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サラリーマンに生命保険は必要ですか?

rokutaro36の回答

  • rokutaro36
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回答No.3

生命保険専門のFPです。 生命保険とは、万一があった時の、遺族の保障です。 となれば、いくらの保障が必要か、という話からはじめないと、 前に進みません。 明日、万一があったとき、奥様が受け取れるお金は何が、 いくらなのでしょうか? 遺族基礎年金=お子様がいらっしゃらないので受け取れません。 遺族厚生年金=受け取れますが、金額は年間で夫様の年収の十分の1 ぐらいと考えてください。 奥様が30歳未満ならば、5年間だけ受け取れます。 退職金=お勤めの会社の規定によります。 出費=葬儀代など 住宅は、団信によりローンは完済されます。 それは、奥様にとって、資産となります。 さて、ここで、遺族の生活がどうなるのか……という問題になります。 奥様に夫様のご両親の老後の介護を頼むというのは、 一般的には無理でしょう。 となると、夫様に万一があったとき、夫様の両親の面倒は、 誰がどのようにみるのか、というのは、 手当てをしておくべき問題になります。 (夫様のご兄弟がみる、ご両親様に老後の十分な蓄えがあるなど 問題がなければ、問題なし) 奥様の生活は、どのように維持するのか。 まずは、このように考えて、どのような保障をしておくべきなのか、 はっきりさせなければなりません。 そのうえで、生命保険で保障しておく必要があるのか、 ないのか、という問題になります。 ご提示された情報だけでは、判断できません。 医療保険 高額療養費制度というのは、「制度」なので、今後、どうなるのか 誰にもわからない問題です。 昭和48年(1973年)にこの制度ができたときの自己負担の上限は 3万円でした。 それが、今では、一般の方の場合…… 80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1% として、計算します。 総医療費が200万円になれば、自己負担は10万円ほどになります。 (総医療費200万円というのは、特別に高い金額ではありません) つまり、40年ほどで、3倍になったということです。 しかも、健康保険は大赤字で、毎年のように国家予算で問題になっている 項目です。 質問者様は、まだ、31歳です。 20年後、30年後…… 高額療養費制度がどうなっているのか、自信を持って言えますか? 健康保険組合によっては、さらに上乗せの付加給付をして、 組合員(社員)の自己負担を軽減しているところもありますが、 健康保険組合自体が赤字のところが多いことを考えると、 いつまで、それが続くのか……誰にもわかりません。 したがって、過度な期待をするのか、禁物です。 医療保険を考えるということは、今を考えるのではなく、 50年後を考えることなのです。 がん保険は、がん治療とは何か、ということを考える必要があります。 がんと言えば、入院して手術をする……という時代は終わりました。 今は、入院、通院、手術、放射線、化学療法(抗がん剤、ホルモン剤など) を組み合わせるだけでなく、ターミナルケア(終末ケア)までも 含んだ問題となっています。 現在、がん治療を受けている患者の数は、入院より通院の患者の方が多く、 合計で150万人とも、170万人とも言われています。 数字があいまいなのは、日本にはがん患者登録制度がないので、 患者の数が正確に把握できていないためです。 また、二人に一人が生涯に一度はがんになるといわれています。 さらには、NHKなどのアンケート調査によると、がん患者の3割は 失業を経験しているという結果が出ています。 つまり、がんの長期治療をしている間に、会社をクビになる ということです。 質問者様の会社は、病気治療で死ぬかもしれない社員に対して、 何か月、何年の休職を認めてくれますか? 抗がん剤投与の通院の費用は、一般の方の常識が通用しません。 抗がん剤は、1本10万円、20万円という金額のものが ごろごろあります。 副作用問題で訴訟を起こされた肺がん治療薬のイレッサは、 錠剤で、家で飲む薬です。一か月の薬価は約20万です。 つまり、3割負担でも、3万円、6万円という金額がかかるのです。 という問題も考えなければなりません。 保険を考えるということは、 保障を考えるということであり、 保障を考えるには、ある程度の知識が必要です。 また、ご自身の環境(収入、貯蓄、家族など)も重要な要素です。 なので、そのようなことをすべて含めて、 相談に応じてくれる人を探すことが重要なのです。 ですが、現実問題として、これが、もっとも難しい問題でもあります。 ご参考になれば、幸いです。

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