• ベストアンサー

厚生年金基金に関し!

前職退職した際、厚生年金基金にも加入していたことに気付きました。 質問なのですが 1.厚生年金基金は毎月厚生年金同様従業員も払うものなのですか?   もし払う(負担)場合、割合はどのくらいですか?例)厚生年金は従業員50%会社50% 2.厚生年金基金加入している会社はどういう会社ですか?   一部上場企業など大手企業が多いのですか? 3.厚生年金基金に企業が加入する利点は何ですか?   会社側及び従業員側それぞれの利点教えて頂きたく。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • srafp
  • ベストアンサー率56% (2185/3855)
回答No.1

A1 基本は  『被保険者が負担する厚生年金保険料+被保険者が負担する基金掛金=基金に加入していない被保険者が負担する厚生年金保険料』 となっており、基金に加入する事で、厚生年金への保険料支払の一部が基金への掛け金に移行しているだけです。 しかし、 1 負担の比率は基金によって異なります。 2 基金によっては別途加算掛け金を給料から徴収することがあります。 A2 厚生年金保険法やそれに関する規則等により、厚生年金基金は加入する事業所の被保険者数合計が1000人以上を要求されております。 基金自体は別法人なので、グループ企業だけを加入している基金もありますし、業界・業種で基金を設立している事もあります。 A3 基金が定められた目的は、厚生年金に代わって保険料運用を行い、厚生年金だけのときよりも厚い給付を行う事でした。 この目的が実行されている時代においては、会社は多少高い保険料を支払う事で福利厚生が充実している企業のイメージを外部に与える事が出来、従業員側は厚生年金のみ加入者と同じ保険料率で厚い給付を受ける事が可能でした。 又、JAL破綻で話題になった狭い意味での企業年金は、企業が倒産したら支払が出来なくなる上に、経営を圧迫する要因となっていたので、厚生年金基金に移行したほうが、双方が安心できました。 しかし、最近は市場金利が低迷している為に、法律で定められた運用率を基金は実現できなくなったという問題が発生しております。この運用の不足分は企業が穴埋めしなければならないので、狭い意味での企業年金の二の舞になり兼ねません。その為、体力のあるうちに基金を解散し、不足分を補填した上で運用金を国(現在であれば日本年金機構)へ返還するという道を選び始めております。 又、401k[確定拠出型年金]と言う制度への移行をしている企業も存在しますが、401kは保険料は定額(イメージとしては「1口幾ら」「何口掛ける」)ですが、運用指示を被保険者が行う為に、A氏は100万円の年金だけど、同じ総額保険料を支払った同期のB氏は1億円の年金と言う事もありえます。

関連するQ&A