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逆ホーンスピーカーについての疑問
- 逆ホーンとは、フルレンジスピーカーに使用される特殊なホーン形状であり、興味があります。
- 逆ホーンを使用したスピーカーの構造や作例について、情報を集めていますが、詳細がわかりません。
- 現在、取り組んでいる製作品に逆ホーンを導入しようと考えていますが、使用するユニットや改造方法についてアドバイスを求めています。
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質問者が選んだベストアンサー
実験したことはないので、机上の空論です。 「ホーン」の定義にもよりますが、B&W Notilusの動作原理は、ホーンではなくtransmission line(TLS)だと思います。「ホーン」と単なる「末広がり管」は違います。ホーン動作というためには、どこかでコンプレッションがかかっていなければなりませんが、Notilusには「空気室」や「絞り」に相当する構造はないと思います。 TLSの基本的な動作は、tapered quater wave-length tube/pipe(4分の1波長共鳴管。TQWTあるいはTQWP)だといわれています。理論的なことは、以下のサイトを参照して下さい(私も全部は見ていませんが...)。TLSの製品を継続的に出しているメーカーとしては、PMCやMeadowlarkが有名でしょうか。 http://www.quarter-wave.com/ http://www.diysubwoofers.org/tls/ 日本語で分かりやすく書かれているのは、七休さんのサイトでしょう。 http://www.ops.dti.ne.jp/~ds79/audio/speakers/bjtls.html 改造案に関してですが、もともとあった空気室を撤去するのであれば、いちおうTLSにはなり得ると思います。ただ、吸音材を管の途中に入れることが難しいと思うので(先端=元の絞り部分に詰めるだけでは足りないでしょう)、調整は難しいでしょう。 FX120は、やや電磁制動が弱い気もしますが、余りがあるなら実験には使えると思います。 反対に、新たに購入するのであれば、TLS向きのウーファー(フルレンジではなく)にして、エンクロージャーもきちんと設計(とはいえノウハウ的な部分も大きいようですが)したほうが良いと思います。
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- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
>> これは、ヤマハのASTのような狙いを、電気的にではなくキャビネット側の物理的手法で実現させよう、ということになるのでしょうか // 私もあまりよく理解している訳ではありませんが、「狙い」というのをかなり抽象化して言えば、そういうことになると思います。要するに「共振をねじ伏せれば能力以上に低域を延ばせる」ということだと思いますから、電磁的制動を強化するか、機械的制動を強化するか、という違いになるでしょう。 ただ、逆にいえば、「ねじ伏せるに足る共振」がなければ、この話は成り立たないということになるでしょう。すなわち、制動力の小さなドライバー(従って密閉・バスレフではかなり大型になる)を小さなエンクロージャーに入れるとQが高くなりますが、いわゆる「空気の空振り」は減ります。その状態で共振の山を潰すということでしょう。 したがって、もともとQの小さなドライバーは、あまりTLS向きではないと思います。FOSTEXのドライバーは、バックロードホーンがもてはやされた影響だとは思いますが、Qtsが低いものばかりです。スーパー系は異常と言っても良いくらい低いので、あまり上手く行きそうには思えません。 もっとも、超小型のエンクロージャーに収めて、カットオフ周波数以下で超強力なバスブースト(最大で10~20dBくらい?)をかけるなら、なかなか面白い音にはなりそうな気もします。実験などはしていないので、半分以上妄想の世界ですが...
お礼
いやはや、Yorkminster様、大変お手数お掛け致しました! 当方、ついつい、ふら~っと追伸を加えてしまったのですが、別途 再度のご回答、本当に恐れ入ります(すみませんでした)。 また仕事の都合とはいえ、お礼自体も遅くなり、誠に失礼致しました。 重ね重ねのご配慮、あらためて、感謝感謝であります! TLS、これはYorkminster様、高次元の物は相当に難しそうであります ね~(腕組み)。特にノーチラスチューブのようなテーパーロードは、 なおのこと高嶺の花でありますね~(もう一回腕組み)。 キャビネット構造だけではなく、吸音材の処理も尋常ならざる難易度 と、当方少々びびって参りました。 とはいえ、当方の工作は、あくまで下手の横好きレベルであります。 コンテスト出品目的、販売目的、時間的制約、一切無縁の世界です (コストの制約はございますが・・・)。 誠に失礼ながら、Yorkminster様や皆様のご助言を美味しいトコ取り でフル活用させて頂き、そしてあれこれ試してみたく考えます。 またインピーダンス平坦化、こちら再度のご助言、本当にありがとう ございました(礼)。 これに関連しての、共振のお話も実にありがたく、当方これでまた 一つ賢くなった次第であります(わかりやすいご説明、感謝です)。 しかし、Yorkminster様、やはりユニットの選択は、なかなか難しい ですね~。 基本的に、我々が自作用として入手できるユニットにおいては、厳密 にTLS向きという性格の物は、まずもって入手が難しそうであります。 とりあえずは当方、先述の各種ユニットで試しつつ、また困った時の いつものパターン(とりあえず定番中の定番、FE103系に回帰)等々 で、試行致したく思います。 そしてまた今回ご助言頂いた、低域補正前提のシステム。これも自作 SPにおいては(というか自作ならではであります)、またまた面白い 世界であります。 長岡先生の作品におきましても、BS-50やF-77、機会があればぜひ 挑戦してみたい手法であります。 ちなみにYorkminster様、ヤマハのASTにつきましては、以前に当方、 とんでもないお馬鹿にてお遊びしたことがございます。 フツーのFE系使用のシステムを、同社のAST-A10でドライブ。その時の コーンの過大振幅たるや、凄まじいレベルでありました(3分ぐらいで 恐ろしくなってやめました)。 お馬鹿な行為も程度問題、このとき学んだ教訓であります。 さてさてYorkminster様、今回は本当にお世話になりました。改めて、 深く御礼申し上げます! 「トイナモンア」と命名したこの実験機、万が一成功の暁には、 Yorkminster様より一文字を頂戴して「トイナモンアY」と致したく、 何卒ご了承願います。 確率的にはロト6一等以下の成功率と思われますが、これはこれで また楽し。皆様のご助言を生かしつつ、試行錯誤頑張ってみます。 Yorkminster様、数々のご配慮、誠に感謝感謝であります。 我儘ながら、以後またアドバイス頂ければ、大変ありがたく存じます。 Yorkminster様、重ねて御礼、ありがとうございました!!
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4194/8718)
はじめまして♪ ノーチラスの試作機は4ウエイだか5ウエイのユニットそれぞれ専用アンプ方式でしたっけ? 本来、ホーンは振動板と空間空気のマチングを計ると言う考えから、逆に最後に絞り込んだ部分で排圧を逃がせば音響マッチングが出来なくて音に鳴らないと言う考え方から、スピーカユニットが持っている共振をキャンセルしよう(特に低域共振峰を)と言う発想です。 試作機は、低域ユニットに関して受け持ち帯域内で最大40dBの低域増強イコライザが有ったとか、、、 自作ファンでは、ラジオ技術紙に小型自作実験で「エスカルゴ」と言う記事が出てます。その後の実験は失敗らしく「ミスカルゴ」と、、 また、同じくラジオ技術紙には、タンデム方式を、後押しウーファーと言う表現で詳細記事が出ていた事も有りますよ。 (たしか、FE-83を4~8本 後ろにFW-163だったかなぁ?) バックロードの箱を逆使いは、コイズミのデモにも有ったそうですが、きちんと絞り込んだ部分に抜け穴を設けて、B&Wのノーチラス理論を理解したデモだったらしいです。(デモ時のプリメインアンプでバスブースト目一杯だけでは、広いデモ会場にて低音不足だったようです、) 私も子供の頃にスピーカー工作に興味を持って、長岡先生の書籍は今でも大切に読み返しています。 長岡先生のオーディオ論として、「聴いてみなければ解らない」、「見る前に飛べ」 と言うお言葉が今でも大切にしています。 可能な範囲で、好きな方向性の物はとにかく実験しましょう♪
お礼
iBook-2001様、いつもお世話になっております。 お礼遅くなりまして、誠に失礼致しました。 ご助言、常々、有益に活用させて頂いております! ただ、貴重なご助言を完璧に生かしきれるかどうかは本人の資質 次第ですので、その点から申しますと、当方のようなちゃらんぽらん 型は、正直微妙なラインと思われる次第であります(汗)。 今回、実地を含む、個々技術的な根っこの部分につきましては、皆々 様のおかげをもちまして、随分と心強くなりました。 ただやはり、最終的には、iBook-2001様ご引用の長岡先生のお言葉 通り、何事も実践の一言に尽きると思いました。 とにかく実験! iBook-2001様のお言葉で、当方また背筋に一本ピシッと入った次第で あります(ありがとうございました)。 また、チラリとお話し下さったタンデム方式でありますが、こちら、将来 的には、またまた当方から愚問打ち上げの可能性大でして(ホントに 懲りないヤツでありましてスミマセン)、その際にはまたお手数ですが、 諸々ご助言頂ければ誠に幸いであります (当面、当面、先でありますですハイ)。 それとiBook-2001様、変なポイントで反応して申し訳ないのですが、 「エスカルゴ」ならぬ「ミスカルゴ」、これはなかなか楽しいお話で あります(ご本人様たちの苦労が、よく伝わって参ります)。 当方の場合は、自分の工作品にネーミングという習慣は持ち合わせて いないのですが、今回に限っては皆々様への御礼の意も込めて命名。 長岡式D-111改あらため、「トイナモンア」と名付けることと致します。 ということで、真剣なのか冗談なのか、最近少々意味不明の当方であり ますが(前からパラノイアでありますが)、あらためてiBook-2001様 仰せの通り、とにかくチャレンジあるのみであります! ここでふと思ったのですが、今回関連話題として引用の多いノーチラス、 そういえば、ベルヌ作、海底二万里のノーチラス号ネモ船長は、座右の 銘が「動中動あり!」でございました。 とにもかくにも、まずは動いてナンボ。まさにそれに尽きますです。 実はiBook-2001様、以前にご教授頂いた、FE83系+重量支持体の カップリング。近々実現可能であります(よい重量物がやっと手に 入りました)。 全日本FE83振興協会所属(会員は二人だけです)の当方としては、 この音を聴くのが、いまから楽しみで楽しみで仕方ありません。 おかげさまで、多々いろいろ、また新しい楽しみを頂戴致しておる 次第であります。 iBook-2001様、この場をお借りし、再度御礼申し上げたく存じます! また当方の愚問、以後もご助言頂戴できれば、誠に幸いであります。 ありがとうございました!
- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2352/4412)
A No.3 Yorkminster さん、素晴らしいページの御紹介有難うございます。 ・・・tyo0911 さんに先駆けて私からも御礼申し上げます。 七休うどんスープ研究所・・・いやあ涙が出るほど笑わせていただきました(笑)・・・こういう人、大好きです(^_^)/ URL の右端をカットして Parent Directory から探る手法を知っている人ならば問題なく探れるのですが、 http://www.ops.dti.ne.jp/~ds79/audio/ からリンクを辿ると面白いですねえ・・・最初のページから涙、出しまくりでした(笑)。
お礼
HALTWO様、またまたお邪魔致します。 HALTWO様、こちら、楽しく超ナイスなフォロー、誠にありがとう ございました。 この互助精神、これはもうHALTWO様、ACジャパンの広告に出演決定 であります(本当にすみませんです)。 しかし、先刻のお礼においては、当方の究極の脱線ぶり、本当に失礼 致しました。 当方の手元のデータを混同した上、何の迷いもなくあれこれ脱線を 展開(ナイアガラ汗)。これこそまさに、当方の脳内がノーチラス チューブのぐるぐる状態でありました。 ただおかげさまで、オリジナルノーチラスと他高級システムとの データ比較の機会を頂戴、これは誠にありがたい勉強となりました。 しかしながらHALTWO様より再度頂戴したご回答、これは無償の愛に 近い、本当に心温まるご配慮であります。 大変大変失礼ながら、こちら様々なご質問を拝見しておりますと、 多々大勢の皆様から親身なご助言を頂戴しながら、全くお礼の一つも ナシ、という哀しい現実もしばし見受けられます(当方のお礼などは 逆に限度を超えた無礼でありますが・・・)。 こういったさびしい事例に比して、HALTWO様のご配慮はまさに人間の 情の尊さそのものと感じます。 この場をお借りし、改めて深く御礼申し上げる次第であります。 さてHALTWO様、ここからはまたもや脱線であります(反省の色ナシ)。 こちら、Yorkminster様のお話にありました七休様、本当に凄い方で ありますね(それと楽しい方であります)。 当方、一部オーディオ誌において、その作品をいくつか拝見致しており ましたが、いずれもその完成度たるやお見事の一言であります。 独創性と質の高さを両立することは、既製品自作を問わず誠に難しい ことと考えますが、七休様の作品はいずれもそれを兼ね備える印象。 もう、ただただ、ブラボーであります。 ちなみにこの七休様、誌上にて弟君とのツーショットお写真を拝見致し ておりますが、全く腹の立つことに、お二方ともイケメンであります。 天は不公平といいますか、どうして一握りの方に二物をお与えになるの でしょうか。本当、プンプンであります。 ということで冗談はさておき(七休様、失礼しました)、D-111改、改め てHALTWO様にはご助言御礼申し上げます。 しかし、当方の工作でだいたい「改」と名の付くものは、正直改良では なく改悪がお決まりのパターンであります。 旧陸軍の川崎製五式戦闘機、また旧海軍の川西(現新明和)製紫電改 等にならい、できれば大幅改造によって格段の飛躍と相成りたいトコロ でありますが、しかしこれはどう考えても夢のまた夢。 とりあえずは西川きよし氏方式、小さなことからコツコツとの精神で 頑張ってみたく思います。 ちなみにHALTWO様、先に頂戴したご回答では、またまた新たなヒントを 当方頂きました。HALTWO様、パイプ党の愛煙家とのお話、これは当方 「ピピッ」と来るものがありました。 HALTWO様もすでにご存じのことと思いますが、長岡先生の作品系列に おきましては、スタンドダクト方式のバスレフという物がございます。 一見すると小型ブックシェルフ+単脚スタンドの外観でありますが、 実はそのスタンド部分が長大なバスレフダクトとして機能、という 設計であります。 このタイプ、ノーチラスのような有機的曲面形状へのデザイン化を図り ますと、よくよく考えればパイプに近い外観も、これはアリではないかと 愚考致しました。 パイプの外観、そして構造、スタンドダクト式バスレフに応用が利くの では?と思われます。 と、いう訳で、「逆ホーン」の質問でありながら「逆ホーン」に関する 記述が全くないお礼、本当に失礼致しました。 HALTWO様、もう当方、最近一部わけのわからない状態でありますが、 このパラノイアぶりによろしければまたお付き合い頂きたく、何卒 よろしくお願い申し上げる次第であります。 あらためてHALTWO様、ナイスなナイスなフォロー、 誠にありがとうございました!! 追伸 七休様の、スピーカーにくっつく缶。 あの絵はもうシュールレアリズムであります。 最高です。
- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2352/4412)
tyo0911 さん、毎度(笑)(^_^)/ 逆ホーンとは音を「拡大」するものではなく、後方に放射される音波をキャビネット内部で「反射させて発音ユニットに返すことなく」「減衰」させるものだと思っていたのですが、違うのでしょうか? 特に Bowers & Wilkins Nautilus はその驚異的な低歪率の秘密に「有害背圧振動の処理」も大きく貢献しているのではないかと思っていました。 「ここで紹介して良いのかどうか?」なのですが、以前、他のスレでスピーカー・システムの歪みに触れた発言をし「参考 URL を忘れてしまったので現在必死に探しています(笑)」と書いた参考 URL をここに記します。 http://www38.tok2.com/home/shigaarch/electrostaticSP.html 紹介されている「英国B社フラッグシップモデル」とは言わずと知れた B&W 800 ですよね。 かつての平面駆動型ダイナミック・スピーカーや現代まで続くコンデンサー型スピーカーが低歪率であるのも (低音に難があるなど、別の障害も多々あるのですが) 背面にかかる高周波音圧が駆動機構によって遮蔽されていて、初めから駆動機構の形状まで考慮した音響特性に仕上げられているからではないかと思っていました。 ちなみに私は昔から (STAX のヘッドフォンも含めて) コンデンサー・スピーカーの音色には感涙して止まないものがあるのですが、年に一度の大掃除で机周りのヤニ取りに閉口するほどの愛煙家 (パイプ党) であることからコンデンサー型には手が出せません(笑)・・・ヤニで穴を開けたらヘッドフォンと言えども痛い出費ですし「家で音楽に浸る時までも禁煙」なんてのはもっと痛いですからね(汗)。 BL 型は (開口部や折り返し経路での高調波共鳴に神経を使うものの) 基本的に音色が判らない重低音領域の共鳴ですので立ち上がり波形がオーバー或いはアンダー・シュートになろうと気にせず(笑) 挑戦できるのですが、音色が判る中低域以上や全域用のホーンともなると、私は怖くて手が出せません(笑)。 コンプレッション・ドライバーのダイアフラムからスロート部を見ると「ホーン部にはあれほど気を遣うのに発音部はこんなんで良いのか(笑)?」と思わず首を捻ってしまうほど恐ろしい(笑) 形状をしていますよね。 コンプレッションの名の通り音波を圧縮してスロート部から放射するのですからスロート部の形状まで全て考慮された上でのものなのでしょうが、ショート・ホーン型とも異なるコンプレッション型ホーン・スピーカー特有の音色はやはりあのスロート部までのコンプレッション・ドライバー機構に負うものなのだろうと思います。 ・・・で、長岡式 D-111 アンモナイトの逆ホーン版ですが、私は「ホーンによる拡大とは逆に拡小 (?) 現象が起こるか、折り返し共鳴エネルギーが開口部からの放射よりも大きく (閉塞式では更に) 発音ユニットへの背圧としてフィードバックされることにより、発音ユニット自体の音色が大分変わってくるのではないか?」と推測します。 ・・・それが歪み感低減に繋がるかどうかは判りませんが、できあがったら是非、別の質問か回答にかこつけて(笑) 音の具合を教えてくださいね。 SALUTE システムの SAL ホーン部では円筒キャビネットの上下に開閉式の開口部とユニット取り付け部を配しておけば、上下逆に用いることによって (折り返し音道経路のない) ホーンと逆ホーンの実験ができますよ(^_^)/ SAL ホーンは未だに「内径、外径、中央径のどれがホーン長になっているのか」或いは「断面積変化率を変えてもあまり差がなかったように感じた聴感から推測するに、ホーンではなく内径長から外径長までの広範囲に及ぶ音響迷路型響鳴管と考えるべきなのか」音響理論の構築がままならないブツ(笑) なのですが・・・(汗)。
お礼
HALTWO様、いつもお世話になっております。 本当に、いつもお世話になっております(深く礼)。 当方内心、HALTWO様やnokata様よりのご回答、実はいつも揉み手 でお持ちしておる次第でありまして、恥ずかしながらも誠に嬉しく、 また度々のご配慮重ねて深く御礼申し上げる次第であります。 さて、逆ホーン、HALTWO様のご見解もまさにナルホドでありました。 ご紹介頂いたデータ、これは実に面白く拝見致した次第であります。 ノーチラスのデータなどは、まさに逆ホーンの効力を数値で確認でき ますね~(感心致しました)。またタンノイの箱鳴りとアヴァンギャルド の豪放磊落ぶり、これもナルホド納得の数値反映でありました (音のイメージのまんまで思わず笑ってしまいました)。 モニター系のシステムなどを聴くと、やはり歪みにおける配慮が如実 に感じられる次第でありますが、しかしながらコンデンサー型、さすが でありますね~。 HALTWO様、実は当方、長岡先生のほかに傅信幸先生のファンでも あるのですが(ポップス系の楽しみを教えて頂いた先生であります)、 そういえば傅先生は、コンデンサー型のアポジーからノーチラスへ スイッチされた方であります。 パッと見のイメージでは大きな変化と感じるところでありますが、 しかし音の根底部分においては、やはり音の透明度といいますか、 そのあたりで何かしら両機に共通するものを、改めて認識致した 次第であります。 実はHALTWO様、本件とは異なるお話ですが、周波数特性等のデータ において非常に面白い一件がございました。以下、一度拝見下されば 誠に幸いであります。 http://robertohouse.com/archives/cat_79631.html?p=3 またコンプレッション・ドライバー、こちらに関するHALTWO様のお話 も、当方これまた興味深く拝見させて頂きました。実は、名機と呼ば れるスピーカーのドライバー関連部品におきまして、当方も実際に 「え、こんなのでいいんですか??」というビックリ経験があるので ございますが、明らかな明言は多々問題があると思われますので、 この場においては控えさせて頂きます・・・(笑えるんですが・・)。 ちなみに、レストア的工作を含めた自作系におきまして、こちら関連 の楽しいお話もございました。当方、以前に、こちらを参考とし、同 じ年代物スピーカーをいじくり回したことがございます。HALTWO様、 こちらも是非お目通し下されば、誠にありがたく存じます。 http://blog.nowstime.net/tags/SP-G200/ そして、長岡式D-111改、う~む、ふむふむ。いや、誠にありがたく あります! 実際の挑戦においては、HALTWO様ご指摘の各点、こちらを留意しなが ら歩みを進めようと思います。 正直申し上げまして、当方最初は「歪み」に関する効能を全くどこか に置き忘れた思考でした。 こちら、心にとどめおくか否かで、意外なほど実務のレベルで対応に 差が出る様な気が致します(ありがとうございました)! このような感じのスパイラルBHは、HALTWO様ご指摘の通り、音道の折 り曲げに180度のターンが幸運にも存在しません。 そのぶん、今回の実験素材としては、まずまず適当と愚考した次第で すが、理想を言えば音道の滑らかなハセヒロさんBHキット、そしてまた さらに理想を高くすれば、HALTWO様お話の3Dスパイラル的ホーン、 こちらの形でも是非一度試行致したいものであります。 HALTWO様、多々濃密なご情報頂戴した上、七休様サイトのフォロー まで、本当にありがとうございました(笑&礼)。 こちら、Yorkminster様のお話にあります七休様、自作SP界では超有名 人様であります(当方ご面識は全くございませんが、お噂はかねがね)。 ありがたくも再度頂戴したHALTWO様ご回答、こちらのお礼の場にて、 また七休様関連の脱線話を申し上げさせて頂きたく存じます。 HALTWO様、日頃のご配慮、改めて感謝感謝であります。 ご回答、誠にありがとうございました!
補足
HALTWO様、補足の場をお借りして、お詫びと訂正であります。 当方、当方の左門メモに収納してあります、オリジナルノーチラスの データを見ながらお礼を書いてしまいました。 HALTWO様にご教授頂いたサイトのB&Wシステムは800Dでありまして、 オリジナルノーチラスとはまた別物であります。 寝不足頭であらぬ間違いと混同、誠に失礼致しました(汗)。 さて、もう、用意の時間であります。 それでは、お仕事行って参ります。 HALTWO様、皆々様、誠に失礼致しました!
- nokata
- ベストアンサー率27% (134/493)
逆ホーン、おもしろそうですね。 実験したことありますよ。 実験しただけで知識は蓄積されてませんが。 バックロードホーンを逆にしただけですけど、 結果は???? ノーチラス等の逆ホーンの目的はひたすら 消音だと思います。 そう言う意味では低音も消されますので 低音は出ませんね。 うまく作らないと特定音が共振してしまい なんだこりゃの世界になるかも。
お礼
nokata様、早速のご回答、恐れ入り奉ります。 日本男児にあるまじき無節操ぶりの当方に対し、nokata様よりは 常日頃誠に温かいお心配りを頂戴(礼)。 重ねて、重ねて、御礼申し上げる次第であります! しかし、そうなんでございますですよ。「????」なのであります。 ご回答下さった皆様のお話を伺っておりますと、まずは消音や減衰の 目的、そしてそこから音の質の向上を、という狙いが逆ホーンの実態 なのかも知れませんですね(違っていたらごめんなさい)。 当方などの単細胞アタマでは、単純に低域制動の手段の一つと考えて いた面もあるのですが、やはり逆ホーン、まだまだ奥が深いようであり ます。 ちなみにnokata様、最近は、当方自身が、いわば「なんだこりゃ」状態 であります。 こちらでご教授頂いたお話が誠に楽しいあまり、ただいま複数の工作が 無節操に同時進行となっております(汗×3機種)。 詰めの甘さからくる低収穫を解っていながらこの事態、ここに逆ホーン が加わると一体どうなることやら、今から実に楽しみであります (楽しみなのかい!!)。 それとnokata様、誠に申し訳ないのですが、この場をお借りして他の 回答者皆々様にお詫びを申し上げさせて頂きたく、少々お時間を頂戴 致します(nokata様、すみません)。 皆様、当方、本日より、仕事の都合にて、毎朝4時起きの突貫作業へ しばし突入と相成ってしまいました。 多々有益なご回答を頂戴しながら、皆様への御礼が少々遅れるやも しれません。 HALTWO様、Yorkminster様、iBook-2001様、大変失礼ながらこの旨 何卒ご容赦お願い致したく、この場をお借りして深くお詫び申し上げる 次第であります。 落ち着き次第、また意味不明脱線連発のお礼を改めて申し上げたく (むしろこちらの方が迷惑でしょうか?)、何卒よろしくお願い致します。 nokata様、お座敷お借りし、誠に失礼致しました。 また今後とも、お情けのほど、ひとつよろしくお願い申し上げます。 重ねて御礼、ありがとうございました。!
お礼
Yorkminster様、ご回答、誠に恐れ入ります。 様々なご質問に対するYorkminster様の素晴らしいご回答、当方も 日頃からいろいろと参考にさせて頂いております。 ご質問者様の環境や現状を慮った、詳細かつ丁寧なご回答の数々、 まさにただただ敬服であります(当方の回答などとは真逆)! Yorkminster様、今回はありがとうございました。 トランスミッションライン、これには当方、思わず膝をポン!で ありました。 確かにノーチラス、言われてみれば、そうであります。 QWTは、使い方次第でイコール吸音パイプであります。 吸音パイプは、吸音処理次第でイコールTLSであります。 ノーチラスの渦巻き、テーパー状のTLSをぐるぐる巻いた物と考え れば、何の不思議もありません。 当方、TQWTの経験がありながら何たる不覚。一定の音道断面積に よるロードがTLSという、さして根拠のない思い込みが災いしており ました。 当方のアタマの固さを改めて恥じ入る次第、いやはやYorkminster様、 何とお礼を申し上げてよいやら、本当に感謝であります! 幸いにして当方、休眠中のスピーカーに中古で購入したセレッション 300がございます。 こちら、あまりの能率の低さに、当方の好みとは全く合致せず。 このところはずーっと日陰者の立場でありましたが、こちらに対し お詫びの意も込め、ひとつTLSのメリットを再度実地で教えて貰おう と思います。 http://www.gramophone.net/Issue/Page/November%201992/259/740296/ またYorkminster様、七休様サイトのご紹介、誠にありがとう ございました。 当方、雑誌等々では氏の作品を拝見致しておりましたが、こちらの 現在進行形サイトは存じませんでした。さっと目を通しただけでも 非常に参考となる充実度、以後またじっくり拝見させて頂こうと 思います。 加えてD-111改へのご助言、おかげさまで実に参考になりました。 吸音処理に関しては、稚拙ながら当方に腹案。実際にはあれこれ多々 問題もありますが、どちらかというと当方現場叩き上げタイプの人間 ですので、この苦労もまた一つ楽しみとし、試行錯誤致す所存です。 またユニットに関しましても、貴重なご意見誠に感謝であります。 テキトーにウェルバランス、ということでFX120とした次第ですが(汗)、 確かにYorkminster様ご指摘の通り、少々制動不足であります。 こちら、ご助言を生かして、キャビネット自体も改良。開口部閉塞の バッフルは少し大きめの開孔とし、そこにサブバッフルを併用する 形で各種ユニットへの対応幅を広げたいと思います。 さしあたってはFX120の他、FF125K等々とし、場合によっては毒を 喰らわば皿まで、フォステクスのスーパー系列も試してみようと 考える次第であります。 新設計の上質なTLS等は、当方の能力では到底絵に描いた餅であり ますが、この怖いもの見たさのスリルに近いD-111改、まずは頑張って みたく闘志を燃やしております。 Yorkminster様、またお時間がございましたら、当方の愚問に救いの手 を頂けれれば誠に光栄であります。 以後、機会がございましたら、また何卒よろしくお願い申し上げます。 Yorkminster様、重ねて御礼、誠にありがとうございました! 追伸 ちなみにYorkminster様、七休様サイトにご記述の、TLSによるインピー ダンス平坦化。 これは、ヤマハのASTのような狙いを、電気的にではなくキャビネット側 の物理的手法で実現させよう、ということになるのでしょうか。 当方のアタマでは、この程度の認識がせいぜいでありました。 Yorkminster様、以後また機会がありましたら、何かのおまけ的にご教授 頂ければ誠に幸いです。 お手数ですが、またの機会に、ひとつよろしくお願い申し上げます。