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ノンダイアトニックコードに機能名称はあるんですか?

キーがCの場合、↓のように機能がありますよね トニック  C Em Am サブドミナント Dm F ドミナント G Bmb5 そこで疑問に思ったのですが、例えばGの裏コードである♭D7や、サブドミナントマイナーであるFm、 セカンダリドミナントで用いられる C7 A7 B7 D7 E7 などはそれぞれどの機能に属するんですか?

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  • TAC-TAB
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回答No.1

>セカンダリドミナントで用いられる C7 A7 B7 D7 E7 などはそれぞれどの機能に属するんですか これらのドミナントコードは、「ドミナント」と言う言葉がついているので、すべて直後のコードが「トニックコード」となり、すべて部分転調と解釈します。 これらのセブンスコードは、単独のドミナントである場合と、ダブルドミナントになる場合があります。 これらは、すべてセブンスコードですから、三全音を含んでいるので、ドミナント機能(五度下、四度上のコードを呼び出す)があります。 もしそれらのコードが出てきたあとに、五度下(四度上)のコードが出てきたならば、その箇所にドミナントモーションが完成するので、「部分転調」したと解釈します。 例えばC7→Fという進行であれば、C7はFを呼び出す機能を発揮したということになり、それはFに対するドミナント機能を発揮したということであり、「その部分の調を支配した」ということになります。したがってその箇所は「Fに部分転調」したことになりますので、もはやそこはキーCではなくなりますので、「C7は、キーFのドミナントコード」といういことになり、「C7は、Fコードに対するドミナントである」といえます。キーCから関連付けて「何の機能?」とは言えなくなります。キーはFになったので、キーCとは無関係です。したがって、「キーCにおいて、C7はなにの機能ですか?」という質問がコード機能に関して言えばとんちんかんな質問であると言えます。 これは、「ドミナント」=「支配する」ということが解れば、簡単に理解できます。 7つあるダイアトニックコードで、もっとも重要なコードはトニックコードではなく、ドミナントコードであるということをしっかり頭に入れてください。 英和辞典でお確かめください。 http://ejje.weblio.jp/content/dominant dominant 1支配的な; 最も有力な,優勢な. 2(群を抜いて)高い,そびえる. A7の場合は、その直後に「D」コードが来ていれば、やはりキーDに部分転調したドミナントコードと見れば良いのですが、もし、「D」でなく「D7」であり、さらにその後ろに「G」があるのなら、そこはキーGに部分転調しているのであり、「ドッペルテットドミナント(独)」、「ダブルドミナント(英)」、「五度上の五度(日)」=「V7/V7」であり、二重に仕掛けられた、ドミナントコードであると言えます。 キーがCで、D7→G7→Cというコード進行の場合は、転調していないので、この場合の「D7」は、「五度上の五度」となり、機能としては「ドミナントコードを呼び出す機能」ということになります。 B7→Eなら、キーEに部分転調しているので、B7は「キーEにおけるドミナント」 B7→E7→Aなら、キーAに部分転調しているので、B7は結果論として「キーAにおけるダブルドミナント」であったと言えます。 B7→E→E7→Aなら、いったんEに転調して、さらにAに転調したと言います。 この場合は、B7は、キーEにおいてドミナント機能を発揮し、E7はキーAにおいてドミナント機能を発揮したのです。短期間に2回転調したと言うことです。

aurorei
質問者

お礼

いろいろな例えがありすごくわかりやすかったです 部分転調であり、ドミナントは嫁、しっくりきました^^ ありがとうございましたm(_ _)m

その他の回答 (1)

  • TAC-TAB
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回答No.2

質問が二つなので、別々に回答します。 まず、簡単な「Fm」の機能ですが、これはサブドミナント機能です。 Fの代理をしているに過ぎません。ただし、直前にC7があれば、トニック機能です。 C7→Fmという進行においては、キーがFmに部分転調しているので、FmはキーFマイナーのトニックということになります。 「D♭7」は、「G」の裏コードではなく、「G7」の裏コードです。 「G7」は、「シ」と「ファ」の三全音を含み、「D♭7」も「ファ」と「ド♭」という三全音を含んでいるので、お互いが代理関係にあります。 「Gコード」は、三全音を含んでいないので、「D♭7」コードの代理にはなりません。 キーCにおいては、「G7」は、トニックコード「C」を呼び出す機能がある、すなわち「ドミナント機能」があります。 これは、「五度下降進行」でトニックコードを呼び出すのですが、「D♭7」は、「半音下降進行」でトニックコードに落ち着きます。したがって、キーCにおける「D♭7」は、「ドミナント機能がある」と言えます。 キーCにおいて、「ドミナント機能がある」というのは、「シとファの二つの音を含んでいる」ということです。「シ」の音が「ド」に収束し、「ファ」の音が、「ミ」に収束する、という二つの流れが二つのコードをしっかり結びつけ、終止感を演出します。 「シ」と「ファ」の両方を含むコードは、「G7」、「Bm♭5」、「D♭7」の三つが代表ですが、これらは、「C」を呼び出す機能があります。 「ドミナント」というのは、日本語で「支配する」という意味です。 文字通り、キーを支配しているコードということになります。 トニックコードは「主和音」なので、ご主人様としてキーを支配しているのかと思えば大間違い。 実際は、「ドミナントコード」に支配されています。 C7が鳴ればFが出てくる。F7が鳴ればB♭が、A7が鳴ればDが、G7が鳴ればCが出てくるという具合に、セブンスコードは、五度下(四度上)のコードを呼び出す強烈なパワーがあるのです。まさに主人を支配する強力な嫁さんということが出来ます。 トニックコードは「主和音」と呼ばれて、世帯主みたいな顔をしていますが、実は、強力な嫁さんに呼び出されて、へこへこ出てくる情けないコードにすぎません。 「セブンスコードはキーを支配する強力な嫁さん」ということをよく頭に入れれば、次の質問の答えが解ります。

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