地上デジタル放送について

質問

地上デジタル放送を、車で見ようとすると、ワンセグ、フルセグとありますが、2チューナー×2アンテナと４チューナーＸ４アンテナの違いは何ですか？

回答No.2

sintech

まず、地上デジタル放送では、放送帯を、13セグメントに分けて、放送しており、
それを全部含めて、フルセグといいます。
家のTVでは、これを全部、または、一部受信しています。
地デジの、13セグメントのうち、一番中央の1つが、ワンセグ放送になっており、
データー量が小さく、小型画面の機器向けに放送されています。
携帯などの画面向きで、拡大すると、かなり粗くなります。
フルセグでは、情報量が多い為、電波が弱くなると、
すぐ映らなくなりますが、
ワンセグでは、情報量が少ない為、少々電波状態が悪くなっても、
映りやすいです。(アナログ放送並みの受信エリア)

車では、お書きの通り、ワンセグと、フルセグチューナーの物が売っており、
性能によって値段がピンキリです。
アンテナとチューナーの数が多いほど高性能になります。
また、フルセグの方が、画質が綺麗です。
車では、移動するたびに、送信局方向の方角が変わりますから、
常にその方向に、アンテナを向けないと、綺麗にTVが映りません。
車では、それぞれのアンテナチューナーで受信して、一番入力の高い方向に、
常に自動で切り替えて、画面が綺麗状態を保とうとします。

フルセグチューナーでは、２ｘ２か、４ｘ４などになりますが、
送信局から近い場合は、受信レベルの高い方へ切り替え、
電波が弱くなって、フルセグ受信できなくなると、
自動的に、ワンセグに切り替わります。賢いところです。
急に、画質が悪くなりますので、わかりやすいです。

ワンセグチューナーでは、
安物では、１チューナーですし、２ｘ２までかな？
画質は、それなりなので、送信局より遠い地域で車を使う方に、
お勧めですね。

お礼

ありがとうございました。勉強になりました。

回答No.1

PeachMan

据え置きタイプの一般家庭用アンテナは最適な向きで固定されていますが、クルマの場合だと東西南北向きが変わり続けます。
地デジの放送電波（UHF）には指向性があるので、向きが変わったとたんに映らなくなるんです。

2チューナー×2アンテナと4チューナー4アンテナ方式では、映像が途切れることのないように電波レベルがいちばん強いチューナー＆アンテナの組み合わせを自動的に切り替えます。
もちろん多いほうが高級品です。