聞こえるままにTABをおこしコピーしたからです。そこで次のスッテップとして作曲はまだまだなのでとりあえず曲に自分なりのアレンジで合わせてみようかと試みたく理論に興味を持ち出した所です。 その曲のコード進行はAm7→D7→Am7→D7→Am7→D7ある曲のイントロをリピートしてその繰り返しの曲中にアレンジを入れたかったのです。このとき何から考えていけば良いのか見当があまりつかず色々調べたのですがわからずここにたどり着きました。 elleforceさんがおっしゃた音がぶつかるとはどのようなことなのですか?そしてまた、わからなくなってきたのがKEYとスケールの違いです。おそらく自分が考えてることがぜんぜん的を得てないかもしれません。単純にAm7がKEYだからスケールをAmの普通のスケール(ABCDEFG)か5音のペンタなどを曲中に弾けばよいのかと思っています。その曲の元のギターソロを分析もしたのですがおそらく”何か”を理解してないことで全然何をどのようにしてこのフレーズの構成になっているか理解できない状態です。ペンタやその他、本などでは知っているのですがそれをどの場所でいつ使うのか、使ってい良いのかがわかりません。まず自分は何を学べば良いのか?がわかりません。長々申し訳ございませんでした。

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